「せいやのたびカラ」湘南・茅ヶ崎の魅力と歌の出会い
2024年11月20日に放送されたNHK総合の番組『せいやのたびカラ』では、霜降り明星のせいやさんと島谷ひとみさんが神奈川県茅ヶ崎市を訪れ、街中で一緒に歌ってくれる人を探すというユニークな旅が展開されました。今回は、湘南の美しい風景とともに、地元の人々との心温まる歌の出会いを紹介します。
1. サザンビーチでの出会い
最初に訪れたのは、茅ヶ崎の象徴ともいえるサザンビーチ。せいやさんは、買い物帰りのママ友3人組と出会い、大塚愛の「さくらんぼ」を一緒に歌うことに。学生時代にチア部の仲間とよく歌ったという思い出の曲が、海辺での陽気なひとときを演出していました。この瞬間、歌がもたらす懐かしさと楽しさが視聴者にも伝わったことでしょう。
2. 茅ヶ崎市役所前広場でのカラオケセッション
次に向かったのは、茅ヶ崎市役所前広場。ここでせいやさんは、加山雄三の大ファンと出会い、「お嫁においで」を披露。加山雄三のイベントのために茅ヶ崎を訪れていたという朝重めぐみさん(57)と共に、昭和の名曲を口ずさみました。茅ヶ崎が持つ懐かしさと音楽の力を感じる瞬間でした。
3. クイーンで盛り上がるハレコ・ジェイソンさんファミリー
茅ヶ崎の市役所前広場で次に出会ったのは、茅ヶ崎に住んで5年のハレコさんファミリー。ハレコ・ジェイソンさん夫妻がせいやさんと共にクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を歌い、迫力満点のパフォーマンスを披露。家族での音楽を通じた絆を感じるシーンでした。
4. サザン通り商店街でのサザン愛
次に向かったサザン通り商店街では、ジャンル不明なカフェを営む奥出さん夫妻と出会いました。サザンオールスターズの大ファンで、福井から茅ヶ崎に移住したという奥出浩二さん(71)と奥出寿美子さん(62)が、島谷ひとみさんと共に「亜麻色の髪の乙女」を披露。この地域のサザン愛が感じられる瞬間でした。
さらに商店街で出会ったのは、サザンオールスターズファンの家族。代表して古屋宣仁さん(61)が「いとしのエリー」を歌い、地域全体がサザンオールスターズへの愛で溢れる場所であることが伝わってきました。
5. しろやま公園での若い世代との交流
しろやま公園では、女子高生2人組が登場し、Mrs.GREEN APPLEの「ケセラセラ」を披露。2人にとっては、初めてのカラオケの思い出の曲であり、青春の一ページを感じさせるシーンでした。その後、小学2年生の仲良しコンビも登場し、初めてのカラオケで歌ったLiSAの「炎」を披露。若い世代のエネルギーと純粋な気持ちが表れたシーンでした。
6. 3児のママとの心温まるひととき
続いて出会ったのは、島谷ひとみさんの歌が好きだという3児のママ、新倉由羽さん(36)。彼女と一緒に「亜麻色の髪の乙女」を披露し、その家族の温かい雰囲気が感じられました。カラオケカーの外では、偶然にも新倉さんの旦那さんや子どもたちが歌声を聴いており、家族の絆と音楽の力が繋がる瞬間でした。
7. せいやの振り返りと「真夏の果実」
番組の最後には、せいやさんが今回の出会いを振り返りながら、サザンオールスターズの「真夏の果実」を歌いました。これまでのカラオケカーの旅で出会った人々との繋がりが、歌によって色鮮やかに蘇り、湘南の風景とともに感動的なフィナーレを迎えました。
まとめ
『せいやのたびカラ』は、茅ヶ崎という町の魅力を再発見させてくれるだけでなく、音楽を通じて地域の人々との温かな交流を描いた素晴らしい旅番組でした。サザンオールスターズからクイーン、Mrs.GREEN APPLE、LiSAまで、世代を超えて繋がる音楽の力が感じられたエピソードでした。これからも続くこの旅が、どんな新たな出会いと歌を生むのか、非常に楽しみです。