マツコ・デラックスの高校時代とその成長の軌跡
日本のテレビ界を代表する存在となったマツコ・デラックスさん。その独特なキャラクターと率直なトークで多くの人々に愛されていますが、彼女の学歴や高校時代についてはあまり知られていない部分も多いのではないでしょうか。今回は、マツコさんの出身高校である千葉県の「犢橋高校」と、彼女の高校時代のエピソードに焦点を当ててみましょう。
出身高校：千葉県立犢橋高校
マツコ・デラックスさんが卒業したのは、千葉県にある県立の「犢橋（こてはし）高校」。この高校は1985年に開校された比較的新しい学校で、当時は開校3年目ということもあり、まだ歴史が浅い学校でした。マツコさんは、この高校で学生生活を送り、後に彼女の個性や考え方に大きな影響を与える出来事を経験しました。
木村拓哉さんとの同級生時代
驚くべきことに、マツコさんは高校時代、あのSMAPの木村拓哉さんと同級生だったという事実があります。木村さんは、後に都立代々木高校に転校するものの、1年間だけ犢橋高校で一緒に過ごしたそうです。マツコさんと木村さんは、一緒に授業をサボって屋上で早弁をするなど、仲が良かったとのこと。しかし、木村さんは転校後、マツコさんのことを覚えていなかったそうで、後に謝罪する場面もあったとか。
一方、マツコさんは当時の木村さんを「可愛かった」と振り返り、特に木村さんの変形制服の姿が印象に残っていたとも話しています。まさに、テレビで見る木村さんとはまた違った一面があったのでしょう。
高校時代のマツコさん
マツコさんはインタビューで、高校時代は「友達が少なかった」と語っています。これには少し驚きですが、彼女が思春期に抱えていた内面的な葛藤や孤独感が影響していたのかもしれません。実際、マツコさんは自分がゲイであることを自覚し始めたのは、小学生の頃からだったといいます。そして、その想いは高校3年生の時に本格的に芽生えます。
高校3年生から女装を開始
高校3年生の時、マツコさんは「もうこのままでいいや！」と思い切り、女装をすることを決心します。もともとゲイとしての自分に悩みを抱えていたマツコさんですが、この時から「女装家」としての人生が始まったと言っても過言ではありません。資生堂の雑誌『花椿』に影響を受け、田町駅前のコンビニのトイレでメイクや着替えをして、芝浦のクラブ「GOLD」に通っていたそうです。高校時代から、今のマツコさんの原点があったのですね。
高校時代の思い出と大食いエピソード
また、マツコさんは高校時代から大食いとしても知られていました。回転寿司で34皿を平らげたというエピソードがあり、食に対する興味はその頃からすでに顕著だったことがわかります。
さらに、マツコさんは高校時代の「学校カースト」についても独自の見解を持っており、「カースト上位の人たちって、同窓会で会うとみんなヤバくなっている」という言葉を残しています。学生時代に目立っていた人々が社会に出てからどうなったかについて、マツコさんは非常に冷静で鋭い観察眼を持っていたようです。
卒業生とその後の活躍
マツコ・デラックスさんの他にも、犢橋高校は多くの著名人を輩出しています。例えば、プロボウラーの秋吉夕紀さんや格闘家のランボー宏輔さんなども卒業生として知られています。しかし、何よりも注目すべきは、木村拓哉さんとマツコ・デラックスさんが同級生だったという点。時が経ち、両者が日本のエンタメ業界で圧倒的な存在感を放っていることを考えると、その時代の彼らの交流がどれほど特別なものだったのかが伺えます。
まとめ
マツコ・デラックスさんの高校時代は、今の彼女の個性とキャリアを形成する大切な時期でした。友情や恋愛、そして自分自身のアイデンティティに悩みながらも、彼女は自分を見つけ出し、強い意志で「女装家」としての道を歩み始めました。その時期の経験が、今の彼女の独自の魅力を生み出しているのでしょう。
マツコさんの高校時代のエピソードからもわかるように、学生時代の過ごし方がどれほどその後の人生に影響を与えるのか、改めて感じさせられます。今後も彼女の多彩な活躍に注目し、ますます輝き続けることを楽しみにしています。