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  • 菅野智之、YouTubeから学んだ新フォークボールで復活、報道ステーション

    菅野智之YouTubeから学んだ新フォークボールで復活!「人生で一番良い状態」と語る変化球の秘密

    読売ジャイアンツのエース、菅野智之投手が、2024年のシーズンで見せた圧巻のパフォーマンスに注目が集まっています。今季、15勝3敗という成績を収め、4年ぶりとなる最多勝と勝率第1位のタイトルを獲得した菅野投手は、昨シーズンの低迷から見事に復活。彼がどのようにして新たなピッチングスタイルを確立し、成績を劇的に向上させたのか、報道ステーションで、その秘訣を語りました。

    フォーム改造と新しいフォークボールがカギ

    野投手の復活の大きな要因は、ピッチングフォームの改造にありました。昨年、4勝という低迷した成績から立ち直るために、フォームを変える決断を下し、リリースポイントを高くすることで球の伸びと角度を変化させました。このフォーム改造が、彼のピッチングスタイルに劇的な変化をもたらしたと言います。

    さらに、菅野投手が特に自信を持っているのが、フォークボールの進化です。彼は「フォークボールは人生で一番良い状態」と語り、このシーズン中もずっと試行錯誤し続けた結果、理想的な握りと投げ方を発見しました。

    YouTubeから学んだ新たなフォークの握り

    野投手がフォークボールの改良に取り組んでいた際、意外なところからヒントを得たことを明かしました。なんと、YouTubeを通じてフォークボールの投げ方について学んだのです。菅野投手は「横の回転がないとボールは落ちない」という原理に気づき、2本の指でボールを挟み、人差し指を縫い目にひっかけ、親指を添えるという新しい握りを試みた結果、今までにない鋭い落ち方を実現しました。

    野投手は、この新しいフォークボールを7月14日のDeNA戦で試し、見事に成功。その一球に「これでフォークが使える、つかんだ」と確信を持ったといいます。このフォークボールは、ストライクの軌道から鋭く落ち、対戦相手を圧倒する武器となりました。

    35歳で見つけた新たな自分

    野投手にとって、このシーズンはまさに転機となりました。35歳という年齢で新たなピッチングスタイルを確立し、復活を果たしたことに自信を深めています。「進化という言葉が正しいか分からないが、新しい自分を見つけられた」と語る菅野投手の目は、未来への期待に満ち溢れています。

    これまでの成功を一度リセットし、YouTubeから得たヒントで新たなフォークボールを手に入れた菅野投手。この進化は、今後のメジャー挑戦にも大きなプラスになることは間違いありません。菅野投手が今後どのようなピッチングを見せてくれるのか、ますます目が離せません。