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  • 茨城県小美玉市 鉄の廃材作品 工房 Jing(ジング)稲毛夫妻

    2025年1月25日に放送される「人生の楽園 睦月の参」では、茨城県小美玉市で鉄のアートを手がける稲毛丈さん(42歳)と妻の幸子さん(38歳)の物語が紹介されます。二人は、鉄の廃材を使った独自の作品作りを通じて、地域の魅力を発信しています。

    稲毛夫妻の背景

    丈さんは小美玉市(旧美野里町)出身で、小学生の頃からモノづくりに興味を持ち、東京のギター製作学校に通いましたが、思うような進路には進めず、地元の物流会社に就職しました。その後も趣味としてアクセサリー作りを続けていました。25歳の時に幸子さんと出会い、4年後に結婚。幸子さんも木の指輪やピアスなどの創作を始め、二人は休みを利用してイベントに出店するようになりました。

    鉄のアートとの出会い

    ある日、カフェで見かけた古い鉄で作られた家具に魅了されたことがきっかけで、鉄の廃材を使ったモノ作りを始めることに。次第に鉄に対する思いが強くなり、2023年3月に丈さんは会社を退職し、小美玉市内に工房「Jing(ジング)」を開設しました。

    Jingの特徴と作品

    「Jing」では、鉄の廃材を主な材料として使用し、友人や知人から譲り受けた廃材を活用しています。完成した作品には、文房具やオブジェ、自由に使い方を決められる鉄のアートが含まれています。丈さんは、海岸で鉄くずを探し始めてから環境への意識も高まり、プラスチックなどのゴミを拾うようになったといいます。

    特に、作品の特徴として「サビ」を生かしたデザインがあり、これは「時の流れを感じることができる一つの表現方法」として評価されています。この日は、以前依頼を受けた友人の牧場を訪れ、共同でデザインした看板を納品しました。看板には、二人の作品の特徴である“サビ”が施されています。

    地域とのつながり

    丈さんと幸子さんは、地域の人々との交流を大切にし、家族や友人の支えを受けながら、鉄アートの職人としての道を歩んでいます。彼らの取り組みは、地域の文化や環境への意識を高める一助となっています。

    店舗情報

    • 店舗名: Jing(ジング)
    • 住所: 茨城県小美玉市張星497-1

    この放送を通じて、稲毛夫妻の情熱や地域とのつながりをぜひご覧ください。

    テレビ放送予定

    1月25日 土曜 18:00 -18:30 テレビ朝日
    人生の楽園 サビの魅力 鉄のアート 〜茨城・小美玉市
    会社勤めをやめ、鉄の廃材を使った鉄アート工房を始めた稲毛丈さんと妻の幸子さん。店の看板や文具など作品は多彩。時の流れを感じさせる“サビ”が鉄アートの魅力だという