市川團十郎が語る、家族と過ごす日常と亡き妻・麻央さんの面影『おしゃれクリップ』に出演
2024年12月15日(日)放送の日本テレビ系『おしゃれクリップ』に、歌舞伎俳優・市川團十郎が出演します。番組では、2年にわたる襲名披露興行を終えた現在の心境や、父としての姿を子どもたちと共に明かす場面が描かれます。市川團十郎、八代目・市川新之助(息子・勸玄)、そして舞踊や声優業で活躍する娘・市川ぼたんが登場し、家族の絆を感じさせるエピソードが展開されます。
10年越しの計画:市川團十郎襲名の裏側
市川團十郎が襲名したのは2020年、そしてそれまでの10年間、襲名準備を着実に進めてきたといいます。襲名の過程で、息子の勸玄(新之助)がその成長を見せてくれ、團十郎はその姿に感動し、先代の父・十二代目團十郎が自身に託していた思いを改めて感じたと語ります。今、團十郎として生きるスタートラインに立ったことを実感し、偉大な父への感謝の気持ちを新たにする瞬間が放送されます。
クリスマス特別企画:家族VS MC陣のゲーム対決
番組では、クリスマス特別企画として、團十郎一家とMC陣とのゲーム対決が行われます。負けず嫌いな父・團十郎と子どもたちが繰り広げる白熱の勝負に注目です。さらに、子どもたちが『パパの通信簿』を作成し、普段の團十郎を評価。ファッションや食事などプライベートな一面を明かし、団十郎はタジタジに。家庭での顔が垣間見える、微笑ましいトークが楽しめる場面です。
尾上菊之助が明かす團十郎の素顔と“團菊”としての展望
さらに、幼馴染である歌舞伎役者・尾上菊之助がVTRで登場し、市川團十郎の素顔を語ります。菊之助は、共に同級生だったことから、悪ガキ時代の思い出を披露。現在は、來年八代目尾上菊五郎を襲名することが決まり、同じ歌舞伎界で活躍する二人の“令和の團菊”としての意気込みを語ります。これからの歌舞伎界を牽引する二人の姿に、ファンは大いに期待が膨らみます。
亡き妻・麻央さんの面影を息子に感じる瞬間
特に心に残るのは、團十郎が亡き妻・小林麻央さんについて触れる場面です。勸玄とともに襲名披露興行を駆け抜けた後、舞台上で堂々と振る舞う息子の姿に、麻央さんの面影を感じ取ったという団十郎。勸玄自身も、舞台で母親のDNAを感じながら演じていると話し、麻央さんへの思いを感じさせるシーンが展開されます。さらに、勸玄が麻央さんの墓前で抱いた願いに、MCの山崎育三郎も感動。親子の絆が時を超えて続いている様子は、多くの視聴者の胸を打つことでしょう。
勸玄の発想が光る!家族3人のクリップ写真
番組では、勸玄が考案したテーマ『面白い』をもとに撮影された家族写真も公開されます。勸玄の発想で、家族3人が丸を作るというユニークな構図で撮影されたその写真は、親子の楽しいひとときを切り取った特別な一枚となっています。
まとめ
今回の『おしゃれクリップ』は、市川團十郎の襲名をはじめ、家族との絆や亡き妻・麻央さんへの思いが色濃く表れた感動的な内容となっています。歌舞伎の世界の裏側と、家庭での団十郎の素顔を垣間見ることができる貴重な機会です。親子三人のほっこりとしたやり取りや、団十郎が語る麻央さんとの思い出に、きっと多くの視聴者が心を打たれることでしょう。