2024年11月26日から12月8日にかけて、エクアドルのクエンカを舞台に「アドベンチャーレース世界選手権(ARWC)2024」が開催されました。この大会には、日本から「チームイーストウインド」が出場し、田中正人(軍曹)、米元瑛(ヨネ)、所幸子(ジョージ)、小倉徹(てっちゃん)の4名で挑みました。
レースは全長700kmに及び、マウンテンバイク、トレイルラン、トレッキング、ロープアクティビティなど、多岐にわたる種目が組み込まれ、全行程をオリエンテーリングで進む過酷な内容でした。標高2,530mの高地に位置するクエンカでのレースは、選手たちにとって大きな挑戦となりました。
チームイーストウインドは、目標としていたトップ10入りには届かなかったものの、チームワークの面では非常に良いレースができたと報告しています。各メンバーがチームに貢献することを最優先に取り組み、非常にタフなコース設定に苦しめられながらも、忍耐強く粘り続けることができたとのことです。
特に、今回初めてチームに加わった小倉徹選手は、緊張と不安を抱えながらも、チームの新たな化学反応を生み出す存在として期待されていました。レースを通じて、彼の真価が発揮されたことでしょう。
レース終了後、チームは次なる挑戦としてニュージーランドで開催される「The Magnificent」に出場するため、既に出発しています。エクアドルでの経験を糧に、さらなる飛躍が期待されます。
アドベンチャーレースは、自然環境の中で多様な競技を組み合わせ、チームの総合力が試されるスポーツです。チームイーストウインドの今後の活躍から目が離せません。