題名のない音楽会 – 山田和樹が育む未来オーケストラの練習会
番組概要
2025年2月8日(土)に放送される「題名のない音楽会」では、特別企画「60周年記念企画⑩山田和樹が育む未来オーケストラの練習会〜前編」が特集されます。この番組は、放送60周年を記念して初めての試みとして立ち上げられたプロジェクトで、指揮者の山田和樹が18歳以下の子どもたちに「音楽の楽しさ」と「共に演奏する喜び」を届けることを目的としています。放送時間は6:00から6:30まで、ABCテレビ1でお楽しみいただけます。
山田和樹が育む未来オーケストラの音楽会~前編
指揮者・山田和樹が手掛ける「未来オーケストラ」が、18歳以下の若い才能を対象にしたオーディションを実施し、全員が合格するという嬉しいニュースが飛び込んできました。このオーケストラは、次世代の音楽家たちに新たな舞台を提供することを目的としています。演奏曲は「クラシックのおもちゃ箱」と題され、クラシック音楽の魅力を存分に味わえる内容となっています。
練習の様子
2024年11月5日、未来オーケストラの全体練習が行われました。この日は、100人を超える子どもたちが集まり、山田和樹の指揮のもと、熱心に練習に取り組みました。演奏された曲目には、ジョージ・ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」、チャイコフスキーの「交響曲第1番」、ラヴェルの「ボレロ」などが含まれ、子どもたちの演奏は多彩な表現力を見せました。
山田和樹の指導
山田和樹は、具体的な練習プランを持たないと語りながらも、子どもたちに対して「メッセージ性がほしい」、「地元に届く音を!」、「キャンバスからはみだせ!」、「存在感を出せ」といった熱い指示を送りました。彼の指導は、単なる技術的な指示にとどまらず、音楽を通じて伝えたいメッセージを重視するものでした。また、山田は子どもたちに手を叩かせることで、リズム感や一体感を養う工夫も見せました。
メンバーの感想
練習後、未来オーケストラのメンバーたちは、それぞれの感想を語りました。山田和樹は、楽譜に書かれていること以上に大切なことがあると強調し、音楽の本質について考えさせる場を提供しました。さらに、俳優でミュージカル俳優の石丸幹二も全体練習のVTRを見て感想を述べ、若い才能たちの成長を見守る姿勢を示しました。
未来オーケストラの取り組み
このプロジェクトでは、山田和樹がオーディションを経て選ばれた若い音楽家たちと共に、初めての全体練習を行います。彼らは、音楽の楽しさを体験しながら、演奏技術を磨く機会を得ることができます。番組では、山田和樹がどのように彼らと対峙し、何を考え、何を伝えるのかが描かれ、視聴者はその過程を通じて音楽の魅力を感じることができるでしょう。
今後の放送予定
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2025年2月15日: 「60周年記念企画⑩山田和樹が育む未来オーケストラの練習会~後編」
この回では、前週に引き続き全体練習の様子が放送され、特別アドバイザーとして世界的チェリストの宮田大やホルン奏者の福川伸陽が参加します。山田和樹がどのように彼らと対話し、指導するのかが注目されます。 -
2025年2月22日: 「60周年記念企画⑩山田和樹が育む未来オーケストラの音楽会~本番」
いよいよ本番の日を迎え、事前の全体練習に参加した宮田大や福川伸陽も見守る中、山田和樹と未来オーケストラがどのような演奏を披露するのかが期待されます。
出演者情報
- 指揮者: 山田和樹
- 指揮者: 小林雄太
- チェリスト: 宮田大
- ホルン奏者: 福川伸陽
- 未来オーケストラ: 若い音楽家たち
この特集を通じて、視聴者は音楽の楽しさや、若い才能が育まれる様子を目の当たりにすることができるでしょう。ぜひお見逃しなく!