中山忍、姉・中山美穂さんの役を引き継ぎ「日本一の最低男」で出演決定
2023年12月6日に急逝した姉・中山美穂さんが出演予定だったフジテレビ系ドラマ「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」(2024年1月9日放送開始)に、妹の中山忍が出演することが決まりました。中山忍は、美穂さんが演じる予定だった役を引き継ぐ形で、ドラマに参加することになります。
中山美穂さんが演じる予定だった役を引き継ぐ
本作は、主人公・大森一平(香取慎吾)の義弟である小原正助(志尊淳)が保育士として働く保育園の園長を巡るストーリー。美穂さんは、当初、第5話(2月6日放送)に登場予定だった園田美奈子役を演じることになっており、物語の中心的な存在となるはずでした。しかし、美穂さんの急逝を受けて、その役を妹の中山忍が引き継ぎ、「鮫島ふみ」という新しい園長の役で出演することが発表されました。
忍さんの強い思いと出演決定の背景
フジテレビのプロデューサーは、姉の役を引き継ぐことになった経緯を説明。「美穂さんのご逝去を受けて、急きょ役柄を変更し、新しい役を作ることになった」とし、忍さんが「姉の役を引き継ぐ形で出演したい」という強い希望を表明したことを受けて、出演が決定したことを明かしました。
中山忍自身も、出演に対する思いをコメントで表明。「姉の不在の存在感の大きさに、現実のこととは思えず、ポカンとしてしまう日々を過ごしていました。姉が撮影中だったドラマがどうなったのかと思いをはせたとき、姉の笑顔と『あとは忍、よろしくね』という言葉が心に広がり、胸の奥で熱いものが湧き上がってきました」と振り返り、出演決定の背景についても言及しました。
香取慎吾との久しぶりの共演にも期待
また、忍は「姉の演じた役を引き継ぐことができてうれしく思います」と語り、香取慎吾との久しぶりの共演を楽しみにしていることを明かしました。姉妹での最初で最後のドラマ共演となることを大切にし、心を込めて演じる意気込みを見せました。
美穂さんの思いを受け継いで
ドラマのプロデューサーは、中山美穂さんが生前、現場で積極的にアイデアを出し、主演の香取慎吾との久しぶりの共演を楽しみにしていたことを回想。その上で、忍さんの出演が決まった背景を、「姉妹での最初で最後の共演という形で、姉の強い思いを受け継ぐことができることに感謝しています」とコメントしています。
放送情報
「日本一の最低男」は、2024年1月9日(水)から毎週木曜日午後10時に放送予定です。中山美穂さんが残した役を引き継ぎ、妹・中山忍が新たな命を吹き込むこのドラマ。姉妹での最初で最後の共演となる感動的な瞬間を、ぜひお見逃しなく。