「オードリー若林 経済始めました！」新企画「ケーザイ三銃士」- 50万個売れた家電の成功秘話
2025年1月3日の「オードリー若林 経済始めました！」では、新企画「ケーザイ三銃士（ヒットのキーパーソン）」がスタート。今回取り上げられたのは、累計50万個以上を販売した大ヒット家電「ゴリラのひとつかみ」。この番組は、若林正恭（オードリー）さんが経済の世界にますます興味を持ち、商品やビジネスの成功の裏側を紹介する内容です。
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大ヒット商品「ゴリラのひとつかみ」の誕生秘話
「ゴリラのひとつかみ」は、エアバッグの膨らみを利用してふくらはぎをケアする家電製品。開発したのは家電メーカー「ドウシシャ」で、特に注目すべきは、開発担当者である水島さんが新しいアプローチでこの商品を生み出した点です。
開発当初、水島さんには「ふくらはぎケアグッズを作れ」というミッションが与えられました。従来のふくらはぎケア用家電は高価格帯（2～3万円）が主流でしたが、水島さんは「5000円」という手頃な価格で売ることを目指しました。さらに、従来の両足用のケア製品とは異なり、片足だけをケアするという非常識なアイデアを提案。この発想は、社内で波紋を呼ぶことになりましたが、結果的に大きなヒット商品となったのです。
インスタ徘徊から生まれたアイデア
水島さんが「ゴリラのひとつかみ」を思いついたのは、普段からインスタグラムを徘徊していた時に、女性に人気の着圧レギンスを見たことがきっかけでした。そのアイデアをもとに、手軽に使える家電としてふくらはぎケアを実現したのです。
試作品が完成したものの、最初のものは加圧が強すぎて失敗作となったものの、改良を重ねて最終的に市場に投入されることになりました。その結果、数々の改良が功を奏し、50万個の販売を達成しました。
ネーミングの秘密と社内の反応
商品の名前「ゴリラのひとつかみ」についても一筋縄ではいきませんでした。ネーミングのヒントはLINEのゴリラのスタンプで、最初は社内プレゼンで微妙な反応を得たものの、上司の井上さんが猛プッシュをし、名前が決定しました。このような予想外のところから名前が決まったことも、商品のユニークさを際立たせる要因となりました。
店頭での販売戦略も重要な要素
さらに商品化が決定した後には、陳列方法に課題が発生しました。水島さんは商品が目立たないことに悩んでいましたが、ベテランの渡辺さんがアイデアを出し、商品を丸めてパウチ包装にすることで店頭でも目を引くパッケージとなりました。このパウチ包装は家電では珍しく、消費者にとっても新鮮に映り、販売戦略の一環として大きな効果を発揮しました。
若林さんも経済に興味津々
番組では、若林正恭さんが経済の世界にどんどん興味を持っている様子が伺えました。1年前の放送開始当初から、彼は経済に対する理解を深め、実際に紹介された商品を購入するなど、経済の面白さを体験していると明かしました。こうした若林さんの好奇心や番組の進行が、視聴者にとっても学びの場となり、経済に対する関心を高めるきっかけとなっています。
経済の面白さを実感できる番組
今回の放送は、商品開発の舞台裏やビジネスの成長過程が明かされ、視聴者にとっても非常に興味深い内容でした。若林さんのように経済に興味を持ち、ビジネスの世界に足を踏み入れるきっかけを得ることができる番組であり、今後の放送にも大いに期待が高まります。
