カテゴリー
まとめ

ポツンと一軒家 熊本県・阿蘇山の裾野と沖縄移住の夫婦に密着

「ポツンと一軒家」2時間SP:阿蘇山の夫婦と沖縄移住の夫婦の生活に密着!

12月29日に放送された『ポツンと一軒家』の2時間スペシャルでは、自然に囲まれた一軒家に暮らす夫婦や、沖縄に移住した夫婦の素晴らしいライフスタイルが紹介され、視聴者を魅了しました。衛星写真を頼りに人里離れた一軒家を捜索するこのバラエティ番組は、今回は熊本県と沖縄県で素晴らしい夫婦の暮らしを追い、心温まるストーリーが展開されました。

阿蘇山のふもとで自然を守る88歳と83歳の夫婦

最初に捜索隊が向かったのは、熊本県・阿蘇山の裾野に広がる深い森の中。そこにたたずむのは、山小屋風のログハウスに住む88歳と83歳の夫婦。かつて大きな集落があったものの、活火山である阿蘇山の噴火や火山灰の影響で住民たちは移住を余儀なくされ、この場所に残ったのはこの夫婦だけでした。夫婦はこの地に深い愛着を持ち、24年前に故郷の実家跡地にログハウスを建て、別荘として使っています。

しかし、ただの別荘ではありません。この夫婦は、広大な山の整備を行っており、東京ドーム10個分もの面積にわたる山の手入れをしているのです。夫は山の保全作業に取り組み、自然を守ることに情熱を注いでいます。故郷への思いを胸に、毎日を楽しんでいる彼らの暮らしに、捜索隊も感動。生活の中で自然との共生を感じる夫婦の姿に、視聴者も心を打たれたことでしょう。

沖縄に移住した夫婦の「海での仕事」に挑戦

次に訪れたのは、沖縄の海で仕事をしている夫婦です。2000年に建てられたおしゃれなログハウスで生活しているのは、広島出身の夫(55歳)と東京都出身の妻(53歳)。夫は21歳で沖縄に移住し、「海で仕事がしたい」と沖縄のホテルでビーチスタッフとして働き始め、その後漁師に転職。海に潜って水中銃で魚を捕まえる「潜り漁」を生業としています。

妻は都内でOLをしていたものの、沖縄に魅せられ、夫と同じホテルで働きながら出会い、結婚。夫が漁師に転職した後、妻も沖縄の海を愛するようになり、今では元気にホテルで働いています。しかし、彼女の目標は「いつか一緒に漁に出て、船でお留守番をすること」だと笑顔で話しています。

この回では、捜索隊が実際に夫婦と一緒に「潜り漁」に同行し、沖縄の海の中でサンゴを保護するために船の錨を手作業で設置したり、漁師飯を振る舞うシーンが放送されました。漁師として働きながらも海の自然環境を守ろうとする夫婦の姿勢に感動し、沖縄の美しい海の魅力にも触れることができました。

番組の魅力と心温まるストーリー

「ポツンと一軒家」では、今回も人里離れた場所で暮らす夫婦の生活に密着し、自然との共生や、地域を大切にする姿勢を伝えました。阿蘇山のふもとで自然を守る夫婦や、沖縄の海で仕事をする夫婦の生活は、それぞれが持つ独自の魅力に溢れており、視聴者に深い印象を与えました。

自然の中でシンプルに暮らすことの大切さ、そして一緒に生きることの素晴らしさを改めて感じることができる、心温まる回でした。『ポツンと一軒家』の魅力は、ただの田舎暮らしにとどまらず、人生の選択肢として「自然との共生」や「自分らしい生き方」を見つけるヒントを与えてくれる点にあります。

次回の放送も楽しみですね。