新潟県の山中に住む92歳男性が語る“究極の幸せ”とは? 「ポツンと一軒家」に密着!
1月19日(日)に放送された「ポツンと一軒家」では、新潟県の山中にひっそりと建つ一軒家を訪れた捜索隊が、92歳の男性とその長男を迎えるシーンが放送されました。この男性が建てたのは、誰もが驚く「自力で建てた別荘」。その建物の背後には、彼の人生の一部といえる「究極の幸せ」が広がっていました。
新潟のブナ林にたどり着いた、92歳男性の幸せ
番組では、捜索隊が衛星写真を手がかりに山中を捜索し、青い屋根が目を引く一軒家を発見します。険しい山道を進んだ先に現れたその家は、92歳の男性が自ら建てた別荘でした。男性は70歳のときに、土地を借りてこの家を一人で建て始めました。「職人が家を建てるのを見学していたら、建て方がわかったんです」と語る男性。その言葉に、彼の忍耐力と手先の器用さが伺えます。
男性はもともとバスの運転手として働いていましたが、建築の技術を学ぶために工事現場を訪れ、そこで得た知識を活かして自分の家を完成させました。その結果、自ら手がけた家には、他のどこにもない「特別な空気」が漂っています。
ブナ林を眺めて過ごす“幸せな時間”
男性が語る「ブナ林を眺めながら深呼吸するのが楽しいんです」という言葉からは、この場所が彼にとってどれほど大切なものかが伝わってきます。自然に囲まれた生活の中で、男性は日々心身をリフレッシュしており、その静かな時間が元気の源となっていると感じているようです。
スタジオのMC所ジョージさんは「ここに通うことが元気の秘訣になっているんですね」としみじみと語り、パネラーの林修さんは「ブナ林の景色に幸せを見出すことができる…これは、我々には永遠に手に入らない“究極の幸せ”だと感じました」と、男性の幸せに敬意を表しました。
90代になっても変わらぬ情熱と元気な笑顔
92歳という年齢にも関わらず、男性の元気さと笑顔は若々しく、長男と一緒に過ごす時間が彼の力の源となっています。さらに、家の近くではニシキゴイを飼っており、その様子も放送の中で紹介されました。自然との調和の中で心穏やかに過ごす時間が、男性の豊かな人生を作り上げているのでしょう。
ゲストの松下由樹さんと新浜レオンさんも感動
番組にはゲストとして俳優の松下由樹さん、歌手の新浜レオンさんが登場し、男性の生き方に感動を示しました。新浜さんは「将来的には人里離れた郊外に音楽スタジオを作って、所さんと一緒に楽曲制作をしてみたい」と夢を語り、松下さんも「ポツンと一軒家で暮らす人々の人生観に少しずつ惹かれています」と明かしました。
まとめ
「ポツンと一軒家」で紹介された新潟の92歳男性のストーリーは、視聴者に深い感動を与えました。自然に囲まれた山中で、自ら手をかけて建てた家に住み、ブナ林を眺めながら深呼吸するという“究極の幸せ”を感じる男性の姿は、日々の忙しさに追われる私たちに大切なことを教えてくれます。シンプルで豊かな生活、そしてそれを支える自然の力こそが、真の幸福なのかもしれません。