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所さん事件ですよ コーヒー高騰 雲南省カティモール

『所さん!事件ですよ』特集:コーヒー高騰の陰に隠された驚きの真実

1月9日(木)の放送『所さん!事件ですよ』では、話題のコーヒーの高騰問題に迫り、その背後に隠された驚くべき事実を解明します。コーヒー価格の高騰は「悪魔の仕業」だと言われていますが、果たしてその真相とは?

コーヒー高騰の原因は悪魔?!

番組では、コーヒー高騰の原因として「悪魔の仕業?」という説が浮上。コーヒー農家がドリアン農家へ転作しているというベトナムの現状が紹介されました。実際、ベトナムではコーヒー農家がドリアンの栽培に切り替えるケースが増えており、コーヒー豆の生産量は前年比で20%も減少しています。ドリアンは日本では「悪魔のフルーツ」として知られていますが、今やその需要は中国で爆発的に増加し、世界の生産量の9割が中国で消費されています。ドリアンを栽培することで、農家の生活が劇的に向上し、街には豪華な「ドリアン御殿」が建つほどの影響を与えているのです。

意外な要因でコーヒーの値段が上昇

さらに、コーヒーの高騰にはさまざまな要因が絡み合っています。ボリビアではコーヒー農家が収入の安定を求めてコカの栽培に転換しています。コカは収穫が年に2回でき、収入が高いため、貧困に苦しむ農家がコカ栽培に切り替えるのです。また、最大の原因として挙げられたのは異常気象です。気候変動により、コーヒーの栽培環境が厳しくなり、収穫量が減少していることが影響していると指摘されています。

新興勢力・中国のコーヒー市場

コーヒー市場の新興勢力として注目されるのが、中国です。特に雲南省では、お茶農家よりもコーヒー農家の方が多いという驚きの事実が紹介されました。雲南省は2012年から「コーヒーの都」として名を馳せ、現在では年間12万トン、880億円規模の市場となっています。さらに、スターバックスのCEOが劉明輝さんのコーヒーを気に入り、契約を結ぶなど、雲南コーヒーの品質は世界でも高く評価されています。2025年には日本市場にも参入予定とのことで、今後の成長が期待されています。

雲南コーヒーは気候変動の救世主?

雲南省で栽培されるカティモールという品種は、気候変動に強く、収穫量が多いという特徴を持っています。この品種は今後、気候変動による影響を受けやすい地域でのコーヒー栽培において救世主となる可能性があると言われています。

世界のコーヒー事情:東京が「コーヒーの聖地」!?

さらに、世界のコーヒー市場を覗いてみると、東京が外国人観光客にとってコーヒーの聖地となっていることが明らかに。アメリカの雑誌で「コーヒーが美味しい都市ベスト10」に選ばれ、2位にランクインした東京では、外国人が長い列を作ってカフェに並ぶ光景が見られます。特に注目されるのは「ジャパニーズスタイル」のハンドドリップコーヒー。日本独自のコーヒー文化として、世界中のコーヒー好きが集まっています。

コーヒーのフルコースが新しいトレンド

東京・台東区にあるカフェでは、コーヒーのフルコースを味わうことができる新しいトレンドが登場しています。例えば、ルワンダ産のコーヒーを使った「リンゴジュースを使ったコーヒーモクテル」や、エスプレッソとミルクムースのアイスコーヒーなど、ユニークなメニューが楽しめます。

トルココーヒーの占い

番組の最後には、トルココーヒーが紹介されました。トルココーヒーは飲み終わった後に占いができることが特徴で、カップにソーサーを重ねて逆さまにし、願い事を考えながら時計回りに3回回すという儀式が行われます。この占いがスタジオでも試され、出井隼之介さんは「M-1グランプリで優勝」との結果が出たものの、まさかの優勝ならずという結末に。

終わりに

『所さん!事件ですよ』では、コーヒー高騰の原因や世界のコーヒー市場の最新情報を深掘りし、その背後にある驚きの事実が明らかになりました。コーヒー業界における変化や新しいトレンド、そして日本が世界に誇るコーヒー文化にまで触れた内容は、コーヒー好きにとって必見です。1月9日(木)の放送をお見逃しなく!