ジブリの舞台とも言われる四万温泉の魅力
2025年1月13日放送の『帰れマンデー見っけ隊!!』では、草津温泉を舞台にした様々な魅力的な場所が紹介されましたが、その中でも特に注目されたのが、群馬県に位置する四万温泉。四万温泉は、湯治場として西暦700年代から親しまれてきた温泉地で、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の湯屋「油屋」のモデルになったとも言われている、魅力満載の温泉地です。
四万温泉の歴史と特徴
四万温泉は、カルシウムやナトリウムを含んだやわらかな泉質が特徴で、訪れる人々を癒し続けています。特に、古文書によると、1681年～1684年にはすでに温泉宿が営業しており、江戸からの湯治客にも広く利用されていたと言われています。温泉の泉質は、草津温泉の上がり湯としても知られ、草津温泉の刺激的な酸性泉の後に、四万温泉で肌を休ませるという習慣もあったとか。
四万温泉は、1954年に環境省から国民保養温泉地の第一号に指定され、その泉質と環境の良さが認められました。源泉は42ヵ所にわたり、そのほとんどが自然湧出しているため、湯量にも恵まれており、訪れる人々にたっぷりと温泉を楽しんでもらえます。
ジブリ映画『千と千尋の神隠し』との繋がり
四万温泉の積善館は、現存する日本最古の木造湯宿建築とされ、その歴史は300年以上にも及びます。この積善館は、スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』に登場する湯屋「油屋」のイメージモデルの一つとも言われており、その特徴的な赤い橋や本館のどっしりとした外観が、映画の中の世界を彷彿とさせます。ジブリファンにとっては、実際に訪れることで映画の世界に触れられる貴重な体験となるでしょう。
積善館の魅力
積善館では、大自然に囲まれた風景と歴史ある温泉を楽しむことができます。特に、温泉宿としての歴史と、ジブリ映画に登場する湯屋のような雰囲気が、宿泊客を魅了しています。四万温泉の美しい景色と共に、名湯を存分に堪能できるのは大きな魅力です。
アクセス情報
四万温泉へのアクセスは、JR高崎駅から吾妻線に乗り、中之条駅で下車。その後、関越交通バスに乗り、四万温泉で下車するルートが一般的です。また、車の場合は、関越道を利用して、比較的簡単にアクセスすることができます。
住所：
積善館
群馬県吾妻郡中之条町四万温泉
TEL：0279-64-2101
四万温泉で過ごすひとときは、温泉だけでなく、その深い歴史と映画の舞台にも触れられる特別な体験です。ジブリファンや歴史好きな方、また自然の美しい景色を楽しみたい方にとって、まさに必見のスポットとなっています。