「オモウマい店」3時間スペシャルで紹介された「幸来食堂 金龍閣」—ルール違反で進化を続ける絶品料理
2024年12月17日(火)に放送されたテレビ番組「オモウマい店」では、栃木県壬生町にある元警察の店主の「幸来食堂 金龍閣」が特集され、視聴者の注目を集めました。この回は3時間のスペシャル放送で、全国各地のユニークな飲食店が紹介されましたが、特に「幸来食堂 金龍閣」のルール違反ともいえるユニークなメニューが話題となりました。
贅沢な海鮮丼セットが圧巻!
「幸来食堂 金龍閣」の名物メニューは、なんと22種類の新鮮な魚介を使用した「贅沢山盛り海鮮丼セット」。酢飯400グラムの上に、ミナミマグロのわら焼きや赤身、マダイの湯引き、生エビなど、豪華なネタがたっぷりと盛り付けられています。さらに、海鮮丼には寿司も載せられており、その豪華さに圧倒されること間違いなしです。このセットは2200円で、ドリンクと小鉢もついており、コストパフォーマンスも抜群です。
店主は「いっぱい食べてもらいたい」という思いから、メニューを進化させ続け、創業からわずか4年で30回以上のリニューアルを行っています。中でも、海鮮丼にマグロカツを乗せたことが「和食のルールを破っている」と自覚しながらも、その進化は止まることなく続いています。
驚きの「金龍山ネオ」1.8キロの大ボリューム
海鮮丼に並ぶもう一つの名物が、なんと1キロの酢飯に約1.8キロもの具材が乗った「金龍山ネオ」。こちらは、海鮮丼と同じネタに加え、串刺しのからあげ2個、エビフライ、アジフライ、さらには寿司2貫が乗った超豪華な一品で、価格は4000円です。ボリューム満点のこの料理に挑戦するのも、食欲を満たす魅力的な選択肢です。
中華メニューも「ルール違反」?
この店の中華料理も、ただの定番メニューにはとどまりません。店では、油淋鶏や麻婆豆腐を事前に仕込んでおき、注文が入ってからすぐに提供する「ルール違反」のスタイルを採用しています。通常、中華料理は注文を受けてから調理するのがセオリーですが、あえてその「ルール」を破って効率よく料理を提供しています。このスタイルもまた、店主の独自のこだわりとアイディアが光ります。
元刑事の店主が選んだ飲食業の道
さらに驚くべきは、このお店の店主が元刑事であるという点。コロナ禍をきっかけに、安定した職を捨てて飲食業に転職した店主は、周囲の反対を押し切り、妻と共に「人を幸せにする食事処」を作りたいと考えたのです。ルールを守るべき立場にあった店主が、あえて「ルール違反」を駆使して料理を提供する理由は、ひとえにお客様の笑顔を見たいという思いから。飲食業という新たな道で、日々進化し続ける料理を提供しているのです。
3時間スペシャルで放送された全国のオモウマい店
「オモウマい店」の3時間スペシャルでは、「幸来食堂 金龍閣」のほかにも、神奈川のA5ランクサーロイン船盛り焼き肉、京都の350円ロコモコ、熊本の立ち食い豚骨超ロング麺など、全国のユニークで驚きのある飲食店が紹介されました。これらのお店も、それぞれの魅力とこだわりで視聴者の注目を集めましたが、特に「幸来食堂 金龍閣」のメニューの進化や店主のストーリーは、大きな反響を呼びました。
放送を見逃した方も、壬生町に訪れた際には、ぜひ「幸来食堂 金龍閣」の豪華な海鮮丼を堪能してみてください。