世界初のEVタンカー船!「あさひ」と「あかり」で海運業界に革命を起こす
2024年12月29日(日)7:30から放送されるTBSの「がっちりマンデー!!」では、注目のEVタンカー「あさひ」と「あかり」の革新技術に迫ります。この船は、一般的な船舶のエンジンに代わり、完全電動で動くという驚きのテクノロジーを誇ります。旭タンカーが発注したEVタンカー「あさひ」と「あかり」は、静かで快適な運行が可能な新たな船の運用を実現しています。
EV船「あさひ」&「あかり」:驚きのパワーと快適さ
従来の船舶ではディーゼルエンジンが運行に必要なエネルギーを供給していましたが、EVタンカー「あさひ」と「あかり」はその常識を覆す存在です。船内は静かで快適、騒音や振動のない環境で、乗組員のストレスを大きく軽減。出航準備も簡単で、従来なら2時間かかるスタンバイ作業が不要になり、ボタン一つで船が起動します。この新しい運航スタイルは「サラリーマン的な働き方」を可能にし、船員の負担も大幅に削減されています。
ゼロエミッション運航:環境への配慮
「あさひ」と「あかり」の最大の特徴は、ゼロエミッション運航が可能な点です。これらの船はCO2を排出せず、完全に電気で動くため、環境への影響を最小限に抑えています。バンカリング業務のために東京湾を往復する際、両船はゼロエミッション運航を実現しており、業界全体に大きな影響を与える可能性を秘めています。
「あかり」の改善点と未来のEV船
「あかり」には新たな改善が加えられており、係船索ウインチの遠隔操作装置が搭載されています。この技術により、船員の負担が大きく減り、効率的な作業が実現しています。旭タンカーは「エンジンがない船」という新たな挑戦に対し、これまでの知見を活かして次々に改善を行い、より使いやすく快適な環境を提供しています。
ハイブリッドEV船「あすか」登場
また、2023年6月には「あすか」という新しいハイブリッドEV船も登場しました。「あすか」は、完全な電動船ではなく、ディーゼル発電機と大容量バッテリーを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。これにより、従来型のディーゼル船に比べてCO2排出量を最大50%削減し、港内作業の完全ゼロエミッション化を実現しています。災害時には、発電機を利用して電力供給を行う機能も備えており、海上からの電力供給が可能です。
EV船の未来:海運業界の変革
これらのEV船は、環境保護と効率性を兼ね備えた新しい海運の形を提案しています。旭タンカーが先頭に立ち、EV船の運航を進めることで、海運業界全体に革命を起こすことが期待されています。特に、カーボンニュートラルの実現に向けて、EV船の導入は大きな進展となるでしょう。
これからの時代、環境に優しい船舶の導入が進む中、EV船は海運業界のスタンダードとなり、持続可能な未来を切り開いていくことでしょう。12月29日の「がっちりマンデー!!」で紹介されるEVタンカーの革新技術に注目し、次世代の海運業界の姿を一緒に見届けましょう!
【PR】世界初の「EVタンカー」がもたらした”海の働き方改革”とは? 3隻揃ったEV船が”いま”生まれた理由 – Yahoo!ニュース