最新研究でわかった!世界が注目する日本の食の新たな栄養成分 血管&脳を元気に!
2024年12月6日(金)放送の林修の今知りたいでしょ『最新研究でわかった!世界が注目する日本の食の新たな栄養成分』では、日本の伝統的な食材「そば」に含まれる驚くべき栄養成分が紹介され、注目を集めました。番組では、飯田短期大学の友竹浩之先生をお迎えし、そばが持つ健康効果や、美味しく栄養を摂取するための工夫が伝えられました。
このサイトは広告を利用しています。
そばに含まれる「2-HOBA(にほば)」の力
そばには、最近海外の研究で注目されている栄養成分「2-HOBA(にほば)」が含まれています。この成分は、炎症を抑え、高血圧の進行を防ぐ可能性があるとされており、血管や脳の健康に良い影響を与えると期待されています。これにより、そばは単なる日本の伝統食に留まらず、世界中で注目される健康食品としての可能性を秘めていることがわかりました。
栄養を逃さずに食べる方法
友竹先生によると、そばの栄養を最大限に活用するためには「温かいそば」を選ぶのが効果的だといいます。温かいそばのつゆには栄養成分が溶け出しているため、栄養を効率よく摂取することができます。ただし、塩分の取り過ぎには注意が必要で、汁を飲む際は量を調整することが大切です。
また、市販の乾麺を使って栄養を逃さず美味しく食べる方法も紹介されました。その方法は以下の通りです:
- 乾麺を表示されているゆで時間の半分の時間、水に浸す。
- 少ししんなりしたら、残りの時間を表示通りにゆでる。
この方法で、栄養が溶け出しにくくなり、そばの成分を逃さずに調理できます。特に、高温での調理による栄養の損失を防ぐため、最初に水に浸してからゆでることが重要です。
栄養豊富なそば麺を選ぶポイント
そば麺を選ぶ際に、栄養成分が豊富かどうかを見極めるためのポイントは「原材料名」です。原材料名は多い順に記載されているため、「そば粉」が最初に記載されている麺を選ぶことが、栄養豊富なそばを食べるためのカギになります。つまり、「そば粉」が主成分となっているそばを選ぶことが、健康維持に繋がります。
簡単に作れるそばレシピ
番組では、実際に生産者が実践している簡単なそばレシピも紹介されました。例えば、「長芋のぶっかけそば」は、長芋を皮ごと千切りにして、そばの上に乗せ、長ネギやかつおぶし、のりを加え、めんつゆをかけるだけの簡単なレシピです。長芋は食物繊維が豊富で、そばと一緒に摂取することで、コレステロール値を下げる効果が期待できます。
さらに、「揚げそば」というレシピも紹介されました。生麺を素揚げし、軽く塩を振るだけの簡単な料理ですが、この方法は、水溶性の栄養成分である「2-HOBA」などを逃さず、さらに油がルチンの吸収をアップさせる効果があるとされています。揚げそばは、食感も楽しめる一品です。
まとめ
『最新研究でわかった!世界が注目する日本の食の新たな栄養成分』では、そばに含まれる栄養成分「2-HOBA」の健康効果や、栄養を逃さずに美味しく食べる方法が紹介され、そばの新たな魅力が再発見されました。健康的な食生活を送るために、そばを日常的に取り入れることが、血管や脳を元気に保つために大いに役立つと言えそうです。番組で紹介されたレシピを参考に、ぜひお家でも試してみてはいかがでしょうか。