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茶殻、タマネギの皮、すだちの皮の健康レシピ!

カズレーザーと学ぶ。』番組紹介:捨てていた栄養食材を無駄なく活用!

 

2024年10月8日の放送『カズレーザーと学ぶ。』では、普段捨ててしまいがちな食材の部位に秘められた栄養価とその活用方法について特集が組まれました。広島大学医学部の堤理恵氏が登壇し、食材の「0円部位」を無駄なく摂取するためのアイデアと、食生活をより健康的にする方法を紹介。今回はその中でも特に注目すべき第3位から第1位にランクインした食材を紹介します。

 

第3位:茶殻

 

茶殻、お茶を飲んだ後に残る茶葉ですが、実はその栄養価は非常に高いことがわかっています。番組調査によると、97%の人がそのまま捨ててしまう茶殻ですが、実はビタミンEやβ-カロテンなど、健康に良い成分が豊富に含まれています。特にビタミンEはカボチャの17倍も含まれており、抗酸化作用が強く、肌に良い効果が期待できるのです。

 

茶殻の栄養と食べ方

 

堤理恵氏によると、茶殻には水溶性の成分(カテキンやビタミンCなど)が含まれており、これらはすでにお茶を飲む際に摂取している分、茶殻に残る栄養素は主に脂溶性のビタミンEやβ-カロテンです。このため、茶殻は少量の油で炒めることで、栄養素を効率よく摂取することができます。

• 炒飯やパスタに活用するのがおすすめ。パスタの場合、茶殻を細かく刻んでベーコンやしめじと一緒に炒め、めんつゆやバターで味を調えれば、栄養満点の美味しい一品が完成します。

 

第2位:タマネギの皮

 

タマネギの皮は、99%の人が捨ててしまっている部位ですが、実は非常に栄養価が高いことがわかっています。タマネギに含まれるケルセチンというポリフェノールは、筋トレなどの軽い運動と組み合わせることで、体の動かしやすさや関節の健康にも効果が期待できるとされています。

 

タマネギの皮の栄養と食べ方

 

タマネギの皮には、ケルセチンが豊富に含まれており、その栄養素は他の野菜に比べて群を抜いています。堤氏のおすすめは、タマネギの皮を煮込みスープに加えること。ケルセチンは熱にも強いため、長時間煮込んでもその栄養が失われることはありません。

 

また、市販されているタマネギ皮の粉末をみそ汁やスープに加えることで、手軽に栄養を摂取することも可能です。

 

第1位:すだちの皮

 

すだちの皮は、99%の人が食べない部位ですが、その皮に含まれるスダチチンというポリフェノールが非常に注目されています。この成分は、体内の骨格筋に働きかけ、エネルギー消費を促進し、余分な内臓脂肪や皮下脂肪を抑制する効果があるとされています。

 

すだちの皮の栄養と食べ方

 

すだちの皮に含まれるスダチチンは、内臓脂肪の蓄積を防ぐため、ダイエットや健康管理に非常に有益です。堤氏は、理想的には1日に7個分のすだちの皮を摂取することを推奨していますが、現実的にはポテトサラダやおひたしにおろして加えるだけでも十分に効果を感じられるとしています。

 

また、みかんの皮にも同様の効果が期待できるβ-クリプトキサンチンが含まれており、冬の時期には丸ごとみかん鍋に入れて食べるのもオススメです。

 

まとめ:栄養価を無駄にせず、体に取り入れよう

 

今回紹介されたように、普段捨てがちな食材の皮や残り物にも、驚くべき栄養素が隠れています。茶殻、タマネギの皮、そしてすだちの皮を上手に活用することで、健康や美容に良い効果が期待できることがわかりました。フードロスを減らしながら栄養をしっかり摂取する方法を学んだことで、食生活がより健康的でエコなものになりそうですね。

 

これらの「0円食材」を取り入れることで、無駄なく栄養を摂取し、健康をサポートすることができます。ぜひ、次回の食事からこれらの部位を意識して取り入れてみてください。