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『人生の楽園』で紹介!群馬・沼田市の「福田ぶどうマルシェ」

『人生の楽園』で紹介!群馬・沼田市の「福田ぶどうマルシェ」

2024年12月14日放送のテレビ朝日『人生の楽園』では、群馬県沼田市にある「福田ぶどうマルシェ」が紹介されます。バリアフリーのぶどう園で、車いすでもぶどう狩りを楽しめるこの施設を運営するのは、靖さんと智美さんという夫婦です。二人の人生の軌跡と、困難を乗り越えて作り上げた「福田ぶどうマルシェ」の魅力に迫ります。

夫婦の夢と情熱から生まれたぶどう園

靖さんは、かつて国立感染症研究所に勤務していた獣医師で、定年後は農業を始めたいという夢を持っていました。休日には山梨で農園の手伝いをしていたこともあり、農業に対する情熱を深めていきました。一方、妻の智美さんは、国立がん研究センターに勤めながら、卒業研究で靖さんと出会いました。二人は2006年に結婚し、その後、農業の道を歩むことを決意します。

智美さんの勇気と生き様

しかし、人生は思い通りにはいかないこともあります。智美さんは脊髄髄内腫瘍を患い、車いす生活を余儀なくされました。それでも、彼女は前向きな姿勢を崩さず、2017年に沼田市に移住。2か月後に退院し、夫妻は夢だったぶどう農家を始めることを決意します。2019年には「福田ぶどうマルシェ」をオープンし、夫婦の手で育てたぶどうが実るようになりました。

バリアフリー農園の魅力

「福田ぶどうマルシェ」の最大の特徴は、車いすでも楽しめるバリアフリー設計です。智美さんが経験したように、身体に障害があっても自然と触れ合える場所を提供したいという思いが込められています。この取り組みが、多くの人々に感動と希望を与えており、智美さんの姿は訪れる人々に勇気を与えています。

また、このぶどうは「道の駅まえばし赤城」などで販売されており、地域の方々にも親しまれています。園内では、ぶどう狩りのほかにも、特産品を使った商品が並ぶなど、訪れる人々にさまざまな楽しみを提供しています。

多彩な趣味を持つ夫妻

靖さんはプラモデル作りやツーリング、マラソンなど多趣味で、農業とともにこれらの活動にも熱中しています。一方、智美さんの趣味は推し活とバイオリン。彼女はアマチュア交響楽団に所属し、毎年定期演奏会にも出演しています。さらに、智美さんはチェアスキーにも挑戦しており、障害を乗り越えて新しいことに挑戦する姿勢が素晴らしいです。

まとめ

『人生の楽園』の12月14日放送では、群馬・沼田市の「福田ぶどうマルシェ」が紹介され、夫婦で築き上げた夢と、智美さんが示す不屈の精神に触れることができます。バリアフリーで誰もが楽しめるぶどう園は、訪れる人々に感動と勇気を与える場所となっています。この温かい夫婦の物語は、視聴者に大きなインスピレーションを与えることでしょう。