11月24日放送『所さんの目がテン！』：折り紙工学が最先端技術に大活躍！昆虫から学ぶ未来の技術とは？
11月24日（日）朝7:00から放送される『所さんの目がテン！』では、世界中で注目される最先端技術に使われる「折り紙工学」が特集されます。この番組では、折り紙の驚くべき可能性が明らかにされ、さらに昆虫の構造を参考にしたバイオミメティクス（生物模倣技術）の世界にも迫ります。折り紙が宇宙開発や建築技術、さらには航空分野にどのように活用されているのか、その革新性に驚きの声が上がること間違いなしです。
折り紙工学とは？
折り紙工学とは、伝統的な日本の折り紙技術を基に、非常に複雑な形状を作り出す技術のことです。単に美しいデザインを作るだけでなく、現代の最先端技術にも応用されています。折り紙を使った構造物は、コンパクトに収納でき、展開すると大きな面積をカバーすることが可能です。例えば、宇宙開発では、限られたスペースに折りたたんで運び、現地で広げる必要があるため、折り紙の技術が非常に重宝されているのです。
昆虫から学ぶ折り紙工学の未来
今回の放送では、昆虫の構造からインスピレーションを受けた折り紙工学の最前線に迫ります。例えば、ハサミムシの羽のように、折りたたんだ状態から15倍以上に広がる技術や、蜂の巣を参考にした軽くて強い飛行機部材の作り方など、自然界の優れた構造がどのように技術に応用されているのかが紹介されます。
また、展開式屋根や月面基地の設計にも、折り紙工学が活用されることが分かります。昆虫の羽の畳み方を模倣した技術は、建物や構造物が広がる仕組みを効率的に作り出すため、宇宙開発や高度な建築にも非常に重要な役割を果たしています。
未来の折り紙ソフトとその可能性
さらに、番組では最新の折り紙ソフトも紹介されます。このソフトは、1枚の紙からどんな形でも折り上げることができ、従来の手作業では難しかった複雑な形状の折り紙がコンピュータを使って設計・生成されます。これにより、デザインがより自由になり、複雑な形状を迅速かつ精密に作り出すことが可能になります。今後、これらの技術は、エンジニアリングやデザインの分野でも広く活用されることが期待されています。
お湯をかけると折り上がる技術
さらに驚きの技術として、“お湯をかけると折り上がる”という折り紙技術が登場します。これは、特別な素材で作られた折り紙が、熱を加えることで折り畳まれた形から複雑な立体的な形に変化するというものです。この技術は、未来の工業製品や装置の制作において、大きな革命を引き起こす可能性があります。
まとめ
『所さんの目がテン！』では、折り紙工学がどのように最先端技術と結びついているのか、そして昆虫の驚異的な構造を参考にして生まれる新しい技術に注目します。折り紙の伝統的な技術が、未来の技術革新にどれほど影響を与えているのか、その驚くべき応用範囲を知ることができる貴重な機会です。
番組では、所ジョージさんがMCを務め、実験プレゼンターとして湯上響花さんと平井文彦さんが登場。未来の技術にワクワクしながら学べる内容となっています。11月24日（日）の朝7:00から放送される『所さんの目がテン！』、ぜひお見逃しなく！