侍ジャパン、広島コンビで逆転!坂倉&小園の活躍で米国戦を盛り返す
2024年11月21日、東京ドームで行われた「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」のスーパーラウンド初戦、侍ジャパンはアメリカと対戦しています。試合は、アメリカの44歳左腕、リチャード・ヒルの緩急を使った巧妙な投球に苦しんだ侍ジャパンが、広島コンビの活躍で逆転に成功。6回途中で3-1とリードを奪い、勝利を目指して戦っています。
初回から4回までヒルに苦しむ
試合の立ち上がりから、侍ジャパンはヒルの投球に手を焼きました。ヒルは140キロ台の直球と110キロ台のカーブをうまく使い分け、侍打線を翻弄。初回、桑原将志が二塁強襲のヒットで出塁するも、続く小園海斗が空振り三振に倒れ、辰己涼介は中前打で一死一・二塁とチャンスを作りながらも、森下翔太が三邪飛、栗原陵矢もカーブに引っかかって一ゴロに倒れ、得点には繋がりません。
その後も侍ジャパンはヒルに三振を重ねられ、2回、3回、4回と攻撃は続かなかったものの、アメリカに先制を許さず、なんとか無得点で耐えました。
5回に広島コンビが躍動
試合は5回に大きな転機を迎えます。先発の高橋宏斗をリリーフした隅田知一郎が、トーマスに左翼席へ先制のホームランを浴び、0-1とアメリカに先制されます。しかし、侍ジャパンは直後の攻撃で反撃ののろしを上げます。
一死一・二塁の場面で、坂倉将吾が右翼への適時打を放ち、1-1の同点に追いつきます。さらに、小園海斗が続けて適時三塁打を放ち、2点を追加。これで3-1と逆転に成功し、試合の主導権を握ります。
まだ勝負は分からず
試合は6回途中まで進んでおり、侍ジャパンが3-1とリードを奪った状況です。しかし、アメリカもまだ反撃の余地があり、侍ジャパンは油断せずに試合を進めています。特に広島コンビの活躍が光った今回の試合、坂倉と小園のコンビネーションがチームを勢いづけており、これからの戦いにも期待がかかります。
まとめ
侍ジャパンは、初回から4回まではアメリカのヒル投手に苦しんでいましたが、5回に坂倉将吾の同点打と小園海斗の逆転打で試合をひっくり返しました。6回途中で3-1とリードしており、勝利に向けて良い流れを作っています。このまま守りきり、スーパーラウンド初戦を勝利で飾りたいところです。