カテゴリー
まとめ

ペルーと和食の居酒屋 和インカ 浅見夫妻 埼玉・秩父市 人生の楽園

「人生の楽園」2025年1月11日放送:ペルーと和食が融合した居酒屋「和インカ」

2025年1月11日(土)18:00から放送される『人生の楽園』では、埼玉・秩父市にある小さな居酒屋「和インカ」が紹介されます。経営者の浅見弘美さんは、ペルーとその文化、特にマチュピチュへの愛情が深く、ペルー料理と和食を融合させた独自の料理を提供しています。店内には、ペルーから取り寄せた民芸品や小物も販売しており、訪れる人々にペルーの魅力を伝えています。

夫婦で築いた「和インカ」への道

弘美さんは新潟県出身で、東京音楽大学を卒業後、埼玉県内の中学校で音楽教師として長年勤めていました。夫の和義さんは高校の校長先生で、秩父の地域に深く根付いた生活をしています。弘美さんと和義さんは大学時代に出会い、23歳で結婚。その後、子育てと教育の仕事に追われる日々が続きましたが、子どもたちが巣立った後、夫婦で海外旅行をすることに決めました。その旅行先が、ペルーだったのです。

ペルーの文化や自然、美しい風景に魅せられた弘美さんは、毎年ペルーを訪れるようになり、次第に「普通の旅行」では満足できなくなっていきました。スペイン語を学び、1ヶ月間ペルーに滞在した経験を経て、ペルーで飲食店を開こうと決意します。しかし、娘や夫に反対され、自宅を改装してペルー料理を提供する居酒屋「和インカ」を開くことにしました。ここでは、和食とペルー料理の両方が楽しめるユニークなメニューが並び、訪れる人々を魅了しています。

地元のお祭りとペルーの味が織りなす「和インカ」

「和インカ」では、ランチも営業しており、人気メニューの一つはおそば。実は弘美さん、素人のそば打ち大会で二段を取得した実力派!そば打ちの腕前は確かで、ランチの定番として提供されています。その後、ペルー料理の仕込みを始め、昼食後にはペルーならではの「カウカウ」や「セビーチェ」などを作り、店内はペルーの香りで包まれます。

一方、和義さんは秩父の「秩父夜祭」の準備に追われ、笠鉾の収蔵庫で作業を行っています。秩父夜祭は地元の人々にとって大切なイベントで、和義さんはその準備に積極的に参加し、地域の伝統を守り続けています。

 

秩父夜祭の準備と祭りの魅力

秩父夜祭は、2016年に無形文化遺産に登録された、秩父市の代表的な祭りです。この日は「和インカ」にて、夜祭の結団式が行われました。秩父夜祭の準備には、和義さんも深く関わっており、笠鉾の収蔵庫で忙しく作業をしていました。秩父夜祭は地元の人々にとって非常に重要な行事であり、和義さんも祭りへの情熱を惜しみなく注いでいます。

弘美さんも、祭りに合わせて店を盛り上げようと奔走しており、祭りの盛り上がりを感じながらお店を運営しています。秩父夜祭が終わると、秩父の厳しい冬が始まりますが、その寒さに負けず、弘美さんは新しいメニューの試作を進めていきます。

ペルー料理「パパレジェーナ」の試作

冬が近づく中、弘美さんはペルー料理「パパレジェーナ」の試作を行っていました。パパレジェーナは、ペルーの伝統的な料理で、ジャガイモを使った料理です。弘美さんのペルーへの愛情が感じられる一品で、店内でも大変好評を博しています。この日の試作には、弘美さんの娘・祐衣さんも参加しており、プロのサックス奏者である祐衣さんが試食を行いました。祐衣さんの意見も取り入れながら、さらに美味しい「パパレジェーナ」を作り上げていく弘美さんの姿が、家族の絆を感じさせました。

まとめ

埼玉・秩父市の居酒屋「和インカ」を営む浅見弘美さんと夫の和義さん。この夫婦は、ペルーと秩父の文化を融合させ、地域に根差した温かい居酒屋を作り上げました。ペルー料理の数々とともに、地元の秩父夜祭という伝統も大切にし、訪れる人々に心温まるひとときを提供しています。

1月11日(土)の『人生の楽園』では、彼らの情熱と絆がどのように形となったのか、そして「和インカ」の魅力が紹介されます。ペルーと和の味が織りなす新しい形の居酒屋に、ぜひ注目してみてください!