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『SONGS』で緑黄色社会が語った音楽の原点と未来のビジョン

『SONGS』で緑黄色社会が語った音楽の原点と未来のビジョン

2024年12月5日放送の『SONGS』では、今年紅白歌合戦に3年連続出場する緑黄色社会が特集されました。番組では、名古屋・大須にある彼らの原点となる地を訪れ、バンド結成の経緯や音楽に対する想いを語りました。

緑黄色社会の原点:名古屋・大須

緑黄色社会は2012年に名古屋の高校で出会った4人のメンバーによって結成されました。デビュー前、彼らは名古屋のライブハウスで演奏し、音楽活動をスタート。その当時の思い出を振り返り、彼らがどのようにして今の地位にたどり着いたのかを語りました。特に印象的だったのは、名古屋市内の大須を訪れたシーン。ここが緑黄色社会の原点であり、彼らの音楽が多くの人々に届くまでの道のりを感じさせる場所でした。

運命的な出会いと音楽の情熱

バンドメンバーの出会いには運命的な要素がありました。ボーカルの長屋晴子さんは、音楽活動をするためにSNSでメンバーを探し、共にバンドを組むこととなりました。長屋さんは幼少期から音楽への強い情熱を持っており、その思いがバンド活動を本格化させるきっかけとなりました。

メンバーの一人である**谷中敦さん(東京スカパラダイスオーケストラ)**が語る緑黄色社会の魅力も紹介され、彼はその音楽スタイルについて「自由でキラキラしている」と表現しました。長屋さんのボーカルに対しては、その表現力の豊かさを高く評価し、「スーパーだ」と絶賛。こうした外部からの評価も、緑黄色社会の魅力を一層際立たせています。

目指す「国民的バンド」への思い

緑黄色社会は、単に音楽を作るだけではなく、「国民的なバンド」になることを目指しています。長屋さんは、「街中で自分たちの曲が流れていたり、日常のちょっとした場所に自分たちがいると嬉しい」と語り、その目標に向かって日々努力を続けています。彼らが作り上げた代表曲『Mela!』は、そんな思いが詰まった1曲であり、バンドのブレイクのきっかけとなりました。

番組では、緑黄色社会がこの『Mela!』を披露。その演奏に、視聴者はそのエネルギッシュな音楽に改めて魅了されました。

心温まるエピソード:中学校との交流

緑黄色社会は、名古屋市立滝ノ水中学校で行われたNコン(全国コンクール)の課題曲を担当し、その際に思い入れのある歌詞について中学生たちと話し合いました。「心と体の成長を美しく書きたかった」と語る長屋さん。その後、中学生たちと一緒に合唱を披露するシーンも放送されました。この交流は非常に感動的で、「繊細な部分が聞こえてくる」と長屋さんも喜びを感じていました。

紅白歌合戦の思い出とパフォーマンス

また、緑黄色社会は、紅白歌合戦にも出演歴があり、番組の中で思い出の紅白シーンが紹介されました。緑黄色社会が選んだベスト紅白は、天童よしみさんの「ソーラン祭り節」。その後、彼ら自身のパフォーマンスが続き、名曲『花になって』が披露され、視聴者を魅了しました。

まとめ

『SONGS』で特集された緑黄色社会は、その音楽の原点や目指す「国民的バンド」としての未来に対する熱い思いを語り、視聴者に大きな感動を与えました。名古屋での思い出を大切にしながら、今後もさらなる成長を遂げる彼らの姿が楽しみです。紅白歌合戦に3年連続出場する彼らの活躍は、これからも注目必至です。