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愛媛県のとべ動物園 しろくまピース20歳〜家族と歩んだ“いのち”の軌跡〜

しろくまピース20歳~家族と歩んだ“いのち”の軌跡~

2025年1月3日、NHK総合で放送される『しろくまピース20歳〜家族と歩んだ“いのち”の軌跡〜』では、愛媛県・とべ動物園で生まれたホッキョクグマのピースが、20年という時を経て迎える節目を迎えます。かつて、ピースはそのかわいらしさと愛嬌で、全国的に大人気を誇りました。そして今、ピースは20歳を迎え、高齢期に差し掛かる年齢に。放送では、これまでの歩みを振り返りながら、愛情深く育てられたピースとその家族の物語が紐解かれます。

ピースとの出会いと育成

ピースが誕生したのは20年前、愛媛県のとべ動物園。彼は、人の手で初めて育てられたホッキョクグマとして、多くの注目を集めました。その背景には、ピースの母親が育児をしなかったため、飼育員だった髙市敦広さんが育ての親となり、夜は自宅に連れて帰って育児を行うという決断を下したことがありました。さらに、髙市さんの妻や二人の子どもたちも、ピースの育児を手伝い、家族全員でその成長を見守ってきました。こうした深い愛情のもと、ピースは順調に成長し、全国的に「しろくまピース」として親しまれる存在となったのです。

秘蔵映像とともに振り返る20年の歩み

今回の放送では、NHKが撮りためた秘蔵映像も公開されます。これらの映像を通じて、ピースと髙市さん一家のあたたかい日々が垣間見えます。ピースがどのように育ち、家族とともに過ごしてきたのか、その歩みが明らかにされます。育児の秘話や、髙市さんが抱いたピースへの愛情、そして家族全員で支えてきた時間が、視聴者に感動を与えることでしょう。

ピースの20歳という節目

ピースが迎える20歳という節目は、ホッキョクグマにとっても大きな意味を持つ年齢です。ホッキョクグマは野生ではおよそ15年から20年ほど生きるとされますが、動物園で飼育されるホッキョクグマはその寿命を全うするケースも多いです。20年という長い歳月を経て、今も元気で過ごすピースの姿は、多くの人々にとって特別な意味を持つことでしょう。

家族との絆とピースの未来

今回の放送を通じて、ピースとその家族の深い絆が感じられます。ピースの誕生から現在に至るまで、家族一丸となって育て上げた物語は、動物と人の絆を象徴する感動的なストーリーです。髙市さんが手をかけた育児と、家族全員がピースを愛し続けた時間は、まさに**「いのち」**を育んできた証拠です。ピースが20歳を迎え、さらにこれからの年月をどのように過ごしていくのか、その未来も気になるところです。

出演者と語り

今回の特別番組には、高橋克典さんと高市敦広さんが出演し、ピースとその家族の歴史を振り返ります。また、語りは女優の石田ゆり子さんが担当しており、その優しい語り口が番組に温かみを加えています。

まとめ

しろくまピース20歳〜家族と歩んだ“いのち”の軌跡〜』は、ピースという一頭のホッキョクグマが、どれほど家族と共に育まれてきたか、そして20年という時の中でどのように成長してきたのかを描いた感動的な特別番組です。ピースとその家族の物語を見守りながら、命の大切さや愛情の力を再認識することができることでしょう。放送は1月3日の9:05から、ぜひお見逃しなく!

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