中村雅俊さんと小日向文世さんの懐かしいエピソード:50年前のツナギ事件
俳優の中村雅俊さん(73)が、2025年1月17日に行われた映画『サンセット・サンライズ』の初日舞台挨拶に登場し、共演者であり、かつかつて自分の付き人をしていた小日向文世さん(70)との懐かしいエピソードを明かしました。この舞台挨拶では、二人の親しい関係が垣間見える楽しいやり取りが繰り広げられました。
映画の撮影エピソード
中村さんは、今回の映画の撮影が宮城県南三陸で行われたことについても触れました。デビューしてから51年が経ち、初めて宮城弁を話す役を演じることになったという中村さんですが、方言に苦労した様子を語り、「絶対にネイティブでしゃべってやるぞと思ったんですけど、その夢かなわず」と、撮影時の苦労をユーモアを交えて振り返りました。
小日向文世との懐かしいエピソード
舞台挨拶では、過去に中村さんの付き人をしていた小日向さんとのエピソードが語られました。中村さんは「元、俺のお付きだった小日向が出ていたっていうのも」と話し、感慨深くその共演を喜びました。
その後、共演者の菅田将暉さん(31)が「小日向さん、ツナギか何かを借りパクされたって言ってましたよ」と報告。これに対して中村さんは「それね、もう40何年前の話でね、ヘタすれば50年前」と明かしました。中村さんが当時、まだ若かった小日向さんから借りたツナギを返さなかったというエピソードに、会場は笑いに包まれました。
ツナギ事件と小日向の反応
中村さんは、当時のエピソードをこう振り返りました。「でかいツナギを着てて、あいつ(小日向)が。すごくいいんですよ。だから‘小日向ちょっとそれ貸してよ’って俺がそれ着て何かの番組に出たんだよね。そのまま返さずに」。そして、時が経ち、小日向さんがある日「雅俊さん、あれどうしました?」と聞いてきたときのことを、「どこ行ったか知らねーよ」と答えたところ、小日向さんが「ひどい~」と甲高い声で言っていたと、笑いながら話していました。
仲の良さが伝わるエピソード
さらに、中村さんは小日向さんが付き人だったころのエピソードも披露しました。「だいたいあいつ、お付きなのに2人で写真撮ると必ず俺の腕を(組んできて)持ってるんですよ。おかしいでしょう。お付きなのに」と、その仲の良さが伝わる微笑ましいエピソードを紹介。二人の絆の深さが感じられる瞬間でした。
懐かしさと温かい絆
中村さんと小日向さんの間にある懐かしくも温かな絆は、舞台挨拶でのエピソードからもよく伝わってきました。過去の楽しい思い出や、互いを大切にしていることが感じられる時間となり、ファンにとっても印象深い舞台挨拶となったことでしょう。
中村さんと小日向さんの共演をきっかけに、また新たなエピソードが生まれることを楽しみにしたいですね。