今年の「三井ゴールデン・グラブ賞」発表!巨人から4人受賞、ソフトバンクは最多5人
11月12日、野球界で最も権威ある守備の賞「第53回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が発表されました。今年は昨年、ゼロだった巨人から4人が選ばれ、注目を集めています。一方、パ・リーグではソフトバンクが最多の5人を輩出し、その守備力の高さを改めて証明しました。
巨人から4人が受賞、昨年のリベンジ
セ・リーグでは、今季セ・リーグ優勝を果たした読売ジャイアンツから4人の選手がゴールデン・グラブ賞を受賞しました。特に注目は、昨年ゼロだった巨人の受賞者が大幅に増えたことです。
• 投手部門:菅野智之(巨人)
4年ぶりとなる5回目の受賞。巨人のエースとしての安定した投球が評価されました。
• 一塁手部門:岡本和真(巨人)
初受賞。昨年まで三塁手としても受賞経験があり、今年は守備力の向上が光りました。
• 二塁手部門:吉川尚輝(巨人)
初受賞。守備範囲の広さやセカンドでの安定感が評価され、チームの勝利に大きく貢献しました。
初めて三塁手として受賞。長年遊撃手として活躍していたが、今季から三塁手に挑戦し、その守備力が光りました。
さらに、広島の矢野雅哉(遊撃手)、中日の岡林勇希(外野手)、阪神の近本光司(外野手)などが新たに受賞者として登場し、セ・リーグの守備力のレベルの高さが改めて証明されました。
パ・リーグでは、今季も強さを見せつけた福岡ソフトバンクホークスが両リーグ最多となる5人が選出されました。守備に定評のある選手が多く、チームの強さを支えた守備力が光りました。
• 投手部門:モイネロ(ソフトバンク)
初受賞。外国人選手として、安定した守備力が評価されました。
• 捕手部門:甲斐拓也(ソフトバンク)
2年ぶり7回目の受賞。鉄壁の守備力と強肩が相変わらず高評価を受けています。
初受賞。打撃だけでなく、守備にも定評があり、今季の活躍が評価されました。
初受賞。守備の安定感があり、攻守にわたる活躍が光りました。
• 外野手部門:周東佑京(ソフトバンク)
初受賞。抜群の守備力と俊足を持つ周東は、外野の守備で活躍しました。
さらに、西武の源田壮亮(遊撃手)は7年連続7回目の受賞を果たし、その守備力が依然として素晴らしいことを証明しました。
受賞者なしのチーム
残念ながら、セ・リーグではヤクルト、パ・リーグではロッテとオリックスが今年は受賞者なしという結果となりました。特にロッテとオリックスは、攻撃面での強さが際立ったシーズンでしたが、守備部門では他チームに一歩譲る結果となったようです。
まとめ
今年の「三井ゴールデン・グラブ賞」は、巨人が4人、ソフトバンクが5人と、各チームの守備力が大きな注目を集めました。守備の名手たちが揃い、今後のリーグ戦にも大きな影響を与えるであろうその活躍に、来季への期待も高まります。