野呂佳代、腐り切っていた時期に救われた超大物の言葉を明かす
女優でタレントの野呂佳代(41)が、12月18日に放送された日本テレビ系特番「1周回って知らない話3時間SP」に出演し、芸能活動をしていた中で心に深く残った言葉を明かしました。その言葉は、バラエティ番組で共演した有吉弘行からのもの。
現在、野呂は今年だけでドラマや映画に8本も出演するなど、女優として引っ張りだこですが、彼女の芸能人生は順風満帆ではありませんでした。AKB48の2期生として合格後、移籍したSDN48もわずか2年半で解散。その後はアイドルとして卒業したものの、仕事がほとんどなく、苦しい時期が続きました。
「腐りたくないんですけど、いろいろ不具合が自分の中で生じてきて、だんだん腐ってきて、どうして?どうして?って言っているうちにバーンと腐っちゃうタイプ。これで終わっちゃうのかな?」と振り返る野呂は、その当時、無理なダイエット企画やパチンコ営業を続けながら、スタジオでも愚痴をこぼしていたと言います。
そんな彼女を救ったのが、2013年に共演した同じ事務所の先輩・有吉弘行の言葉でした。仕事に悩み、未来が見えない中で「私はこの先、何をやればいいんですか?」と相談した野呂に対し、有吉は一言、「だったら、そのパチンコ番組を全力でやれよ。バーカ!」と答えました。この言葉が心に響き、「今やれる仕事を全力でやろう!」と心を切り替えるきっかけとなったと野呂は語ります。
「人間的に腐りに腐っていた時期もあったんですけど、それを乗り越えられたのが今につながっていると思っています」と、しみじみと当時を振り返る野呂。この言葉が、彼女にとって転機となり、現在の充実した活動に繋がっていることは間違いありません。
有吉の一言が、腐りかけていた心を奮い立たせ、今の野呂佳代を作り上げたことが明らかになったこのエピソード。仕事に悩んでいる全ての人にとって、心強いメッセージとなることでしょう。