「チコちゃんに叱られる!」:知識の世界へ!しゃぶしゃぶ、ハワイ、国土面積の謎を解明
12月13日の放送「チコちゃんに叱られる!」では、日常に潜む謎を楽しく解き明かす内容が満載でした。出演者は塚原愛さん、岡村隆史さん、若村麻由美さん、そして原西孝幸さんの4名。今回は、「しゃぶしゃぶ」の由来や「ハワイ」の綴りに関する謎、さらに日本の国土面積の計算方法に至るまで、いろんな驚きのトリビアが紹介されました。
しゃぶしゃぶはなぜ「しゃぶしゃぶ」?
最初に登場したのは、誰もが大好きな「しゃぶしゃぶ」。チコちゃんが出題したのは、「しゃぶしゃぶはなぜ『しゃぶしゃぶ』?」という謎です。若村麻由美さんは見事正解しましたが、チコちゃんからは「つまんねーヤツだな~」と言われてしまう一幕も。
実は「しゃぶしゃぶ」という名前は、老舗しゃぶしゃぶ店の4代目社長、三宅さんの祖父・忠一さんがヒントを得たものです。忠一さんは、仲居さんがおしぼりを洗う音を聞いてその音を模倣することから、料理名を「しゃぶしゃぶ」と命名したのだとか。おしぼりを洗う音が、食材をしゃぶしゃぶと鍋で煮る音に似ていたため、この名前が誕生したのです。
ハワイに「i」が2つ付く理由は?
次の謎は「ハワイに『i』が2つ付くのはなぜ?」という問題。原西孝幸さんが「ハワ2という意味で1があった」と答えましたが、もちろんチコちゃんに叱られます。正解は、「ハワイッイだから」。では、なぜそのような綴りになったのでしょうか?
実は、ハワイ語には「i」の音が2つ連続して存在し、その音を欧米人がアルファベットで表記する際に「i」を2回重ねて使ったことが背景にあります。1778年に欧米人にハワイが発見され、ハワイ語には文字がなかったため、宣教師たちが聖書をハワイ語で書き表すために文字を使用しました。しかし、ハワイ語には「❛」という記号があったものの、欧米人はその区別をつけず、結局「Hawaii」という綴りが広まったのです。今でもその名残で、「i」が2つ続くハワイという綴りが使われているわけです。
日本の国土面積はどうやって計算する?
最後に、チコちゃんが出題したのは「日本の国土の面積はどうやって計算する?」という謎です。岡村隆史さんは「実はおよその面積しか測れていない」と答えましたが、またしてもチコちゃんに叱られてしまいました。正解は、「1500万個の台形の面積を計算する」。
国土地理院の塚崎さんによると、日本の国土面積の計算方法は非常に精密です。例えば屋久島を例に取ると、その座標点は約2万5000点に達します。その数と台形の数が一致し、そこから面積を求めていく仕組みになっています。日本全国で使用される座標点はおよそ1500万点に上り、これを基に各市区町村ごとに面積が計算されるそうです。また、日本の国土面積は年4回公表され、近年では海の埋め立てや地殻変動により、2022年から2023年の間に1.53平方メートル増加しています。
まとめ
「チコちゃんに叱られる!」では、日常的な疑問に対する意外な答えを知ることができ、視聴者を楽しませてくれます。今回は、しゃぶしゃぶの名前の由来や、ハワイという名前の謎、さらに日本の国土面積の計算方法と、知識の奥深さを再認識する回でした。これらのトリビアを知ることで、普段何気なく使っている言葉や数字にも新たな視点が加わり、もっと興味深く感じるようになります。次回の放送も、どんな謎が登場するのか楽しみですね!