新春特番『帰れマンデー見っけ隊!!』で発表された「行列のできる開運グルメ」!京都・北野天満宮の元旦グルメとは?
2025年1月6日放送のテレビ朝日『帰れマンデー見っけ隊!!』新春3時間SPでは、行列のできる開運グルメ調査が行われ、注目のスポットとして京都の北野天満宮が紹介されました。番組では、元旦に食べることでご利益があるとされる開運グルメを特集し、京都人にとって正月に欠かせない伝統的な食文化が明らかになりました。今回はその内容をご紹介します。
北野天満宮の開運グルメ「大福梅」
番組が取り上げたのは、京都の北野天満宮で人気の開運グルメ「大福梅」。毎年元旦には、朝9時から午後2時まで大行列ができるこのグルメは、元旦の朝に食べると無病息災のご利益があるとされ、多くの人々が並びます。このグルメは特に京都人にとっては、正月に欠かせない伝統の味です。
番組では、スタッフが訪れた際に600人以上の行列ができていたと紹介され、そこに並んでいる人々に聞き込みをした結果、この梅干しが元旦に食べることで、1年の健康を願いながらいただく重要なものであることがわかりました。
梅干し「大福梅」の歴史と由来
「大福梅」の歴史は、平安時代にさかのぼります。元々、この梅干しは菅原道真公が愛した梅の木が北野天満宮に植えられたことに由来します。梅は特に「健康や長寿の象徴」として、日本の文化や信仰に深く根付いています。
また、梅干しには疫病を予防する効果があるとされ、村上天皇が疫病にかかった際、干し梅をお茶に入れて飲むと病気が治ったと言われています。その後、この梅干しは「王服梅(おうふくうめ)」と呼ばれ、 開運食として広まっていきました。
作り方とご利益
「大福梅」は、北野天満宮内で作られた梅を使い、半年間にわたって天日干しされます。この工程を経て作られる梅干しは、その後、お茶に入れて飲むことで健康を守り、無病息災のご利益が得られるとされています。元旦には多くの参拝客がこの「大福梅」を食べるために集まり、1年の幸運を祈願するのです。
実際に番組内で、600人以上が並んでいたシーンが紹介され、その人気の高さを物語っていました。京都の人々にとって、元旦に「大福梅」を食べることは、家族や友人と共に過ごす大切な時間であり、健康や幸運を祈る重要な儀式となっていることが強調されました。
大行列と巫女による手作り
さらに、番組では「大福梅」がどのように作られているのかについても触れられました。実際に梅を作っているのは、北野天満宮の巫女たちで、彼女たちが心を込めて梅を手作りしていることが紹介されました。お子さんなどはこの梅干しが苦手な場合もありますが、それでも多くの参拝者がこの「大福梅」を食べ、健康を祈っているのです。
まとめ
『帰れマンデー見っけ隊!!』新春3時間SPで紹介された京都・北野天満宮の開運グルメ「大福梅」は、元旦の朝に食べることで1年の健康と幸運を祈る大切な食文化であることが改めて確認されました。伝統と信仰が息づくこの特別な梅干しは、京都人の正月に欠かせない存在となっており、その背後にある歴史や文化も非常に深いものです。
番組を通して、京都の風物詩の一つを知ることができ、また、梅干しが持つ「健康を守る力」や、昔から受け継がれてきた開運の知恵に触れることができました。新春にふさわしい、心温まるグルメ情報でした。