林修の今知りたいでしょ!睡眠の新常識
睡眠の世界的権威が特別講義!世代別正しい睡眠のとり方SP
2025年2月1日(土)12:00から放送される「林修の今知りたいでしょ!」では、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の機構長である柳沢正史教授が登場し、世代別の睡眠の悩みを解消するための特別講義を行います。睡眠は心と体の健康を維持するために非常に重要ですが、年齢に応じた正しい睡眠のとり方があることを解説します。
新指標「睡眠濃度年齢」
柳沢教授が考案した新指標「睡眠濃度年齢」は、睡眠中の脳波を計測して算出され、睡眠の質を客観的にチェックすることができます。この指標を用いて、学友たちの睡眠濃度年齢をチェックし、各世代の睡眠の特徴や改善点を探ります。
世代別睡眠法
19歳~39歳: 睡眠リズムを守って脳を回復!
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伊沢の睡眠濃度年齢: 29歳(実年齢-1歳)
- 睡眠時間が短く、ノンレム睡眠とレム睡眠のサイクルが2回しかないため、改善が必要です。
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大友の睡眠濃度年齢: 29歳(実年齢+4歳)
- 睡眠サイクルが5回あり、良い睡眠をとっていますが、歯ぎしりが原因で不安定な面も。
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斎藤の睡眠濃度年齢: 41歳(実年齢+14歳)
- 睡眠時間が短く、睡眠負債がたまる可能性があります。
小学生~18歳: 睡眠不足が脳の成長に影響!
厚生労働省が推奨する子どもに必要な睡眠時間は、小学生9~12時間、中高生8~10時間ですが、実際には多くの子どもがこの時間を満たしていません。柳沢教授の監修で導入された「ウトウトタイム」では、昼休み後に10分間の昼寝を行い、成績向上に寄与しています。
40歳~64歳: 深睡眠(減)…無呼吸に注意!
- 林の睡眠濃度年齢: 64歳(実年齢+5歳)
- 深睡眠とレム睡眠が減少しており、昼間の眠気は無呼吸が原因と考えられます。無呼吸症候群は多くの人に潜在的に存在し、注意が必要です。
65歳以降: 入眠儀式で健康キープ
92歳の現役バレエインストラクター、雑賀さんの睡眠濃度年齢は72歳(実年齢より20歳若い)。彼女の入眠ルーティンには、温かいハーブティーを飲むこと、簡単な体操、短時間の読書が含まれており、これらが良質な睡眠と若々しさを保つカギとなっています。
睡眠の不思議: 夢遊病とその影響
番組では、伊集院光が夢遊病や寝言の悩みを明かし、夢遊病が大人になっても残ることがあると紹介されます。夢遊病はノンレム睡眠中に体が覚醒する睡眠障害で、複雑な行動をとることもあります。
このブログ記事は、番組で紹介された内容を基に作成されています。睡眠の質を向上させるために、世代に応じた正しい睡眠法を実践していきましょう。