「カムカムエヴリバディ」のロケ地、滋賀県東近江市五個荘金堂—注目の大城神社とその歴史的な町並み
NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が放送を終えた後も、そのロケ地を訪れるファンが絶えません。ドラマの舞台は岡山や大阪、京都が中心ですが、実は滋賀県内でも数カ所でロケが行われました。その中でも特に注目されているのが、滋賀県東近江市五個荘金堂にある大城神社です。
「カムカムエヴリバディ」と大城神社の関係
「カムカムエヴリバディ」では、物語の主人公・安子(上白石萌音さん)が登場するシーンに大城神社が使われました。安子が戦死した夫・稔(松村北斗さん)の死を知り、涙を流す場面や、稔の弟・勇(村上虹郎さん)と野球部員が甲子園出場を祈願する場面など、印象的なシーンが撮影されたこの神社は、ドラマファンにとって特別な場所となっています。
大城神社は、菅原道真を祭る神社で、周囲には巨木が立ち並び、神聖な雰囲気が漂っています。この神社は、ドラマのストーリーと深く絡みつつ、その美しい景観で観光地としても注目を集めています。
東近江市五個荘金堂—「近江商人発祥の地」
大城神社がある五個荘金堂は、近江商人発祥の地としても知られています。この地域は、歴史的価値が高い和風建築群が残る場所で、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。ここでのロケは、ドラマの中で時折登場し、近江商人の歴史と文化が色濃く反映されています。
観光地としての人気急上昇
ドラマ放送後、大城神社を訪れる観光客は増加の一途をたどり、特にマイクロバスで団体客が訪れることもあります。地元の人々によると、朝ドラのロケはよく行われるものの、今回は神社がかなり長い時間映されるシーンがあったため、宮司さんをはじめ、地域の人々も驚いていたそうです。
他の映画ロケ地としても注目
さらに、大城神社は、三浦春馬さんの遺作映画「天外者(てんがらもん)」のロケ地としても使用されており、その影響で映画ファンも訪れるようになっています。この映画では、幕末から明治初期の偉人・五代友厚を描いたストーリーが展開され、地域の観光資源としても注目されています。
まとめ
滋賀県東近江市五個荘金堂の大城神社は、「カムカムエヴリバディ」のドラマファンだけでなく、映画ファンや歴史愛好者にも人気の観光地となっています。周辺の町並みも美しく、近江商人の歴史を感じながら散策することができるため、訪れる価値は十分にあります。もし、あなたも「カムカムエヴリバディ」のファンであれば、この神社を訪れて、ドラマの名シーンを思い起こしながらその魅力を味わってみてください。