冬の絶景と戦国の遺産を感じる!日本最強の城スペシャル 第4弾:岩殿城、伊豆長浜城、山中城
2024年1月3日放送の『日本最強の城スペシャル』では、戦国時代から続く歴史的な城が特集されました。今回は、岩殿城、伊豆長浜城、そして山中城という、いずれも戦国の舞台となった重要な城を紹介。各城には独自の魅力があり、冬に訪れるべきスポットとして大きな注目を集めています。これらの城がどんな風に過去の歴史を物語るのか、そしてその絶景をどう楽しめるのかを詳しく紹介します。
エントリーナンバー4:岩殿城
次に紹介されたのは、岩殿城(山梨県)。岩殿城はその名の通り、巨大な岩壁に建てられた城で、まさに圧倒的な存在感を放っています。約500万年前、ここは海だったとされていますが、地殻変動により隆起して岩山が形成されました。その壮大な自然の力を感じることができるのが、この城の魅力です。
岩殿城は、周囲の絶景とのコントラストが美しく、季節ごとに異なる風景が堪能できます。特に冬の季節には、遠くに見える富士山とのコントラストが素晴らしく、その雄大な景色に圧倒されること間違いなしです。さらに、城の周辺には修験道の跡も見られ、戦国時代の要塞としての威圧的な役割を感じさせる遺構が残っています。
エントリーナンバー5:伊豆長浜城
次に紹介されたのは、伊豆長浜城(静岡県)。伊豆長浜城は、戦国時代に関東を支配した北条氏の水軍の拠点として知られています。この城の特徴は、駿河湾と富士山を一望できる絶景です。城の周囲は湾内に広がる美しい景色が広がり、海上からの眺めはまさに圧巻です。
また、伊豆長浜城は戦国時代における海上戦の要所でもあり、戦艦の整備やメンテナンスが行われる場所でもありました。これにより、敵勢力を牽制し、海を支配する力を誇示していました。城内からは、歴史を感じさせる船や戦艦の遺物も見られ、戦国時代の海上戦の激しさを感じることができます。
エントリーナンバー6:山中城
最後に紹介されたのは、山中城(静岡県)。この城は、箱根山の近くに位置しており、静岡県と神奈川県にまたがる巨大な土作りの城です。特に特徴的なのが、障子堀と呼ばれる防御機構で、これが山中城のシンボルとなっています。障子堀は、敵が足を取られて動けなくなったところを攻撃するという巧妙な仕掛けで、防御に非常に優れています。
また、山中城のもう一つの魅力は、富士山を望むことができる景観です。障子堀を越えると、富士山の雄大な姿が目の前に広がり、その美しい風景を楽しむことができます。山中城は、豊臣秀吉の大軍が押し寄せる中で北条氏が防衛ラインの要として築いた城で、歴史的にも非常に重要な役割を果たしました。
バーチャルお城ツアー
番組の後半では、最新のVR技術を駆使したバーチャルお城ツアーも紹介されました。千田先生と影山さんが、KAORIさんの案内で、肥前名護屋城、和歌山城、そして福山城を巡る体験を行いました。VRを使うことで、現地に行かなくても天守や瓦の金箔、さらには空からの絶景を楽しむことができ、城巡りの新しい楽しみ方を提案していました。
まとめ
今回紹介された岩殿城、伊豆長浜城、山中城は、いずれも戦国時代の歴史を今に伝える重要な城です。冬の季節に訪れると、富士山とのコントラストや、自然の中での歴史を感じることができ、特別な体験が待っています。また、障子堀や修験道の跡など、城に隠された工夫や秘密を解き明かすことも大きな魅力です。
これらの城は、どれも戦国時代の戦略的な重要拠点として、その遺産が今も大切にされています。城巡りをするなら、ぜひ冬に訪れて、これらの城の美しい景色と歴史を堪能してみてください。