『世界遺産』鈴木亮平がイスタンブールの変転の歴史を辿る特別編(1月12日・19日放送)
2025年1月12日(日)と1月19日(日)、『世界遺産』の特別編では、ナビゲーターの鈴木亮平がトルコの古都・イスタンブールを訪れ、かつてイスタンブールを都とした2つの大帝国の痕跡を追います。鈴木亮平の独自の視点で、イスタンブールの変転した歴史を探る旅が展開されます。
イスタンブールの歴史的背景
イスタンブールは、かつて「コンスタンティノープル」と呼ばれ、約1000年もの間、東ローマ帝国の都として栄えました。現在のトルコはイスラム教の国というイメージが強いですが、東ローマ帝国はキリスト教国家であり、古代ローマ文明を引き継いだ国でもありました。鈴木亮平は、そのキリスト教時代の痕跡を辿り、次第に訪れる人々にとっては未知の一面を明らかにしていきます。
【1月12日(日)放送 前編見どころ】
1. ヘリコプターから見る古都イスタンブールの全貌
イスタンブールはヨーロッパとアジアにまたがる特異な地理を持つ街です。その壮大な景観を実感するため、鈴木はヘリコプターで空から古都の輪郭を捉えます。上空から見たイスタンブールの街並みは、まさに時代を超えた魅力を感じさせ、視聴者を圧倒することでしょう。
2. 市民の命を繋いだ「地底の宮殿」
イスタンブールの地下には、かつて市民の命を支えていた「地底の宮殿」が存在しています。6世紀に作られたこの貯水槽は、水不足を解消するために造られました。鈴木は、地下空間の奇妙な美しさに触れ、なぜか逆さまに置かれた「メドゥサ」の彫刻や不揃いな柱に感動します。鈴木は「完璧じゃないからこそ、当時の人々の試行錯誤や人間味が伝わってくる」と語り、歴史的背景を深く感じ取ります。
3. ビザンツ美術の傑作
東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の影響を色濃く残すイスタンブールでは、ビザンツ美術の数々の傑作を目にすることができます。鈴木は、旧コーラ修道院の聖堂に残る金色に輝くモザイク画の美しさに圧倒され、その芸術的価値について感嘆の声を漏らします。この美術品は、東ローマ帝国の文化と歴史を今に伝える重要な遺産となっています。
15世紀のオスマン帝国の台頭(後編)
15世紀に東ローマ帝国が滅び、イスラムの大国であるオスマン帝国がイスタンブールを都とした後編では、鈴木がキリスト教からイスラム教への移行を辿りながら、変転する歴史に迫ります。その過程で見られるイスタンブールの劇的な変化と、時代ごとの宗教的・文化的な遺産についても深く掘り下げていきます。
まとめ
1月12日(日)放送の『世界遺産』特別編では、鈴木亮平がイスタンブールの古代から現代に至るまでの変転を追い、その深い歴史と文化的な痕跡を探索します。次週の放送(1月19日)では、オスマン帝国の時代を迎えたイスタンブールに迫ります。歴史好きな方はもちろん、イスタンブールやトルコの文化に興味がある方にもぜひご覧いただきたい内容です。