カテゴリー
まとめ

ドキュメント72時間 神戸の小さなお好み焼き屋 長田区いろは

『ドキュメント72時間』再放送:神戸の小さなお好み焼き屋が映し出す人間模様と復興の歩み

2025年1月17日(金)午後10時55分から放送されるNHKのドキュメンタリー番組『ドキュメント72時間』では、神戸の長田区にある小さなお好み焼き屋「いろは」を舞台にしたエピソードが再放送されます。今回は“選”としての再放送で、地域の復興を歩んできたこの店と、そこに集う人々の温かいエピソードが描かれます。

「いろは」:長田区の歴史と人々の絆

「いろは」は、神戸市長田区の新長田一番街商店街にあるお好み焼き屋です。商店街のど真ん中に位置し、鉄人28号モニュメントが見守る広場の近くにあります。この地域は、阪神・淡路大震災で壊滅的な被害を受けましたが、「いろは」は地元の人々のためにいち早く再開し、長年愛され続けています。

お店の特徴は、リーズナブルで美味しい料理。豚玉お好み焼き(430円)や牛すじ焼きそば(450円)など、ボリューム満点でふわふわのお好み焼きが楽しめます。また、回転焼きややきそば、そばめしなどのメニューも人気です。地元の人々にとって、このお好み焼き屋はただの食事の場ではなく、心温まるコミュニケーションの場所となっています。

被災後の再建と地域の支え合い

番組では、店の復興を支えてきた地域の絆にも焦点を当てています。阪神・淡路大震災で店舗は倒壊しましたが、地元の期待に応えるため、いち早く営業を再開した「いろは」。その姿勢が、震災後の神戸の復興の象徴とも言えるでしょう。地元住民にとって、「いろは」の存在は、地域の活力や希望の象徴となり、震災後も商店街が復活する原動力となりました。

番組の見どころ

『ドキュメント72時間』では、毎回一つの現場にカメラを据え、そこで起きる人間模様を72時間にわたって追い続けます。今回の放送では、「いろは」の店員や常連客たちの心温まるやり取りや、震災を乗り越えた地域の今を見つめることができます。偶然出会った人々の会話や、その瞬間瞬間を切り取ったリアルな映像に、視聴者は自然と引き込まれることでしょう。

特に、神戸の復興を象徴するような温かなエピソードが描かれており、地元の人々のつながりや店への愛情が感じられる場面が多く登場します。震災を乗り越えた「いろは」の再建ストーリーと共に、現在進行形で続く地域の絆が強く印象に残るはずです。

まとめ

1月17日放送の『ドキュメント72時間』では、神戸の小さなお好み焼き屋「いろは」を舞台にした、温かい人間ドラマが描かれます。震災から立ち上がり、地元の人々に愛され続けるこの店の姿を通して、地域の復興や人々の絆を感じることができる貴重なドキュメンタリーです。再放送となる今回、ぜひその目で見届けてください。

お好み焼き店いろは 〒653-0037 兵庫県神戸市長田区大橋町6丁目1−1