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カボチャの種、ワタ。マグロの血合いの健康効果!

カズレーザーと学ぶ。』番組紹介:「捨てていた栄養食材アレのココ」

 

2024年10月8日の放送『カズレーザーと学ぶ。』では、引き続き「捨てていた栄養食材アレのココ」というテーマで、私たちが普段捨ててしまっている食材の部位に隠れた栄養素を取り上げ、その驚くべき効果と食べ方を紹介しました。広島大学医学部の堤理恵氏が登壇し、食材の「0円部位」に含まれる栄養素が、実は非常に体に良いものであることを解説しました。今回は、その中でも特に注目の第5位と第4位にランクインした食材を詳しく紹介します。

 

第5位:カボチャの種・ワタ

 

カボチャの種とワタは、多くの人が捨ててしまう部位ですが、実は栄養豊富で、美容や健康に非常に効果的な成分が含まれています。

 

カボチャの種の栄養価

 

カボチャの種は、悪玉コレステロールを下げる効果があるリノール酸(必須脂肪酸)が豊富に含まれています。また、抗酸化作用のあるビタミンEや、女性ホルモンのバランスを整える働きを持つリグナンも多く含まれています。リグナンは、加齢に伴って減少するエストロゲンを補い、肌や髪に潤いを与えるとともに、更年期障害の緩和にも役立つと言われています。

 

カボチャのワタの栄養価

 

一方で、カボチャのワタには、抗酸化作用が期待されるビタミンCが豊富に含まれています。これにより、免疫力が高まり、肌の健康を保つ効果も期待できます。

 

食べ方とおすすめレシピ

 

• カボチャの種は、オリーブオイルなどと一緒に炒めると、ビタミンEが脂溶性なので効率よく摂取できます。塩を少し振ってスナック感覚で食べるのも良いでしょう。

• カボチャのワタは、種と一緒に豆乳とブレンダーでかけ、ポタージュスープにするのが堤理恵氏のおすすめ。無駄なく栄養を摂取でき、食べやすくなります。

 

ただし、カボチャの種はナッツ類と同じく油分が多いため、食べ過ぎには注意が必要です。

 

第4位:マグロの血合い

 

マグロの血合いは、捨てられがちな部位ですが、実は非常に強力な栄養成分が豊富に含まれており、健康効果が期待できる食材です。

 

マグロの血合いの栄養価

 

マグロの血合いには、強力な抗酸化物質であるセレノネインが豊富に含まれています。セレノネインは、ビタミンEの500倍の抗酸化力を持ち、老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。この物質は、回遊魚に特に多く含まれており、特にクロマグロには他の魚の136倍ものセレノネインが含まれているとのこと。

 

さらに、セレノネインには、シミの原因となるメラニン生成を抑制する効果や、肝臓の中性脂肪蓄積を軽減する効果、さらには脳卒中心筋梗塞の発症リスクを減少させる効果も報告されています。

 

食べ方とおすすめレシピ

 

堤理恵氏のおすすめの食べ方は、マグロの血合いをフードプロセッサーでミンチにして、豆腐やネギ、卵などの具材と混ぜる方法です。これを使って和風ハンバーグや竜田揚げにすると、栄養を美味しく摂取することができます。

 

まとめ:栄養を無駄にせず、健康生活をサポート

 

これらの「0円食材」を取り入れることで、無駄なく栄養を摂取し、健康をサポートすることができます。普段捨ててしまっている部分にも、驚くほどの栄養素が隠れていることがわかりました。カボチャの種とワタ、そしてマグロの血合いなど、普段から積極的に取り入れることで、美容や健康に大きなメリットが期待できるでしょう。食材を無駄なく活用することが、健康だけでなく、環境にも良い影響を与えることができます。

 

番組で紹介されたように、食材の無駄を減らし、効率よく栄養を摂取することは、現代の食生活において大切なポイントとなります。ぜひこれらの栄養豊富な部位を活用し、より健康的で充実した食生活を送ってみてください。