11月15日放送「ガイアの夜明け」で大江戸温泉物語と湯快リゾートの統合劇を深掘り!新生温泉王の野望とは?
11月15日(木)22:00~放送のテレビ東京「ガイアの夜明け」では、日本最大級の温泉チェーン誕生を目指して、大江戸温泉物語と湯快リゾートの統合に密着した特集が放送されます。番組では、両社の統合がもたらした激動の現場と、その先に待つ温泉業界の未来を追いかけます。
東西“温泉王”の統合劇
大江戸温泉物語は、経営難に陥った旅館を再生するビジネスモデルで知られ、全国37施設を展開している一方、湯快リゾートは西日本を中心に29施設を運営してきました。今回、この2社が統合し、「大江戸温泉物語」のブランド名で統一されることに。両社の経営方針やサービスに対する考え方が異なる中で、現場では混乱や意見の対立も発生しています。番組では、統合後の激動の現場と、両者がどのように調整し、ひとつの新生温泉グループを作り上げていったのかが明かされます。
新生「大江戸温泉物語」の改革
統合後の新たなメニュー開発も注目のポイント。大江戸温泉物語グループの店舗では、バイキング方式で提供される料理が全店統一されることになり、湯快リゾート側のスタッフと大江戸温泉側のスタッフがメニューを巡って激しく意見を交わしました。シンガポールの「マリーナベイ・サンズ」でエグゼクティブシェフを務めた山口伸雄さんが、新メニュー開発の担当として登場。最終的には、大江戸側が提案した5品、湯快側が提案した4品が採用されることに。意見の相違や妥協の中で誕生した新メニュー、その舞台裏は必見です。
大江戸温泉物語のサービス改革
大江戸温泉物語の下呂温泉店では、湯快リゾートのGM(ゼネラルマネージャー)である川崎さんが、サービス改革の指導に乗り出します。例えば、夕食のバイキングが2部制から3部制に変更されるなど、突然の変更に現場は戸惑いながらも対応。川崎さんの改革がどのように現場に影響を与えたのか、そのリアルな様子が描かれます。
閉館危機に直面した「金波荘」
さらに、統合後の「金波荘」の運命にも密着します。この施設は、湯快リゾートが所有していた施設で、統合後は最上級ブランド「TAOYA」としてリニューアルオープン予定でしたが、地震で深刻な被害を受け、休業に追い込まれてしまいます。建物全体が海側に傾いているという危機的な状況に直面する中、調査の結果、一部を解体することで復旧可能との見通しが立ち、最終的には再生の道を歩み始めました。この危機的状況を乗り越えようとする挑戦にも注目が集まります。
「TAOYA白浜千畳」の新しい息吹
また、番組では和歌山県白浜町の「TAOYA白浜千畳」のリニューアルオープンにも密着。ここは、以前「湯快リゾート」が運営していた施設で、統合後の「大江戸温泉物語」によって新たに生まれ変わりました。施設の運営がどう変わったのか、どちらの企業が主導権を握ることになるのかなど、その舞台裏が明らかになります。
温泉業界の未来に迫る
最後に、統合した大江戸温泉物語と湯快リゾートは、今後さらに多くの施設を開業予定です。栃木・日光市の新しい温泉旅館がその第一弾となり、最上級ブランド「TAOYA」として来年2月に開業予定。3年で10軒の開業を目指しているという新生温泉王の野望。その先に待つ温泉業界の未来が、どのように変わるのか、視聴者も一緒に見守りたいところです。
放送概要
番組名:ガイアの夜明け
放送日:2024年11月15日(金)22:00~22:54
放送局:テレビ東京
温泉業界の未来を切り開く“温泉王”たちの野望に迫るこの特集。統合の舞台裏、メニュー開発の攻防、施設再生の挑戦など、温泉業界に興味のある方必見の内容です。ぜひお見逃しなく!