黒木メイサ、ハワイ移住とヨガで心の平穏を取り戻す―コロナ禍で学んだこととは
俳優やモデルとして多彩な活躍を見せる黒木メイサが、2024年12月28日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演し、家族と共に移住したハワイでの生活を振り返りました。2019年にハワイへ移住した黒木は、人生の新たなスタートを切ったものの、予想外の事態が待ち受けていました。彼女が直面したコロナ禍、そしてその中で見つけた心の安らぎとは一体何だったのでしょうか。
ハワイ移住のスタートと予想外のコロナ禍
黒木メイサがハワイに移住したのは2019年。家族と共に新たな生活を始めたばかりの頃、世界はまさかの新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われました。多くの人々が世界中を行き来できなくなり、黒木もその影響を受け、思うように生活を進めることができませんでした。
「ベースを海外にするってなった時、まさか世の中がああいう風に止まるなんて想定してなかったから」と振り返る黒木。日本とハワイを行き来することができず、身動きが取れなくなった彼女は、焦りやもどかしさを感じながら日々を過ごしていたと言います。その時、彼女が心のバランスを取り戻すために見つけたのが「ヨガ」でした。
ヨガで呼吸に意識を向ける
ハワイでの生活が輝きだしたのは、ヨガを始めてからだと黒木は話します。「ヨガをやってみようと思い立って、やり始めたんですよね」と言う黒木は、最初はただの運動としてヨガを取り入れたのかもしれません。しかし、ヨガを深く実践する中で彼女が学んだのは、呼吸に意識を向けることの重要性でした。
「呼吸に意識を向けることで、自分の気持ちや感情を変えることはできないし、変える必要もないけど、自分の呼吸はいつだって自分でコントロールできるっていうことが、すごく刺さった」と語る黒木。コントロールできない外的要因に振り回される中で、自分の内面と向き合う方法をヨガを通じて見つけたのです。ヨガは彼女にとって、単なる身体のケアだけでなく、心を整えるための大切なツールとなったのでしょう。
焦りから解放され、心の平穏を取り戻す
「勝手に一生懸命頑張って、一人でアップアップになって、気づいたらすごい息切れしてるみたいなことは、それ以降あんまりないかな」と、黒木は少し照れくさそうに語りました。ヨガを始める前は、仕事や家族との生活に忙殺され、時には過度に自分を追い込みすぎていたこともあったそうです。しかし、ヨガを通じて自分のペースを取り戻し、心の平穏を取り戻すことができたと感じている様子が伺えます。
黒木は「こう見えて真面目なところもあるので」と照れながら話すものの、ヨガによって心身のバランスが整い、焦りや息切れから解放された自分に満足している様子です。その結果、今では自分を無理に追い込むことなく、穏やかな気持ちで日々を過ごせていると語っていました。
ハワイは自分をニュートラルに戻してくれる場所
旅の終わりには、黒木がハワイについてこう語っていました。「ナチュラルな姿でいられる場所。なんか自然のなかで着飾ったりとかする必要もなく、自分をニュートラルに戻してくれる場所ですかね」。ハワイでの生活は、彼女にとって自然体でいられる場所であり、自分をリセットするための心地よい環境だったのです。
ハワイの自然に囲まれた環境で、黒木は心と体を癒し、そして大切なものを見つけたのでしょう。それは、外的な成功や成果を追い求めるのではなく、内面的な平穏と自分らしさを大切にする生き方。ハワイは、そんな自分を見つめ直す場所として、黒木にとって第二の故郷となったのです。
結び
黒木メイサがハワイ移住を通じて得たもの、それは心の安定と自然体でいられる場所の大切さでした。ヨガを始めたことで、忙しい日常から少し立ち止まり、自分の呼吸や心の声に耳を傾けることができるようになったと語る黒木。これからも彼女は、忙しい日々の中で自分らしい生き方を大切にし、心の平穏を保ちながら新たな挑戦を続けていくことでしょう。