カテゴリー
まとめ

林修の今知りたいでしょ 肥満対策の新常識 有酸素運動

肥満対策の新常識!昭和の方法はもう古い?令和時代のダイエット法

2024年10月10日放送の『林修の今知りたいでしょ!』では、肥満対策についての「令和の新常識」が紹介されました。これまでの常識が通用しなくなり、最新の研究に基づいた効果的な方法が明らかになっています。今回は、肥満対策に役立つ新常識を3つピックアップしてご紹介します。

1. 脂肪燃焼のための、有酸素運動連続20分以上は不要!

これまで「脂肪を燃焼させるためには有酸素運動を20分以上続けなければならない」と考えられてきましたが、最新の研究によると、この常識はもう古いことが分かりました。4大学の共同研究によると、連続20分以上の有酸素運動を行わなくても、脂肪は十分に燃焼することが判明。運動の時間を分けて行っても脂肪燃焼に効果があるため、忙しい日常の中でも短時間の運動を複数回取り入れることで、健康的に脂肪を減らすことができるのです。

この発見により、運動のハードルが低くなり、時間がない人でも日常的に運動を取り入れやすくなったと言えるでしょう。例えば、10分間のウォーキングを午前と午後に分けて行うだけでも、効果的な脂肪燃焼が期待できます。

2. 肥満対策には階段を「下りる」方が効果的!

肥満対策において、階段を上ることが良いとされてきましたが、実は階段を「下りる」方がより効果的だという新常識が紹介されました。階段を上る際には、太ももの筋肉が縮みながら負荷がかかりますが、階段を下りる時には筋肉が伸びる動きが加わり、負荷の大きさは約1.5倍にもなるのです。

この新常識に基づけば、日常的に階段を下りることを意識的に取り入れるだけでも、効果的に筋肉を使いながら肥満対策ができるというわけです。階段を下る動作は、膝や関節への負担が気になる人にも比較的取り入れやすく、効率的にカロリーを消費できます。

3. たんぱく質摂取は運動後30分以内にこだわる必要はない

「運動後30分以内にたんぱく質を摂らなければ筋肉が育たない」とよく言われてきましたが、これも令和の新常識ではもう古いということがわかりました。筋肉が回復する過程でたんぱく質を摂取すれば、その効果は運動後30分以内にこだわる必要はなく、むしろ消化吸収の面からも落ち着いて1時間後に摂取する方が良いとされています。

運動後に急いでたんぱく質を摂ろうとするあまり、消化不良を起こしてしまうこともありますが、無理せず体が落ち着いてきたタイミングで摂取する方が効率的に栄養が行き渡ります。さらに、普段の食事でバランスよくたんぱく質を摂ることが大切であり、運動後の食事だけにこだわらなくても問題ありません。

まとめ

これまでの肥満対策に関する常識が令和の新常識として大きく変わり、もっと手軽で効果的な方法が明らかになっています。運動に関しては、長時間連続で行わなくても脂肪は燃焼し、階段を下りることでより効果的に筋肉を鍛えられることがわかりました。さらに、たんぱく質摂取も運動後すぐでなくても効果があり、無理に急ぐ必要はありません。これらの新常識を生活に取り入れ、無理なく健康的な体作りを目指しましょう!