1キロ1万円の“山のお宝”!千葉県香取市で出会った自然薯の魅力とは
2024年12月28日に放送された『満天☆青空レストラン』で、お笑い芸人の小籔千豊さんがゲスト出演し、番組MCの宮川大輔さんと共に千葉県香取市を訪れました。今回、彼らが挑戦したのは、粘り抜群の天然食材「自然薯(じねんじょ)」の収穫。これこそ、まさに“山のお宝”と呼ばれる存在。収穫には20年以上の歳月をかけ、時には1キロで1万円もの値がつくこともあるという希少な自然薯を掘り当てる様子をお届けします。
1キロ1万円の“山のお宝”
自然薯は、日本の山に自生する天然の山芋で、その収穫は非常に難しいとされています。育つには20年近い長い年月を要し、1キロ以上に成長した自然薯は、なんと市場で1万円もの価値がつくことも!そのため、自然薯は「山のお宝」として、地元の人々からも重宝されています。
名人の手ほどきで挑戦!
今回、小籔さんと宮川さんは、自然薯の収穫名人と共に香取市の山に向かいました。この名人は、45年の経験を持つベテランで、自然薯の生育を見極める達人。名人の指導の下、2人は険しい藪(やぶ)をかきわけながら、自然薯を掘り出すべく山を歩きました。
ツルを見つけ、予測を立てる
最初に発見したのは、自然薯のツル。名人によると、ツルの太さで自然薯の成育年数がわかるとのこと。早速、発見したツルを調べると、まだ若いものだと判断され、宮川さんもそのことに驚きの声を上げていました。実は、自然薯は、芋が養分を送ることでツルが成長し、その年数が増すごとに芋も大きくなるため、年数に応じて大きさが増していくのです。
苦労して掘り出した自然薯
その後、2人はさらに大きな自然薯を目指して探し続けました。すると、小籔さんが「千切れてますね」と気づいたツルが、名人の目には25〜30年ほど成長したものだと映り、その近くを掘ることに。2人は土を慎重に掘り進めていきましたが、自然薯を傷つけないよう、時間をかけて掘る必要がありました。最初は黒土だった土質が、だんだん粘土層に変わり、最適な環境が整っていく様子が見られました。
1時間以上の作業で掘り出した自然薯
土を掘ること1時間以上、ついに見つけたのは、長さ約80センチの大物の自然薯!その重さは惜しくも1キロには届かなかったものの、約800グラムという大きさに、名人は「市場では約1万円の価値がつく」と太鼓判を押しました。その自然薯は、エグ味も少なく、非常においしいものだと絶賛されました。
収穫後はフルコースで味わう
収穫した自然薯を使ったフルコースを楽しみにしていた小籔さんと宮川さん。自然薯はその粘り気や食感の変化によって、様々な料理にアレンジできる食材です。果たして、どんな絶品料理が登場するのでしょうか。
収穫から料理まで、香取市で味わう自然薯の魅力を存分に堪能した二人の表情からも、その満足度の高さが伝わってきました。
結び
千葉県香取市で出会った、20年以上もの歳月をかけて育った自然薯。収穫には多大な時間と手間がかかりますが、その価値は確かに高く、食べることでその本当の美味しさに触れることができます。1キロ1万円の「山のお宝」を掘り当て、フルコースとして味わうその魅力を、ぜひ一度体験してみてください。