ローカル路線バス乗り継ぎの旅 松阪〜松本城編:過酷なバス旅を乗り越えて、ついに松本城に到達!
三重県松阪市から長野県松本市の松本城を目指して、約430キロをローカル路線バスで移動する過酷な旅。猛暑や突然の豪雨、バスの乗り継ぎの難しさに直面し、幾度もリタイア寸前の危機に追い込まれる中、蛭子能収、太川陽介、加藤紀子の3人は果たして松本城にたどり着くことができるのか?旅の中で見つけた名所やグルメ、宿泊地を振り返りつつ、彼らの奮闘をお届けします。
スタート地点:松阪駅
三重県松阪市からスタートしたこの旅。まずは、県庁所在地・津市を目指して北へ向かう路線バスを探し、三重・鈴鹿市出身の加藤紀子が参加していることもあり、地元の路線に乗り継ぎつつ進んでいきます。最初の目的地は津市。その途中で、加藤紀子が故郷の鈴鹿市に向かうため、バスの乗り継ぎを検討。いざバスに乗ると、途中の三雲で降りることに。その後、焼肉店「ロンドン」でひと息つき、バスを待ちながら次の行程を相談しました。
焼肉ロンドンでの休憩と津市到着
「ロンドン」で食事をした後、無事に津市に向かうバスに乗り、途中で蛭子能収がBOAT RACE 津を見学し、1レースが始まったことに感動していました。その後、鈴鹿市へ向かうバスを案内所で確認したところ、次のバスまで45分の待機時間があり、その間に「萬力屋 アスト津店」で昼食を取ることに。担々麺を楽しんだ後、加藤紀子の故郷に向かって出発しました。
椋本と大椋の古木
椋本行きのバスに乗り、目的地に到着すると、次のバスまで1時間半の待機時間。そこで、霊樹大椋の樹齢1500年とも言われる巨木を見学することになりました。台風による傷跡が残る大椋の樹木に感動しながら、古い家屋を見学しつつ、旅を続けることに。
名古屋近郊の宿場町:亀山駅と桑名駅
次の目的地・名古屋に向かうため、亀山駅に到着。その後、名古屋行きの路線バスを目指し、近鉄平田町駅に移動しますが、次のバスはすでに出発した後でした。次に乗るバスは1時間後で、さらに四日市までの乗り継ぎも難しく、ようやく桑名駅までたどり着くことができました。しかし、名古屋行きのバスはないという情報を受け、長島温泉行きのバスに乗り、その後、桑名シティホテルに宿泊。男性陣は旅館を探し、無事に宿を確保しました。
宿泊地:桑名シティホテル
桑名シティホテルに宿泊し、旅の疲れを癒やしました。ホテル内には快適な部屋があり、温泉も完備されており、旅の途中の疲れを取るにはうってつけの場所でした。夕食は地元の特産品を使った料理が堪能でき、疲れを忘れさせてくれるような美味しさでした。
名古屋名物とバスの乗り継ぎ
2日目は早朝からバスに乗り、弥富駅に到着。その後、名古屋名物のモーニングを求めて喫茶店「喫茶ブラック」を訪れました。あんトーストなどを楽しみ、再びバスを乗り継いで名古屋駅に向かいましたが、途中でバス会社が運休となり、急遽別ルートを取ることに。名古屋を離れ、しなのバスセンターや多治見駅、瑞浪駅などを巡りながら、バスが運休していたり、歩かなければならない場面も多かったものの、旅を続けました。
多治見から瑞浪、恵那、そして南木曽へ
多治見駅からのバスも、運休の影響でスムーズに行けず、最終的にはホテルでイタリアンディナーを楽しんだり、瑞浪行きのバスに乗るも、思うように乗り継ぎが進まない事態が続きました。そんな中、蛭子能収は、途中で立ち寄った水車小屋などの景観に感動。続いて、古野川に向かうことになり、2キロほど歩くことに。最後は恵那駅へと向かい、次のバスの時間に合わせて慌ただしく食事をとりました。
宿泊地:恵那プラザホテル
恵那プラザホテルに宿泊。恵那の山間に位置するこのホテルは、静かな環境でゆっくり休むことができました。夕食には恵那名物の栗を使った料理や、地元の旬の食材をふんだんに使った料理が提供され、旅の疲れを忘れさせてくれるひとときとなりました。
長野県に突入:南木曽駅から奈良井宿
長野県の入り口である南木曽駅に到着すると、またもやバスのつながりが悪く、この日は宿を探すことに。宿の送迎バスで移動し、5.3kmの道のりを徒歩で進みました。フォレスパ木曽 あてら荘で宿泊し、温泉で疲れを癒やした後、グルメリアきらくでポークステーキやハンバーグ御膳を堪能。食後に再びバスに乗り、次の目的地を目指しました。
宿泊地:フォレスパ木曽 あてら荘
「フォレスパ木曽 あてら荘」に宿泊。この宿は木曽の自然を満喫できる施設で、温泉が自慢。旅の疲れをしっかり癒すことができました。食事も地元の食材を使ったヘルシーな料理が提供され、体に優しく、心温まるひとときを過ごしました。
最後の難関:松本城到着!
いよいよ、旅も最終段階。長野県の松本城へ向かうため、途中の名鉄バスに乗り継ぎ、雨の中を徒歩で村井駅へと向かいました。最後のバスを乗り継ぎ、松本駅から松本城に到達することができました。約430キロを超える過酷な道のりを乗り越え、ついに目的地である松本城に到達!加藤紀子は、「皆さんのおかげです。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、金メダルを授与され、無事に旅を締めくくりました。
まとめ
このローカル路線バスの旅では、何度もバスの乗り継ぎの難しさや、暑さや豪雨などの自然の障害に直面し、旅の途中で何度も挫折しそうになる場面がありました。しかし、最終的にはチームワークと粘り強さで松本城という目的地にたどり着くことができました。蛭子能収、太川陽介、加藤紀子の3人の頑張りと、旅の思い出は忘れられないものとなることでしょう。