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チコちゃんに叱られる デパ地下&クロワッサン&ルビの謎

「チコちゃんに叱られる!」1月17日放送:デパ地下の謎からクロワッサンの歴史まで、身近な疑問を解説!

2025年1月17日放送の「チコちゃんに叱られる!」では、日常生活でよく目にする謎を解説。デパ地下の起源からクロワッサンの形まで、意外な歴史や理由に驚きの声が上がりました。今回は、その内容を振り返りつつ、番組で紹介された面白い事実をお届けします。

1. なぜデパ地下は地下にある?

「デパ地下」とは、デパートの地下にある食品売り場のこと。河北麻友子さんは「地下は室温が低めで、電気代も節約できるから」と答えましたが、チコちゃんに叱られました。正解は「デパートが土足禁止だったから」。
実は、デパートが登場した当初、日本では畳敷きの床が一般的で、土足厳禁でした。そこで、お客さんが履物を預ける下足番が地下に配置され、そのスペースを有効活用するために食品売り場が地下に作られたのです。その後、松坂屋が土足入場を解禁し、地下のスペースは食品売り場として利用されるようになったそうです。

2. クロワッサンはなぜこの形?

次に紹介されたのは、誰もが知っているパン「クロワッサン」。あばれる君は「オーブンの数が限られていて、より多く焼けるように」と予想しましたが、再びチコちゃんに叱られました。正解は「オスマン帝国に戦争で勝ったから」。
1683年、オーストリアのウィーンがオスマン帝国に包囲されていた際、オーストリアのパン職人たちが地下トンネルを掘って侵入を阻止し、勝利を収めました。この功績を称えた皇帝が、新たに作らせたパンの形が、オスマン帝国の三日月形の旗を模したもの。それが「キッフェルン」と呼ばれ、後にクロワッサンの原型となったのです。

3. 自分の指と他人の指をこすると気持ち悪い理由

実験コーナーでは「自分の指と他人の指を同時にこすると気持ち悪い現象」が紹介されました。岡村隆史さんや河北麻友子さんも実際に試してみて、「なんか気持ち悪い」と反応。これは、脳が混乱しているからだそうです。
人間の感覚は、右手は左脳、左手は右脳に情報が送られます。今回のように両手で異なる感覚が送られると、脳がその情報をうまく処理できず、気持ち悪さを感じるのです。

4. ふりがなを「ルビ」という理由

最後に紹介されたのは、ふりがなをなぜ「ルビ」と呼ぶのかという謎。岡村さんが正解を答えると、チコちゃんから「つまんねーヤツだな〜」と叱られましたが、正解は「宝石のルビー」でした。
江戸時代後期、活版印刷が日本に導入された際、印刷された文字に小さい文字を使うため、7号サイズが「ルビー」と呼ばれていました。この「ルビー」という呼び名が、ふりがなに使われるようになったそうです。

5. 視聴者からの質問:夢の記憶

視聴者から寄せられた「夢はなぜ覚えているのといないのがある?」という質問にも答えがありました。日本睡眠改善協議会の白川理事長によると、レム睡眠中に見る夢は覚えていることが多く、特にレム睡眠中に目が覚めると鮮明に記憶に残るのだそうです。


今回の放送では、普段は気にも留めないことに隠された興味深い歴史や理由が明らかになりました。身近な謎を解き明かすことで、私たちの生活が少し豊かに感じられるかもしれません。チコちゃんに叱られながらも、新たな知識を得ることができた、楽しい時間でしたね!