2025年2月12日放送「世界の何だコレ!?ミステリー」:前世の記憶を語る少年の追跡調査
2025年2月12日(水)19:00から21:00まで、フジテレビで放送された「世界の何だコレ!?ミステリー」では、特別企画として「前世の記憶を語る少年!追跡調査」が取り上げられました。この回では、前世の記憶を持つ少年、なつきくんの不思議な体験が紹介されました。
なつきくんの前世の記憶
なつきくんは、前世では戦艦大和の乗組員の一人であり、戦死した記憶を持っていると語ります。彼は2歳の頃からお風呂を怖がり始め、突然「戦艦大和」のことを口にするようになりました。戦艦大和は昭和20年4月7日に沖縄へ出撃途中、米軍の攻撃で沈没した歴史的な艦船です。
3歳の頃には「戦艦大和に乗っていた」と語り始め、5歳の時には「せんかんやまとわいきていた」という絵本を描くなど、彼の記憶は次第に具体的になっていきました。また、なつきくんは「ムサシ」という艦船を友達ではなく兄弟のように感じており、武蔵は大和の3か月後に完成した姉妹艦であることを知っていました。現在12歳のなつきくんは、前世の記憶が薄れてきていると感じています。
大学教授の追跡調査
番組では、大門教授がなつきくんの前世の記憶を追跡調査する様子が描かれました。大門教授は、なつきくんが語る内容をもとに、戦艦大和の乗組員を特定しようと試みます。なつきくんの記憶によれば、彼は昭和20年4月7日に沖縄に出撃する途中で戦死したとされています。
大門教授は、当時の海軍学校について調査し、なつきくんが覚えている海軍兵学校の校歌を確認しました。なつきくんの記憶では、卒業後すぐに戦艦大和の乗組員となったとされていますが、実際には昭和20年の卒業生は大和に乗船していないことが分かりました。そこで、昭和19年3月の卒業生の中から、沖縄特攻で亡くなった8人の中に彼の前世の人物がいるのではないかと考えられました。
記憶の確認と関係者への報告
大門教授は、なつきくんに沖縄特攻で亡くなった8人の写真を見せると、似ている人がいると話しました。また、なつきくんは矢矧に乗船していた戦友の存在も語りました。大門教授は、戦死した若者の関係者にこの情報を報告し、なつきくんの記憶がどのように現実と結びつくのかを探求しました。
海軍兵学校の訪問
なつきくんは、前世の自分が通った海軍兵学校を訪れることになりました。古鷹山は海軍兵学校生が心身を鍛えるために登った山であり、なつきくんはその場所に立つことで、前世の記憶をより深く感じることができたようです。彼は将来、自衛官になりたいという夢を語り、前世の記憶が彼の人生にどのような影響を与えるのか、視聴者に深い感動を与えました。
まとめ
この回の「世界の何だコレ!?ミステリー」は、前世の記憶を持つ少年の不思議な体験を通じて、歴史や記憶の神秘に迫る内容となりました。なつきくんの物語は、多くの視聴者に感動を与え、前世や転生についての興味を喚起するものでした。次回の放送も期待が高まります。