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東京・足立区 いつものファミレスで NHK ドキュメント72時間

東京・足立区 いつものファミレスで
NHKドキュメント72時間

今回は東京・足立区にあるファミリーレストラン(ファミレス)が舞台。早朝から深夜まで訪れる人々の暮らしや思いが詰まったこの場所に、カメラが3日間密着しました。日常の中でさまざまな人々が交差するファミレスという空間に、どんなドラマが生まれるのか。そこで出会った人々の声をお届けします。


9月17日(火)

撮影が始まったこの日は、まず2人の女性姉妹と出会いました。彼女たちは近所に実家があり、母親の命日の前日ということもあり、このファミレスを訪れていました。姉妹は「ここで母を思い出しながら、いつものように過ごすのが心地よい」と語ってくれました。

その後、テニススクールの仲間や保険外交員の女性2人組、パン製造の仕事をしている女性など、さまざまな人々がファミレスを訪れました。ドライブ帰りに立ち寄ったカップルもおり、ここでの食事がそれぞれの日常にどんな意味を持っているのかが伝わってきました。

夜になると、浴衣姿の女性たちが登場しました。彼女たちは氏神様の奉納踊りの帰りにファミレスに立ち寄ったとのこと。深夜0時にはファミレスが閉店し、今日も一日が終わりました。


9月18日(水)

翌日、朝7時の開店10分前に訪れると、25年通っているという年配の男性がいました。彼は毎朝、決まった席に座り、同じメニューを注文するのがルーチンになっているそうです。その姿からは長年通い続けたファミレスとの深い絆が感じられました。

その後も、ナイジェリア出身で25年以上日本に住んでいる男性や、週1回一緒に食事をする親子、動物の死骸回収を仕事にしている男性、イタリアンレストランで働く男性など、多くの常連客と出会いました。それぞれが日常の中でファミレスをどのように利用しているのか、話を聞くことができました。

また、ファミレスのデリバリーに同行して、お客さんとの会話を聞くこともでき、ファミレスがどれほど地域の人々にとって身近で大切な場所になっているのかが伝わってきました。


9月19日(木)

この日も、朝から90歳の男性がファミレスに訪れ、いつもの席で朝食を楽しんでいました。彼のルーチンは、まさに「いつもの場所で、いつもの時間に、いつもの食事」を楽しむことでした。長年の習慣が生んだ、この穏やかな日常がとても印象的でした。

夜になると、共働きの家族で週に2、3回ファミレスに訪れるという3人組に出会いました。忙しい毎日を送る中で、ファミレスは家族が集まる大切な時間を提供してくれる場所になっています。


9月20日(金)

最終日のこの日も、女性3人組に話を聞きました。彼女たちは、ファミレスが手軽に食事を楽しめる場所として頻繁に訪れており、仕事や日常の疲れを癒す場所になっていると言います。ファミレスが、忙しい現代人にとってどれだけ心地よい避難所となっているのかを感じることができました。


ファミレスが生み出す温かな交流

「いつものファミレスで」というタイトルの通り、このドキュメントはファミレスという日常的で身近な場所がもたらすさまざまな交流を描いています。家族や友人、そして見知らぬ人々が交わるこの場所は、ただの食事の場ではなく、人生の節目や小さな出来事が絡み合う温かな空間となっていました。

長年通い続ける常連客、仕事の合間に一息つく人々、何気ない日常を楽しむカップルや家族。どんな人たちも、このファミレスという空間に身を置くことで、日々の疲れを癒し、心を落ち着けるひとときを過ごしていることがわかりました。ファミレスの温かな雰囲気と人々のつながりが、私たちにとって大切な場所であることを改めて感じさせてくれるドキュメントでした。

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花見川団地 マンモス団地を歩いてみれば NHK ドキュメント72時間

マンモス団地を歩いてみれば
NHKドキュメント72時間

今回の舞台は、千葉市にある巨大な団地、花見川団地。昭和43年に建てられたこの団地は、現在、7000世帯が暮らすマンモス団地となり、長い歴史を誇ります。近年、都心に比べて家賃が安く、新たな住民が増えてきたことで、昔から住む人々との交流が生まれ、団地内の雰囲気に少しずつ変化が訪れています。定年後に引っ越してきた人々や、リノベーションを施して新たな生活を始める人々、団地の商店街で店舗を運営する人々など、さまざまな人々が同じ場所で生活を共にしています。ドキュメント72時間 新春スペシャル2025の、徳井健太 推し回にも選ばれました。

このドキュメントでは、花見川団地を歩きながら、そこで暮らす人々に話を聞き、彼らの声に耳を傾けました。3日間の密着取材を通じて見えてきた、団地内での人々の暮らしや、変わりゆく団地の風景をお伝えします。


6月23日(日)

撮影がスタートしたこの日、まずは団地内に住む小学生や80歳の男性、そして2年前に引っ越してきたバングラデシュ出身の工場勤務の男性と出会い、話を聞きました。団地の成り立ちや、今住んでいる住民たちの様子が伝えられ、団地の昔と今の顔が見えてきました。

団地内の商店街も活気に満ちており、やきとり店や衣料品店、惣菜屋などが並ぶ風景が広がっていました。商店街を歩くと、昔この団地に住んでいたという人々も訪れており、懐かしさと温かさが漂っていました。夜になると、高校生たちが友達と待ち合わせをしている様子も見受けられ、世代を超えた交流が続いていることが感じられました。


6月24日(月)

この日、団地内にあるグラウンドでは朝からサッカーをするグループが。彼らは夜に食品工場で働き、朝はサッカーをして心身をリフレッシュしているとのこと。こうした日常的な活動が、団地での生活をさらに豊かにしている様子がうかがえました。

商店街が開店し、鮮魚店で働いていた男性や、団地にセカンドハウスを持つ男性にも話を聞くことができました。団地がいかに地域社会に根付いているか、また新たに訪れた住人がどのように団地の一部となっているかが見えてきました。


6月25日(火)

この日も団地内で、さまざまな人々に出会いました。配達や送迎をしている男性は、3年前に団地に引っ越してきたばかりで、地域活動に積極的に参加していると話してくれました。こうした活動が団地内での交流を生み、地域のつながりを深めています。

夜には、ギャラリーで勤務する女性とも出会い、団地に住む人々がそれぞれどんな仕事をしているのか、またどのように団地での生活を楽しんでいるのかについて話を聞きました。


6月26日(水)

この日は団地内で不用品のバザーが開かれ、住民たちが集まり賑やかな雰囲気が広がっていました。また、果物屋の店先も活気に満ち、地元の人々の温かな交流が感じられました。こうした日常の営みが、団地の魅力をさらに引き立てています。


花見川団地は、古くから住む人々と新しく移り住んできた人々が共に暮らす場所です。その中で、団地の商店街やグラウンド、バザーといった日常的な風景が息づき、人々の生活が重なり合っています。今回のドキュメントでは、その一端を知ることができました。団地は、単なる住まいの場を超えて、地域のつながりや温かなコミュニティが育まれている場所であることを改めて感じさせてくれました。

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NHKドキュメント72時間 SP フランス・パリ 街角のマンガ喫茶で

NHKドキュメント72時間 SP フランス・パリ 街角のマンガ喫茶で

パリの街角にある、ちょっとユニークなマンガ喫茶に密着した3日間のドキュメンタリー。フランスではまだ珍しい存在のマンガ喫茶ですが、ここでは日本のマンガが揃っており、時間制の料金で飲み放題のドリンクも楽しめます。訪れる人々は、フランスにいながら本場日本のマンガ文化を堪能しています。

6月1日(土) この日は、父親に連れられてマンガ喫茶を訪れた小学5年生の2人組が登場。最初は日本のマンガを読む順番に戸惑っていましたが、すぐに「いけないこと、しよ?」や「よつばと!」に夢中に。フランスではマンガは左から右に読むため、最初は慣れなかったそうです。さらに、5~6時間バスを乗り継いでマンガ喫茶にやって来たという女性2人組も登場。フランスではマンガ喫茶がまだ少なく、わざわざ遠方から足を運ぶ人も多いのです。

パリでの日本のマンガ人気ランキング また、パリで100人に聞いた日本のマンガ人気ベスト5も紹介。5位は「進撃の巨人」、4位は「鬼滅の刃」、3位は「ドラゴンボール」でした。

6月1日(土)午後 午後4時過ぎ、パソコンを使っている男性が登場。実は彼、フランスのマンガ出版社に勤務しており、息子たちがマンガ喫茶で遊んでいる間に仕事をしているとのこと。彼のお気に入りのマンガは手塚治虫の「火の鳥」で、日本のマンガのストーリーの深さに感銘を受けていると話しました。

6月2日(日) この日は店主が登場。18年前に大学生だった息子が発案し、マンガオタクとしての情熱を込めて始めたというマンガ喫茶。午後2時に開店し、客が続々と訪れます。家族連れの客が、初めてマンガに触れる中で「深夜食堂」を薦められ、数時間読みふける姿が印象的でした。帰り際、マンガの続きを読みたくなったと話す女性もいました。

6月3日(月) この日は、マンガ喫茶で出会った日本語が堪能な男性が働く出版社を訪問。そこで彼は、日本のマンガ業界のトレンドや販売傾向について語りました。特に、欧米では日本のマンガのラブコメがあまり受け入れられない理由についても触れ、文化の違いを実感させられました。

パリでのマンガ人気ランキング(続き) また、パリでのマンガ人気ランキングの続きも発表。2位は「NARUTO(ナルト)」、そして1位は不動の人気を誇る「ONE PIECE」でした。

6月3日(月)午後 1階のマンガ売り場で出会った男性客。彼は失業中で就職活動に苦しんでいましたが、13歳の頃からマンガに親しんでおり、マンガを通じて自分の苦境を乗り越えたと語ります。彼は、「マンガでは肌の色や外見ではなく、キャラクターの人格や魂が最も重要だ」と語り、マンガが持つ普遍的な魅力を感じさせてくれました。

6月4日(火) 最後の日には、入院中の息子にマンガを差し入れする母親や、近所に住む中学生などが店を訪れます。日常の中でマンガがどれだけ人々に寄り添い、癒しを与えているのかが伝わってきます。

このドキュメンタリーは、パリのマンガ喫茶を通じて、フランスにおける日本のマンガ文化の広がりと、その魅力に触れる貴重な瞬間を映し出しています。

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NHKドキュメント72時間 秋田 真夜中のそば屋で

「NHKドキュメント72時間 秋田 真夜中のそば屋で」: 人々が交わる深夜の空間

秋田の真夜中、そば屋で交わる様々な物語

秋田市の歓楽街から少し離れた場所に、昼夜逆転の生活を送るそば屋があります。夜10時に開店し、翌昼まで営業を続けるこの店は、日常から一歩踏み外したような、特別な空間を提供しています。NHKのドキュメンタリー番組「72時間」は、この真夜中のそば屋に焦点を当て、3日間にわたる客たちの姿を追いかけました。お店は、「そば処 たちそば」のようで、秋田県内屈指の歓楽街「川反」の五丁目橋近くで、50年以上にわたり営業を続けています。

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夜の始まりとともに賑わい始める店

店内に足を踏み入れると、すぐに感じるのはその活気です。夜11時、オープンからわずか1時間で既に賑わいを見せる店内。お酒をセルフで取り、そばを待つ客たちの姿が見えます。秋田県南部から出張で訪れた4人組、大学生たちが楽しそうに「おばけ」という特製メニューを注文しているシーンが映し出されます。このメニューは、月見、きつね、たぬきを組み合わせたもので、常連客にとっては定番となっている一品。時間が深夜を過ぎても、店内の活気は衰えません。午前4時になっても、タクシードライバーや常連客が次々と足を運び、定番メニューを楽しんでいる様子が描かれます。

夜の静けさと新たな客たちの物語

夜が更け、朝を迎えるころには、店の客層にも変化が見られます。雪が降り始める朝7時半、通勤・通学の人々の姿が増え、仕事を終えた飲食業の人々も集まり始めます。ここで交わされる会話は、どこかおおらかで温かみがあり、訪れる人々の過去や現在が垣間見えます。

一例として、19歳で東京から戻った女性が登場します。コロナ禍を契機に故郷に帰った彼女は、東京での経験とその後の苦労を語り、秋田での生活を新たに築きつつあります。そのような過去を抱えながらも、このそば屋で心の支えを見つけ、温かな交流を重ねている様子が描かれます。

3日目、深夜に交わる新たな物語

最終日となる3月23日には、双子の兄弟が登場します。口下手な兄弟は、かつては一緒に過ごすことが多かったものの、コミュニケーションに悩んでいました。しかし、弟がマジックを覚えることで、人々と自然に交流するようになり、次第に2人の関係も変化していきます。彼らは、お互いの存在が大切であり、長い年月を経てゆっくりとした時間を過ごせるようになったことを語ります。こうした物語が、この真夜中のそば屋で交錯していくのです。

また、他にも様々な背景を持つ人物が登場します。建設業界で働く2人組の男性、レスリングの指導者を目指す若者など、それぞれが自分の物語を持ち寄り、店内の温かな空気の中で繋がっていきます。

この蕎麦屋はどこ?60年続く深夜営業の意味

この店は、「そば処 たちそば」のようで、秋田県内屈指の歓楽街「川反」の五丁目橋近く。創業から60年以上にわたり、深夜まで営業を続けています。それは単なる食事の場という以上に、地域の人々が集まる場所であり、交流の場でもあります。仕事やプライベートで忙しい日々を送る人々にとって、この店はひとときの癒しを提供する場所となり、深夜でも温かな人間関係を育んでいるのです。

まとめ

「NHKドキュメント72時間 秋田 真夜中のそば屋で」では、時間帯に囚われず、それぞれの人生を歩む人々が交わる場所としてのそば屋が描かれました。夜通し賑わい、朝日が差し込むころにはその活気が静けさに変わる。その時間の流れに身を任せながら、訪れた人々が抱える思いやストーリーが交錯していきます。このドキュメンタリーを通じて、私たちはただの食事の場ではなく、人生の一幕を垣間見ることができる場所の価値を再認識することができました。

そば処 たちそば

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ドキュメント72時間 金沢 大きな図書館で 石川県立図書館

金沢の大きな図書館で過ごす3日間『ドキュメント72時間』

NHKの『ドキュメント72時間』は、私たちの生活に密接に関わる場所や人物に焦点を当て、その裏に隠れたドラマを映し出します。今回の舞台は、石川県金沢市にある大型図書館。この3日間、図書館に集まる人々にインタビューを行い、本に囲まれた空間で繰り広げられるさまざまな物語を追いかけました。

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7月3日(水) – 仕事や趣味で訪れる人々

撮影初日、7月3日(水)、石川県立図書館に到着したスタッフは、図書館内での取材に許可を得て、早速人々の声を集め始めました。仕事の合間に訪れる自営業の男性、産休中の女性、デイサービスで料理を担当する55年の経験を持つ男性などが登場。みなさん、それぞれ異なる目的で図書館に足を運びます。特に印象的だったのは、お菓子のレシピを探しに来た女性と、遺産相続の手続きに必要な地図を探していた税理士の男性。本を探しに来た人々の目的は多種多様で、図書館がただの「本を借りる場所」以上の役割を果たしていることが感じられます。

また、夕方過ぎにはセクシャルマイノリティーについて研究しているライターの男性が登場。彼のように、図書館を学びの場として活用する人々の姿が続きます。夜7時には本の閲覧エリアが閉館となりますが、9時まで利用できる机スペースを使って、親子がテスト勉強をしているシーンも印象的でした。図書館は、静かに勉強したり、家族との時間を過ごしたりする場所として、時間を問わず利用されています。

7月4日(木) – 朝から夕方まで、さまざまな人々の交流

撮影2日目となる7月4日(木)は、午前中から図書館のスタッフが本のチェックや整理をしている様子が描かれました。開館と同時に、新聞を読みに来た77歳の男性が登場。新聞は情報を得るための大切な手段として、年齢を問わず愛されていることが分かります。

昼間になると親子連れが増え、絵本を見に来た子どもたちの姿も。絵本のページをめくる親子の笑顔が、図書館の温かな雰囲気を物語っています。その後、投資家に転身した男性や就職活動中の大学生など、さまざまな人々が次々と訪れます。鍼灸師の女性と話をした際には、図書館が癒しの空間としても機能していることを実感しました。多くの人々にとって、図書館は学びや仕事、さらには心の休息を求める場所でもあります。

7月5日(金) – 趣味や気分転換に訪れる人々

5日目には、ヘッドホンをして音楽に没頭している女性が登場。彼女は絵本やイラスト集が好きで、将来イラストレーターになりたいという夢を抱えていました。図書館が彼女にとって、将来の夢に向けてインスピレーションを得る場所であることが伝わります。さらに、地震で被災した男性も訪れ、気分転換に本を借りることで心を落ち着けていました。図書館が単なる知識の源ではなく、心のケアにもなっていることを改めて感じさせてくれました。

7月6日(土) – 家族で賑わう土曜日

撮影最終日、7月6日(土)は土曜日ということもあり、家族連れで賑わっていました。忙しい日常を送る中で、子どもたちを育てながら仕事をこなしている女性が登場。図書館が、忙しい生活の中で家族との時間を大切にできる場所であることが浮き彫りになりました。家族一緒に絵本を楽しんだり、静かな空間で自分の時間を過ごしたりする図書館の役割は、多くの人々の生活に深く根付いています。


この『ドキュメント72時間』で描かれた金沢の大きな図書館は、ただ本を借りるだけの場所ではなく、訪れる人々にとって、学び、癒し、そしてつながりの場でもありました。図書館という空間がもたらす温かさと、多様な人々の物語が詰まった3日間でした。日々忙しく過ごしている私たちにとって、こうした図書館の存在は、心のオアシスであり、未来への希望を感じさせてくれる場所だと改めて思わせてくれる特集でした。

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ドキュメント72時間 東京・赤羽 街角の駄菓子屋で

東京・赤羽の街角駄菓子屋に密着した『ドキュメント72時間』

東京・赤羽の街角にある駄菓子屋に密着した『ドキュメント72時間』。この回では、3日間にわたって駄菓子屋を訪れる人々の素顔に迫り、懐かしいお菓子やレトロゲームが並ぶ温かい空間で繰り広げられる交流を描きました。どこか懐かしく、心温まるこの特集を通じて、昔ながらの商店の持つ魅力を改めて感じることができました。

駄菓子屋の魅力と訪れる人々

7月13日(土)、撮影がスタートしたのはお昼時。店内には、所狭しと並べられた駄菓子の数々。子どもから大人まで、さまざまな人々が足を運びます。家族連れや仕事の合間に立ち寄る大人の姿もありました。特に印象的だったのは、不動産業を営む男性。この男性は、なんと小学生の頃から通っている常連で、この日は仕事の合間に立ち寄ったと言います。こうした“地元に根付いた”駄菓子屋の存在が、地域コミュニティを支えていることが伝わります。

また、店の外に設置されたレトロゲーム機で遊ぶ家族の姿も。懐かしさが漂うゲームに夢中になりながら、家族みんなで楽しむひととき。そんな風景を見ていると、駄菓子屋は単なるお菓子を買う場所だけでなく、思い出を作る場所でもあることが感じられます。

夜の駄菓子屋、閉店間際の爆買い

夜8時になると、駄菓子屋は閉店の時間。しかし、閉店間際に現れた女性が大量にお菓子を爆買いする場面が登場します。その理由を聞いてみると、「お菓子はスナックのお通し」とのこと。ユニークな理由にスタジオも驚きの声をあげました。駄菓子屋の閉店間際の賑わいと、それにまつわるエピソードが番組をより魅力的にしていました。

7月14日の雨の日、常連の子どもたちが登場

次の日、7月14日(日)は雨の日でしたが、駄菓子屋には子どもたちがやってきました。特に印象に残ったのは、小学6年生の常連4人組。外にあるレトロゲームを楽しんだり、店内で好きな駄菓子を選んだりと、駄菓子屋の空間を存分に楽しんでいました。こうして、駄菓子屋は地域の子どもたちの憩いの場となっていることが感じられました。

その後、1人の女性が訪れ、2階にある剣舞の道場に向かうシーンも。女性は、店主が宗家を務める道場に通っている常連さんでした。このように、駄菓子屋は地域の文化や活動とも深く結びついていることがわかります。

7月15日、祝日には特別な駄菓子が登場

7月15日(月)は祝日。この日も、駄菓子屋に訪れる常連客がいます。ある男性は「これ、レアな駄菓子なんです」と、特別な駄菓子を購入していました。こうしたレアな駄菓子に目を輝かせるお客さんの姿は、駄菓子屋の魅力が単に「安い」「懐かしい」というだけでなく、「珍しい」「特別な」といった要素があることを物語っていました。

地元の人々との絆を感じる駄菓子屋

3日目の7月16日(火)、この日も駄菓子屋は朝から開店。登校前の子どもたちが立ち寄る風景は、地域に根ざした駄菓子屋ならではの光景です。店主と常連客との会話、駄菓子を選びながら笑い合う子どもたち。こうした日常の一コマに、駄菓子屋がもたらす「つながり」と「温かさ」を強く感じます。


この『ドキュメント72時間』で描かれた東京・赤羽の駄菓子屋は、ただお菓子を買う場所ではなく、地域の人々が集まり、交流し、思い出を作る大切な場所であることを改めて実感させてくれました。時代が変わり、コンビニや大型店舗が増える中でも、こうした街角の小さな駄菓子屋が持つ魅力と温かさは、今も多くの人々に愛され続けていることが伝わってきます。

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ドキュメント72時間 新春スペシャル2025&年末スペシャル2024ベスト10

『ドキュメント72時間 新春スペシャル2025』: 推し回が再び!新たな視点で深掘りする魅力的な回

2025年1月3日放送の『ドキュメント72時間 新春スペシャル』は、番組初の新春スペシャルとして、年末にランクインしなかった回の中から特に注目したいエピソードをピックアップしています。今回の番組には、山田五郎さん、鈴木おさむさん、平成ノブシコブシの徳井健太さんが登場し、それぞれが推した回を選んで紹介しています。彼らが選んだ回には、視聴者が見逃していた貴重な瞬間や感動が詰まっています。

 

山田五郎 推し回:大阪 24時間の格安スーパー

舞台が大阪・天神橋筋にある24時間営業の格安スーパーに設定され、そこに集まる人々の生活が描かれました。この回では、日常のちょっとした瞬間を切り取ることで、スーパーという場所が単なる買い物の場以上に、さまざまなドラマや人間模様を映し出していることが伝わってきました。24時間営業のスーパーで交わる人生、大阪の繁華街・天神橋筋に位置するこの格安スーパーは、常に多くの人々が訪れる場所です。

鈴木おさむ 推し回:私がメガネをかける理由

愛知県扶桑町にあるメガネ赤札堂扶桑本店を舞台に、3日間にわたるメガネ店の風景が映し出されました。この回では、メガネをかける人々の背景や思いに焦点を当て、普段何気なく見ているメガネが、実はそれぞれの人生に深く関わっていることを改めて感じさせてくれました。

徳井健太 推し回:マンモス団地を歩いてみれば

この回では、千葉市にある巨大な団地、「花見川団地」に焦点を当てています。昭和43年に建設されたこの団地には、7,000世帯が住んでおり、長年住んでいる人々と新たに引っ越してきた人々が交わる場所です。

番組では、団地内で過ごす小学生や、高齢者、外国人の住人などにインタビューを行い、それぞれの視点から団地の変化と日常を描きました。例えば、団地内の商店街では昔住んでいた人々が再び訪れ、懐かしさを感じながら買い物をする様子が描かれました。また、早朝からサッカーを楽しむ男性たちや、ボランティアで活動する新たな住民との交流を通じて、この団地がどのように変わりつつあるのかが浮き彫りになりました。

 

NHK『ドキュメント72時間 年末スペシャル2024』ベスト10特集

2024年の年末も、NHKの『ドキュメント72時間』は視聴者に愛され続け、待望の「年末スペシャル」が放送されました。今年の放送は、過去1年の中で最もリクエストの多かった放送回を一挙に集め、6時間半にわたる盛りだくさんの内容でお届けされました。出演者は山田五郎、鈴木おさむ、吹石一恵、そして平成ノブシコブシの徳井健太と豪華な顔ぶれが揃い、番組に登場した人々のその後の追加取材や中継もありました。

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1位:国道4号線 ドライブインは眠らない

モツ煮込み、チャーハン、スタミナ定食、カレーなど、豊富なメニューが揃う。東京から北へ伸びる国道4号線、福島県の道沿いにある24時間営業のドライブインが舞台です。一見、懐かしさを感じさせる佇まいですが、昼夜を問わず多くの人々が訪れます。山形から東京へ荷物を運んだ帰り道に立ち寄る男性や、社会人になった息子が両親を連れて食事に来る姿も見られます。また、トラック運転手だった亡き父親との思い出を胸に訪れる人も。この場所には、それぞれの人生が交差しており、みんながどこに向かっているのかを感じさせてくれます。

2位:日本海 フェリーで旅する人生行路

舞台は日本海を横断するフェリー。新潟と小樽を結ぶ16時間の航路に3日間密着し、その魅力を探る。フェリーには、水平線を望めるデッキや、広々とした大浴場も完備。乗客は、2段ベッドや個室で過ごしながら、それぞれの時間を楽しみつつ目的地を目指す。バイクで北海道を旅する人や貨物を運ぶトラックドライバーなど、多様な乗客が集まる。現代社会の忙しさを忘れ、なぜ彼らはあえて長時間かけて船旅を選ぶのか。その理由に耳を傾け、旅の途中で交わされるさまざまな声を追いながら、船旅の魅力をひも解いていく。

3位:中国 がん専門病院 路地裏の貸し台所

肉だんごのスープや煮込み豆腐、フナの料理が並ぶ、今回の舞台は中国江西省南昌の路地裏にある貸し台所。この場所は、すぐ近くにあるがん専門の大病院に通う多くの人々に利用されています。貸し台所を使う人々のほとんどは、入院している家族を支えるためにやって来た人たちです。彼らはここで食事を作り、病室にいる患者のもとに運んでいきます。卵巣がんの娘のために野菜スープを作る母親や、父親の看病のために仕事を辞め、毎日通う青年。家族の命をつなぐ大切な料理。彼らはどんな思いで料理を作り、どんな心情でその手を動かしているのでしょうか。

4位:フランス・パリ 街角のマンガ喫茶で

パリで日本のマンガが熱狂的に受け入れられている場所、マンガ喫茶。フランス語版の日本のマンガが2万冊並ぶこの店では、時間制の料金と飲み放題のドリンクという、日本のマンガ喫茶に似たシステムで多くのフランス人が訪れています。試験を終えた大学院生や、バスで5時間もかけてやって来た姉妹など、さまざまな人々が集まります。マンガとの出会いが人生を変えたという人たちも。どんな人たちがどんな思いでマンガを読んでいるのか、深く掘り下げて紹介します。

5位:秋田 真夜中のそば屋で

秋田市にあるユニークなそば屋が舞台です。この店は夜10時に開店し、翌昼まで営業を続ける、昼夜逆転の営業スタイル。提供されるのは、そばだけでなく、お酒やおつまみも豊富に揃っています。店には様々な人々が訪れます。お酒を楽しんだ後にそばをシメとして注文する客や、歓楽街で接客の仕事を終えた人たち、また3月には就職や転勤を控えた人たちが別れを惜しみながら飲み明かす光景も見られます。なごり雪が舞う季節、そんな真夜中のそば屋の魅力に密着したドキュメンタリーです。

 

6位:金沢 大きな図書館で

劇場のような美しい館内に、無数の本が並ぶ。舞台となるのは金沢市にある石川県立図書館。2年前に建て替えられたこの図書館は、連日多くの人々に利用されています。今回は「おしゃべりOK」というルールのもと、取材の許可を得て訪れました。ここではよくパソコン作業をする男性や、毎週訪れて料理専門書で研究を重ねるベテラン料理人の姿も見られます。図書館の独特な雰囲気に引き寄せられて来る人たちも多いようです。蔵書数は110万冊にのぼり、訪れる人々は一体どんな本を手に取り、どんな時間を過ごしているのでしょうか。

7位:札幌 雪道を走る灯油配達車 

雪の札幌を走るトラックが家々を巡り、冬の生活に欠かせない灯油を届ける様子を追った3日間のドキュメンタリー。灯油配達車が家の前に停車すると、ホースを伸ばして灯油タンクやポリタンクに給油を行います。中には、片付けに夢中で暖房の灯油が切れてしまったことに気づかなかった年配のお客様や、ボイラーに灯油が不可欠な美容室を営む夫婦など、灯油を求める人々それぞれの事情が描かれます。灯油配達車に密着し、厳しい冬を乗り越えようとする人々の生活に寄り添いながら、その現実を見つめます。

8位:和歌山の格安ガソリンスタンド

今回の舞台は、24時間営業の格安ガソリンスタンド。周辺に製油所があるため、この地域には多くのガソリンスタンドが集まり、価格競争が激化しています。安さを求めて、大阪や奈良からもお客さんが訪れます。車中泊をしながら旅を続ける夫婦や、運転代行のドライバーなど、さまざまな人々がここで一息つき、それぞれの目的地へと向かっていきます。訪れた人々の声に耳を傾けながら、3日間の様子を追いました。

9位:お盆の鳥取 海辺の墓地で

日本海を見渡す海岸に、約2万基とも言われるお墓が並ぶ。その舞台となるのは、鳥取県琴浦町にある「花見潟墓地」。自然に形作られたこの墓地の成り立ちは不明で、謎に包まれています。毎年お盆の時期には、多くの人々がお墓参りに訪れます。各地のお墓で迎え火が灯され、無数の灯籠がともると、夜にはこの時期にしか見ることのできない幻想的な光景が広がります。亡き家族や先祖を偲び、弔おうとする人々の姿が浮かび上がる中、海辺に広がる巨大な墓地で迎えるお盆の様子を見つめます。

10位:別府 “貸間”の人生物語

舞台は温泉地、別府にある「貸間」と呼ばれる宿。宿泊料金は非常にリーズナブルで、かしこまった接客はなく、自由な雰囲気が漂っていますが、その不思議な魅力が人々を惹きつけています。もともとは湯治客に部屋を貸し始めたのがきっかけですが、今ではさまざまな人々が訪れるようになりました。3年間同じ部屋に泊まり続ける人や、出産前に旅を楽しんだという女性2人、ひとり旅を続ける男性など。また、病気の湯治のために訪れた夫婦の姿もありました。
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そして、番組のラストには松崎ナオが「川べりの家」を歌い納めるシーンがあり、視聴者に感動を与えました。今回は、その中でも特に印象深い「ベスト10」を振り返り、再放送された特集を紹介します。


「ドキュメント72時間」年末スペシャルでは、感動的なエピソードや心温まる物語が多くの視聴者に支持されました。普段の生活の中であまり触れることのない、さまざまな人々や場所の「リアル」を感じることができる本番組は、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。今年の特集を通じて、年末のひとときに感動と共に過ごすことができたのではないでしょうか。

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ドキュメント72時間 札幌 雪道を走る灯油配達車

札幌の雪道を走る灯油配達車:真冬の生活支えた3日間の記録

2024年1月13日から始まった「ドキュメント72時間」の年末スペシャルでは、真冬の札幌を舞台に灯油配達車に密着した3日間の様子が放送されました。雪が深く積もり、凍てつく寒さが続く札幌の街で、毎日欠かさず走り続ける灯油配達車。その車の後ろには、寒さと厳しい環境の中で支え合いながら生きる人々がいました。配達車には、ミナミ石油(株)とありましたね。

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灯油配達車の仕事風景

1月13日(土)の朝9時、札幌市内で灯油配達車がスタート。まず訪れたのは、家庭で使う灯油の配達。配達員がトラックからホースを伸ばして家の中に入ると、台所脇にある灯油タンクに給油をしていきます。北海道の家庭では、灯油タンクが1ヶ月程度で空になるため、定期的に配達を受けるのが一般的です。

その後、配達車は美容室や集合住宅にも向かいます。集合住宅ではホースを体に巻きつけ、階段を上がっていくという作業が必要で、体力が求められます。住人の女性は40年前に熊本から北海道に移住し、灯油の配達にはとても助かっていると語っていました。

日が暮れ、雪が強く降り始めると、灯油配達車は一軒家に住む男性のもとに向かいます。男性はオール電化から灯油に切り替えた理由を話し、かつて上京して役者を目指していたが夢を果たせなかったことも教えてくれました。それぞれの家庭には、それぞれの物語があり、灯油配達車はその物語を支える役割を果たしているのです。

雪道とともに働く配達員たち

1月14日(日)、撮影2日目。昨晩の雪が積もり、配達員は雪を落としながら車を準備します。この時期、北海道では建設や土木の仕事が減るため、灯油配達を仕事としてする人も多いとのこと。配達員一人ひとりの事情を知ることができました。

配達員の一人は、独立リーグで野球選手として活躍する男性。節約してカップラーメンを食べる姿が映し出され、夢を追いながら働く姿に感動しました。また、ウズベキスタン出身で母国に家を買うために来日した男性や、カフェバーを経営している女性など、配達員のバックグラウンドも様々でした。

一軒一軒での出来事も特別です。94歳の女性宅に緊急の指令で向かう配達員は、ホースを伸ばすのに苦労しながらも、女性が快く待ってくれる姿にほっとした様子を見せました。女性は、今も洋服店で裁縫を続け、一点物を作り続けているという素晴らしい話を語ってくれました。

雪に閉じ込められた車と助け合い

1月15日(月)、3日目の撮影では、天気が急変し吹雪が始まりました。配達車が雪にハマって動けなくなり、他の通りがかった人たちと一緒に車を押して助ける場面がありました。雪道を走り続ける中、厳しい環境で困っている人を見過ごせないという、強い助け合いの精神が映し出されました。

また、この日は釣り好きの気さくな男性にも出会いました。彼は病気や自殺で妻と息子を失い、今は一人で暮らしています。釣った魚の写真を見せてくれながら、穏やかな日常を感じさせるシーンがありました。

厳しい雪道、温かい心

1月16日(火)、最終日の撮影では、札幌で大雪警報が出ている中、灯油配達車はいつもと変わらない暮らしを支えるために走り続けます。雪降りしきる中でぬくもりを届けるその姿は、厳しい環境の中でも生活を支える重要な仕事であることを改めて感じさせてくれました。

まとめ

札幌の雪道を走る灯油配達車に密着した「ドキュメント72時間」では、配達員たちの地道な努力や、雪の中で支え合いながら暮らす人々の姿が描かれました。厳しい冬を乗り越えるために欠かせない灯油の配達は、ただの物流ではなく、一つ一つの家庭に温かさを届ける重要な役割を担っています。雪が降りしきる中、灯油配達車が走り続けるその姿は、見ている人々に深い感動を与えました。

 

 

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和歌山の格安ガソリンスタンド ドキュメント72時間

和歌山の格安ガソリンスタンドでの「ドキュメント72時間」:多彩な人々の声に触れる

6月7日からスタートした『ドキュメント72時間』の舞台は、和歌山の格安ガソリンスタンド。このエピソードでは、地元の人々や通りすがりの様々な客とのやりとりを通じて、地域の雰囲気や日常が色濃く描かれました。特にセルフ式のガソリンスタンドに密着したことで、普段はあまり目立たないような「小さな物語」が明らかになります。

平日でも賑わう格安ガソリンスタンド

初日の6月7日(金)から、スタートを切ったこの密着取材。和歌山の格安ガソリンスタンドは平日でも多くの客で賑わっており、セルフ式のスタンドだからこそ、訪れる人々の一瞬のやりとりが見逃せません。放射線技師の男性や、定年後に農業を始めたという男性、IT機器保守を担当する男性と、様々な職業の人々が訪れ、それぞれの話を聞くことができました。それぞれがどういった思いでこのスタンドを利用しているのか、その背後にある人生のストーリーに耳を傾けることができました。

夜の顔:屋台ラーメン店主の話

夕方になると、ガソリンスタンドにやってくる一風変わった客も登場します。夜には、屋台ラーメンを販売する男性が現れました。もともとは別の男性が店主だったラーメン屋を引き継いだというその男性は、住宅地を回りながらラーメンを売るというユニークなスタイルで営業していました。常連客として利用していた場所を、店主が引退するタイミングで自分が受け継いだ経緯には、感慨深いものがあります。その背後にある努力や思いを垣間見ながら、訪れるたびに新たな発見がありました。

高野山や奈良を目指す人々

6月8日(土)には、早朝にガソリンを入れる運転代行の30歳の男性や、奈良にラーメンを食べに行く男性、さらには高野山へ向かう予定の男性などに話を聞きました。それぞれの目的地が異なるため、話の内容も多岐にわたります。例えば、高野山へ向かう男性は、その旅の目的や心情について語り、またスライムの製造販売をしている女性も登場。こうしたさまざまな人物との対話を通して、その土地ならではの価値観やライフスタイルが浮き彫りになり、視聴者にとっては非常に興味深い瞬間が続きました。

2週間の車での旅:東北へ

6月9日(日)には、東北を2週間かけて車で旅行しているという男性に出会いました。4000kmもの長旅を妻とともに楽しんでいる様子が語られ、その旅の途中で訪れたガソリンスタンドでの出来事が取り上げられました。こうした旅の話を聞くことで、視聴者はただガソリンを入れに来た人々がどんな人生を歩んでいるのかを知ることができ、さらに深い視点を持つことができた瞬間です。

早朝の活気:浄化槽点検に向かう男性

6月10日(月)には、早朝から浄化槽の点検に向かう男性や、子どもを起こす前にガソリンを入れに来た母親たちの姿が映し出されました。彼らがなぜこの時間帯にスタンドに立ち寄るのか、その習慣や日常の一部が紹介され、視聴者はまるで自分がその場所にいるかのような感覚を味わうことができました。

まとめ

この「ドキュメント72時間」の和歌山の格安ガソリンスタンド編では、ただのガソリンスタンドという場所を舞台に、様々な人々の人生の一コマが描かれました。日々の生活の中で、私たちがどれだけ多くの人々と関わり、またそこから得られる小さなエピソードにどれだけ意味があるのかを再認識させられた回でした。次回以降も、またどんな面白い物語が生まれるのか、非常に楽しみです。

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オモウマい店 群馬の名店『小林君八百屋』店主、『野沢屋』に

「歌う八百屋さん」と群馬の名店が対決!『オモウマい店』で繰り広げられる愉快なうなぎの味わい

11月5日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』では、群馬県の名物店主たちが織りなす、ユニークでエンタメ感満載のストーリーが展開されました。その中で、群馬県みどり市の八百屋『小林君八百屋』の松村哲夫さん(66)と、群馬県太田市のうなぎ屋『野沢屋』の店主、野沢武さん(75)が初めての対面を果たし、思わず笑ってしまうようなシーンが繰り広げられました。

歌う八百屋と名物うなぎ店主の出会い

『小林君八百屋』の松村哲夫さんは、地元で「歌う八百屋さん」として親しまれている人物。廃業を前に、群馬の名店を訪れるという目的で、『野沢屋』に足を運びました。その際、松村さんは野沢さんに「名刺代わりに」と、深谷ねぎ5kgの箱をプレゼントし、早速ギターを手に取って、ビートたけしの名曲『浅草キッド』を替え歌で披露。お店の空気を一気に和ませる、その姿にスタジオからも笑いが起こります。

うなぎの焼き方を学びながら絶品の味を堪能

『野沢屋』の名物は、生のうなぎを客自身が七輪で焼きながら食べるというユニークなスタイル。店主の野沢さんは、うなぎを焼く際のポイントを熱心に説明します。「皮からのせるんだよ」と、焼き方のコツを伝授。元気にビチビチと動くうなぎの姿に松村さんも驚き、「こんななるの?」と興奮を隠せません。

そして、いよいよ七輪でうなぎを焼き始めると、野沢さんからは「10秒だけ黙ってくれる?」と冗談交じりの指示が。松村さんは「てめえのうなぎはてめえで、娘のうなぎにちゃちゃ入れねえで、好きなように焼いてください」と、店主の言葉に従い、真剣に焼き始めました。このやりとりを見ていたヒロミさんは「キャラがぶつかり合うとこうなるんだね」と愉快そうにコメント。小峠も「ハレーション起こすんだ」と、番組の盛り上がりを楽しんでいました。

焼きたてのうなぎに感動

うなぎを自分で焼きながらタレをつけて食べるスタイルに、松村さんは「初めて自分で焼いて食べたけど、うまいんだね!」と大満足。焼きたてのうなぎの美味しさに舌鼓を打つ姿がとても印象的でした。特に愛知県三河一色産のうなぎは、絶品の味わい。タレの香ばしさと、ふわっとした食感が絶妙に絡み、松村さんは「うまい!」と何度も口にしていました。

名物店主同士の愉快な対決

『小林君八百屋』の松村哲夫さんと、『野沢屋』の野沢武さん、まったく違うキャラクターの2人が繰り広げるやりとりは、番組に登場する店主たちの中でも特にユニークで楽しいものでした。それぞれが自分の専門分野で腕を振るう姿に、視聴者も大満足。『オモウマい店』は、ただ食事を楽しむだけでなく、店主たちの個性やストーリーを通して、さらに深い感動を与えてくれます。

まとめ

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』で紹介された、群馬の名店『小林君八百屋』と『野沢屋』。歌う八百屋の松村さんと、うなぎの名店主野沢さんが繰り広げた愉快で心温まる対決は、視聴者に大きな笑いと感動をもたらしました。美味しい食事とともに、店主たちのユニークなキャラクターが印象に残るエピソードでした。次回の放送も楽しみにしています!