金沢の大きな図書館で過ごす3日間『ドキュメント72時間』
NHKの『ドキュメント72時間』は、私たちの生活に密接に関わる場所や人物に焦点を当て、その裏に隠れたドラマを映し出します。今回の舞台は、石川県金沢市にある大型図書館。この3日間、図書館に集まる人々にインタビューを行い、本に囲まれた空間で繰り広げられるさまざまな物語を追いかけました。
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7月3日(水) – 仕事や趣味で訪れる人々
撮影初日、7月3日(水)、石川県立図書館に到着したスタッフは、図書館内での取材に許可を得て、早速人々の声を集め始めました。仕事の合間に訪れる自営業の男性、産休中の女性、デイサービスで料理を担当する55年の経験を持つ男性などが登場。みなさん、それぞれ異なる目的で図書館に足を運びます。特に印象的だったのは、お菓子のレシピを探しに来た女性と、遺産相続の手続きに必要な地図を探していた税理士の男性。本を探しに来た人々の目的は多種多様で、図書館がただの「本を借りる場所」以上の役割を果たしていることが感じられます。
また、夕方過ぎにはセクシャルマイノリティーについて研究しているライターの男性が登場。彼のように、図書館を学びの場として活用する人々の姿が続きます。夜7時には本の閲覧エリアが閉館となりますが、9時まで利用できる机スペースを使って、親子がテスト勉強をしているシーンも印象的でした。図書館は、静かに勉強したり、家族との時間を過ごしたりする場所として、時間を問わず利用されています。

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7月4日(木) – 朝から夕方まで、さまざまな人々の交流
撮影2日目となる7月4日(木)は、午前中から図書館のスタッフが本のチェックや整理をしている様子が描かれました。開館と同時に、新聞を読みに来た77歳の男性が登場。新聞は情報を得るための大切な手段として、年齢を問わず愛されていることが分かります。
昼間になると親子連れが増え、絵本を見に来た子どもたちの姿も。絵本のページをめくる親子の笑顔が、図書館の温かな雰囲気を物語っています。その後、投資家に転身した男性や就職活動中の大学生など、さまざまな人々が次々と訪れます。鍼灸師の女性と話をした際には、図書館が癒しの空間としても機能していることを実感しました。多くの人々にとって、図書館は学びや仕事、さらには心の休息を求める場所でもあります。
7月5日(金) – 趣味や気分転換に訪れる人々
5日目には、ヘッドホンをして音楽に没頭している女性が登場。彼女は絵本やイラスト集が好きで、将来イラストレーターになりたいという夢を抱えていました。図書館が彼女にとって、将来の夢に向けてインスピレーションを得る場所であることが伝わります。さらに、地震で被災した男性も訪れ、気分転換に本を借りることで心を落ち着けていました。図書館が単なる知識の源ではなく、心のケアにもなっていることを改めて感じさせてくれました。

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7月6日(土) – 家族で賑わう土曜日
撮影最終日、7月6日(土)は土曜日ということもあり、家族連れで賑わっていました。忙しい日常を送る中で、子どもたちを育てながら仕事をこなしている女性が登場。図書館が、忙しい生活の中で家族との時間を大切にできる場所であることが浮き彫りになりました。家族一緒に絵本を楽しんだり、静かな空間で自分の時間を過ごしたりする図書館の役割は、多くの人々の生活に深く根付いています。
この『ドキュメント72時間』で描かれた金沢の大きな図書館は、ただ本を借りるだけの場所ではなく、訪れる人々にとって、学び、癒し、そしてつながりの場でもありました。図書館という空間がもたらす温かさと、多様な人々の物語が詰まった3日間でした。日々忙しく過ごしている私たちにとって、こうした図書館の存在は、心のオアシスであり、未来への希望を感じさせてくれる場所だと改めて思わせてくれる特集でした。