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  • マイスター工房八千代 天船巻きずし どこで売ってる?

    兵庫県多可郡多可町八千代区の「マイスター工房八千代」 — 人気の天船巻きずしを味わおう

    兵庫県多可郡多可町八千代区にある「マイスター工房八千代」は、地元の食材を活かした美味しい巻きずしで知られる人気店です。テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で紹介されました。全国から多くの人が訪れるスポットとなっているようです。


    『天船巻きずし』 — 地元食材を使用した絶品巻きずし

    「マイスター工房八千代」で人気を誇るのは、『天船巻きずし』です。2019年の節分には、過去最高となる約18,000本が販売されたというほどの人気を誇るこの巻きずしは、その美味しさとこだわりが詰まっています。

    「天船」とは、お店がある地域の昔の呼び名で、巻きずしには地域の食材とスタッフの思いが込められています。具材は、キュウリ、シイタケ、かんぴょう、たまご、高野豆腐の5種類。ひとつひとつの具材には担当者がついており、毎日施設長が仕上がりを厳しくチェックしています。

    特に注目すべきは、平飼いのニワトリのたまご。地面で自由に動き回るニワトリが産んだたまごは、ふんわりとした食感と風味が特徴です。大きなキュウリもシャキシャキとした食感が楽しめ、そのみずみずしさが巻きずしの美味しさを引き立てています。


    注文方法と販売状況

    「マイスター工房八千代」では、人気商品のため注文が殺到します。毎日午前中にはほとんどの商品が売り切れてしまうので、当日購入を希望する場合は午前中にお店を訪れることをおすすめします。

    購入の流れは、まず店の入り口で番号札を受け取ります。この番号札は、店内に入るための整理券となります。特に人気の「天船巻きずし」を購入したい場合は、さらにその場で本数を伝えて、「本数券」を受け取ります。その後、レジで本数券を渡すと、厨房からできたての「天船巻きずし」が運ばれてきます。

    節分時など、特に多くの注文が入る時期には、約18,000本という大規模な販売数を誇ります。予約も可能で、予約分が優先されるため、確実に購入したい方は予約をしておくと安心です。


    こだわりの製法とスタッフの愛情

    「おいしいと自信を持って言えるものしか提供したくない」というのが、施設長の藤原たか子さんをはじめとするスタッフの思いです。毎日1,000本以上、休日には2,000本以上が巻かれ、その半分が予約用に提供されます。店頭で販売されるのは平日約500本、休日約1,000本です。

    そして、巻きずしに名前が入った包み紙が特徴。リピーターからは「○○さんが巻いたものが欲しい」といった声も寄せられるほど、スタッフ一人一人が責任を持って巻き上げる「天船巻きずし」は、食べるたびにその愛情を感じられる一品です。


    まとめ

    「マイスター工房八千代」の『天船巻きずし』は、地元の食材をふんだんに使った絶品の巻きずしで、兵庫県多可町八千代区の名物として多くの人々に親しまれています。テレビ番組にも取り上げられ、今や全国的に注目の的。店内での購入には整理券が必要で、特に節分などの繁忙期には多くの人が訪れます。美味しい巻きずしを確実に楽しみたい方は、午前中に訪れるか、予約をしておくことをおすすめします。

    ぜひ一度、こだわりの具材と職人の愛情が込められた「天船巻きずし」を味わってみてください。

  • 宮崎県の人気焼き菓子「ぼうちーず」 — どこで売ってる?

    宮崎県の人気焼き菓子「ぼうちーず」 — どこで買える?

    本日の、テレビ番組「秘密のケンミンショー」で紹介されて話題になった「ぼうちーず」。宮崎県小林市のパティスリー・ハラが作るこの焼き菓子は、アーモンド風味のサクサクしたサブレ生地の中に、たっぷりのクリームチーズが詰まった絶品スイーツです。その美味しさが話題となり、観光客や地元の人々にも愛され続けています。

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    ぼうちーずの魅力

    「ぼうちーず」の最大の特徴は、そのサクサクしたサブレ生地と、濃厚でクリーミーなクリームチーズの絶妙な組み合わせです。アーモンド風味のサブレ生地が軽やかで香ばしく、クリームチーズがふんわりと溶け込んでいるため、ひと口食べればそのバランスの良さに驚かされます。食べ応えがありつつも後味はさっぱりしており、何個でも食べたくなる美味しさです。

    そのため、宮崎空港でのお土産としても人気があり、観光客にも大変重宝されています。冷蔵保存で1週間楽しめるので、お土産にも最適です。また、化粧箱に入った贈答用のセットもあり、ギフトとしても喜ばれる一品です。


    どこで買えるのか?

    ぼうちーずを購入できる場所は以下の通りです:

    • 楽天市場:オンラインで購入でき、遠方の方でも簡単に手に入れることができます。
    • ふるさと納税:宮崎県小林市へのふるさと納税の返礼品としても利用でき、地域への貢献も兼ねて楽しめます。
    • 宮崎ブーゲンビリア空港ネットショップ:宮崎空港のオンラインショップでも購入可能。旅行ついでにチェックしてみましょう。
    • パティスリー・ハラのネットショップ:パティスリー・ハラ自家製のオンラインショップでも購入でき、こだわりのお菓子を手軽に楽しめます。

    どの場所でも簡単に購入できるので、宮崎に行った際にはもちろん、オンラインでも気軽に手に入れることができます。


    パティスリー・ハラ — 地元密着の職人の味

    「ぼうちーず」を手がけるパティスリー・ハラは、宮崎県小林市で15年以上の歴史を持つお菓子の製造・販売店です。地元の生産者から仕入れた新鮮な素材を使い、愛情を込めて作り上げたお菓子は、どれも職人の手によるもの。作り置きはせず、できたてのお菓子だけを提供しています。

    「ぼうちーず」のほかにも、マドレーヌフィナンシェロールケーキデコレーションケーキなど、多種多様な焼き菓子が並びます。どれも地元の素材を活かした素朴で優しい味わいで、多くの人に愛されています。


    まとめ

    宮崎県小林市の「ぼうちーず」は、テレビ番組「秘密のケンミンショー」で紹介されたことでも話題となった絶品焼き菓子です。オンラインでも購入できるので、宮崎に行ったことがない方でも気軽に楽しむことができます。贈り物にもぴったりな美味しい「ぼうちーず」、ぜひ一度ご賞味ください。

  • 岡山県高梁市 備中松山城 日本最強の城

    備中松山城 — 天空の山城と猫城主

    岡山県高梁市に位置する備中松山城は、国指定重要文化財であり、「現存12天守」の一つとして広く知られています。特に、その天守が現存する唯一の山城として注目されています。標高430mの臥牛山小松山山頂にそびえ立つこの城は、歴史的価値だけでなく、美しい自然景観でも多くの人々を魅了しています。

    日本最強の城に選ばれましたね


    天空の山城 — 備中松山城の魅力

    備中松山城の最大の魅力は、その幻想的な景観です。9月下旬から4月初旬の間、特に10月・11月には、雲海に包まれる光景を見ることができ、まるで空に浮かんでいるかのような姿を堪能することができます。この美しい光景から、備中松山城は「天空の山城」として親しまれています。

    また、城の立地は、登城することで壮大な自然の中に身を置くことができ、歴史的な建物と大自然が融合した魅力的な空間を楽しめます。展望台から眺める景色は圧巻で、四季折々の風景の変化を楽しむことができます。


    猫城主さんじゅーろー — 人気の猫

    備中松山城は、ただの歴史的な名所に留まらず、「猫城主さんじゅーろー」というユニークな存在でも知られています。平成30年の7月豪雨後、この城に住み着いた猫が「城主」として親しまれており、今では観光名所としてもその名を広めています。

    この猫は、SNSでも人気を集めており、InstagramやTwitter、Facebookなどでその姿を見ることができます。観光客もその可愛らしい姿に癒され、訪れる理由の一つとなっています。


    歴史とアクセス

    備中松山城は、16世紀に建てられ、長い歴史を持つ城です。天守は、江戸時代のものが現存しており、その美しい構造や壮大な作りは訪れる人々を圧倒します。

    アクセスについても便利で、駐車場は城まちステーション(5合目)に110台分、ふいご峠(8合目)には14台分があります。車でアクセスすることができ、歩いて山頂に登ることも可能です。また、トイレAEDなどの施設も整備されており、安全に訪れることができます。


    入城料と開城時間

    • 入城料

      • 大人:500円
      • 小中学生:200円
      • 団体割引(30人以上1割引、100人以上2割引)あり
      • 一部免除対象者あり(市内の小中学生、65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方とその介助者)
    • 開城時間

      • 4月〜9月:9:00〜17:30
      • 10月〜3月:9:00〜16:30
      • 最終入城時間は閉城時間の30分前
    • 休城日:12月29日〜1月3日

    また、共通券があり、備中松山城と周辺の施設(武家屋敷館、頼久寺など)をお得に回ることもできます。


    まとめ

    備中松山城は、ただの観光地ではありません。その歴史的な背景、幻想的な景観、そして可愛らしい猫城主さんじゅーろーに至るまで、訪れる人々にさまざまな魅力を提供してくれます。ぜひ、岡山を訪れた際には、備中松山城で素晴らしいひとときをお過ごしください。

  • 宮崎県都城市 郷土料理 ねりくり ねったぼ

    宮崎県の伝統的な「ねりくり」—甘藷(かんしょ)と餅の絶妙なハーモニー

    宮崎県の都城市を中心に伝わる、伝統的な郷土料理「ねりくり」。この料理は、甘藷(かんしょ)と餅を使った、香ばしくて美味しい一品です。甘藷の風味が引き立ち、きな粉をまぶして食べることで、その味わいが一層引き立ちます。今回は、「ねりくり」の歴史や作り方、地域の風習について紹介します。


    ねりくりとは?

    「ねりくり」は、宮崎県都城市で主に食べられている料理で、甘藷(かんしょ)と餅を使って作られる芋餅の一種です。餅と蒸した甘藷を一緒に練り混ぜて作るため、「ねりくり」という名前が付けられました。地域によっては「ねったぼ」や「ねったくり」、「からいも餅」などとも呼ばれています。

    江戸時代から続いているとされ、もともとはお正月に餅をついた後の最後の一臼に、煮た甘藷を加えて搗きあげて作られていました。このように、余った餅を使って作られるため、保存食としても重宝されてきました。また、農家の間食としても食されてきました。


    主な食材とその特徴

    「ねりくり」の主な食材は、甘藷(かんしょ)と餅です。宮崎県では、さつまいものことを「甘藷(かんしょ)」と呼び、これを使った料理が豊富です。

    • 甘藷(かんしょ):甘みが強く、栄養価も高いさつまいも。甘藷は蒸してから使用され、餅と混ぜることで、ほっこりとした甘さが引き立ちます。
    • :お正月に作った餅や余った硬くなった餅を使用します。これを甘藷と練り混ぜることで、食感と風味が増します。
    • きな粉:完成した「ねりくり」にまぶすことで、香ばしさが加わり、食べやすさがアップします。

    作り方

    「ねりくり」の作り方はとてもシンプルで、家庭でも手軽に作れるため、年末年始の風物詩として楽しまれています。以下に、約40人分のレシピをご紹介します。

    材料(約40人分)

    • 甘藷(かんしょ):3kg(正味)
    • もち米:1升(1.5kg)
    • きな粉:1袋(大さじ)
    • 調味料A(白砂糖:1kg、塩:大さじ1)

    作り方

    1. もち米の準備:もち米を洗い、10時間ほど水に浸しておきます。
    2. 甘藷の準備:甘藷は皮をむき、乱切りにして水に浸けてアクを抜きます。
    3. 蒸す:水切りしたもち米と甘藷をそれぞれ蒸します。
    4. 餅をつく:蒸し上がったもち米を餅つき機でつきます。
    5. 甘藷を混ぜる:もち米がつきあがったら、蒸した甘藷を加えてさらにつき混ぜます。
    6. 調味料を加える:調味料A(白砂糖と塩)を加えて、再びついていきます。
    7. 型に流し入れて固める:きな粉をひいた型に流し入れ、お好みの大きさに切り分け、上からきな粉をふりかけて完成です。

    食べ方と楽しみ方

    「ねりくり」は、お正月の餅つきの後に作られることが多く、余った餅を使って手軽に作ることができます。また、作りたての「ねりくり」にきな粉をまぶして食べると、その香ばしさと甘さが口の中で広がり、心も体も温まります。家庭で手作りすることで、家族や友人と一緒に食べることができ、食卓にぴったりな一品です。

    さらに、ねりくりの中に小豆あんを入れてアレンジを加えることも可能です。自分の好みに合わせて、おやつや間食として楽しむことができます。


    保存と継承

    「ねりくり」は、宮崎県内で広く食べられ、今も多くの家庭で親から子へと受け継がれています。また、JA宮崎経済連のウェブサイトには、ねりくりのレシピが紹介されており、地域外の人々にもこの伝統的な料理が広がっています。

    さらに、宮崎県内のスーパーマーケットや道の駅などの物産販売所では、「ねりくり」の具材や手作りセットが販売されており、県外からの観光客にも楽しんでもらえるようになっています。


    まとめ

    宮崎県の伝統的な郷土料理「ねりくり」は、甘藷(かんしょ)と餅を使ったシンプルで美味しい料理です。甘藷の甘みと餅のもちもち感、そしてきな粉の香ばしさが絶妙に組み合わさり、家庭で手軽に楽しむことができます。お正月に限らず、おやつとしても親しまれており、今も多くの家庭で受け継がれています。ぜひ、あなたもこの伝統的な一品を作ってみて、宮崎の味を楽しんでください。

  • 岡山県 伝統料理 高梁市 ブリ雑煮

    岡山県の伝統料理「ブリ雑煮」:お正月に欠かせない縁起の良い一品

    岡山県の高梁市をはじめとする南部エリアでは、お正月に食べる伝統的な料理として「ブリ雑煮」が親しまれています。この料理は、地域ごとに特色のある雑煮の一つであり、縁起の良い食材をふんだんに使って作られるおめでたい一品です。この記事では、岡山の「ブリ雑煮」の魅力を紹介します。


    ブリ雑煮とは?

    「ブリ雑煮」は、岡山県南部で広く食べられるお正月料理で、特にブリが主役となるのが特徴です。ブリは、ヤズ、イナダ、ハマチ、そしてブリと成長していく「出世魚」として知られ、縁起が良いとされています。このため、特別な日やお祝いの席では、ブリを使った料理が多く登場します。雑煮の中でも、ブリを使うことによって、豊かさや出世を祈る意味が込められています。


    使用する食材

    ブリ雑煮に使われる具材は、季節の根菜類や新鮮な野菜が中心です。一般的には以下の食材が使われます。

    • ブリ(煮付けまたは焼いたもの)
    • ほうれん草(茹でて切り揃える)
    • 大根(半月切りまたはいちょう切り)
    • 人参(大根と同様に切る)
    • ごぼう(歯ごたえがあり、味に深みを与える)
    • 百合根(やわらかな食感が特徴)

    また、だし汁は昆布鰹節で取るのが南部エリアの特徴であり、北部ではスルメでだしを取ることが多いです。


    作り方と飲食方法

    ブリ雑煮の作り方は比較的シンプルで、家族全員で楽しむことができる一品です。以下に基本的な作り方を紹介します。

    材料(5人分)

    • 丸餅:10個
    • ブリ:5切れ
    • 大根:100g
    • 人参:50g
    • ほうれん草:100g
    • だし昆布:適量
    • だしかつお節:適量
    • しょうゆ:適量

    作り方

    1. ブリを煮付ける:まずブリは、だしで煮て味をしっかりと染み込ませておきます。
    2. 野菜を準備する:ほうれん草は茹でて、3cm程度に切り揃えます。大根や人参は半月切りまたはいちょう切りで少し大きめに切ります。
    3. だしを取る:昆布と鰹節でだしを取り、大根、人参、百合根を加えて煮ます。味はしょうゆで整えます。
    4. 餅を煮る:別の鍋で餅をたっぷりの水で煮て、やわらかくなるまで調理します。
    5. 盛り付け:お椀に煮た餅を入れ、煮込んだブリ、ほうれん草、大根、人参などをきれいに盛りつけます。

    食べるシーズンと文化的背景

    「ブリ雑煮」は、お正月におせち料理とともに家庭で食べることが多い料理です。岡山県南部では、この伝統的な料理が年末年始の食卓を華やかに彩ります。親から子へ、子から孫へと代々受け継がれてきたこのレシピは、ただの食事ではなく、家族や地域社会の絆を深める大切な儀式としても重要な意味を持っています。


    現代的な取組と伝承

    岡山県では、ブリ雑煮をはじめとする伝統料理を次世代に継承するため、地域の保存活動やSNSを活用した発信が行われています。また、近年では商品化されたブリ雑煮の具材セットなども販売され、より多くの人々にこの伝統の味が広がっています。地元の保存会やイベントを通じて、若い世代への伝承が行われており、文化的な価値が一層深められています。


    まとめ

    岡山県南部の「ブリ雑煮」は、お正月を祝うための縁起の良い料理であり、地元の豊かな食文化を象徴する一品です。ブリの持つ出世魚としての意味や、季節の根菜を使った健康的な食材が、家庭の食卓を豊かに彩ります。この伝統的な料理は、親から子へ、また地域全体で大切に受け継がれ、未来へとつながっていくことでしょう。お正月にぴったりのブリ雑煮を、ぜひ一度ご家庭でも作ってみてはいかがでしょうか。

  • 岩手県の一関・平泉地方 もち食文化 しょうが餅

    一関・平泉の「もち食文化」:季節の行事と豊かな食文化

    岩手県の一関・平泉地方は、江戸時代から続く「もち食文化」で有名な地域です。特に、この地域では季節ごとの行事や人生の節目に欠かせない食文化として、もちが広く親しまれています。もちに関する儀礼や言い伝えも多く、現在もその伝統が息づいています。

    この一関・平泉地方の「もち食文化」は、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「和食」の一部として認められ、農林水産省からは「食と農の景勝地」として全国初の認定を受けています。地域独自の食文化が守られ、今なお多くの人々に愛されています。

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    一関・平泉のもちの種類:多彩な300種類のもち料理

    一関・平泉地方のもち料理はなんと約300種類にも上ります。甘いあんこもちやずんだもちだけでなく、エビやネギ、シイタケなどを使った惣菜もちも豊富に存在します。この地方で食べられるもちの種類は、食事からおやつまで多岐に渡り、地域ごとの特色が色濃く反映されています。

    例えば、「じゅうね」と呼ばれるエゴマを使ったもちや、「ふすべ」と呼ばれる囲炉裏で燻したドジョウを使ったもち(最近では鶏ひき肉を代用することが一般的)など、伝統的な具材を使ったもち料理は、地元ならではの味わいです。また、「しょうが餅」や「ずんだもち」なども、こちらでは人気の一品です。

    こうした多彩なもち料理は、地域の豊かな農産物と深い関わりがあり、地元の風土と密接に結びついています。


    もちが彩る季節の行事と風習

    一関・平泉地方では、もちが季節ごとの行事にも欠かせない存在です。農業が盛んなこの地域では、もちを食べることが豊作や健康、家族の幸福を願う重要な儀式として行われています。年末から始まり、1月から12月にかけて、さまざまなもちの行事が開催され、地域の人々はその伝統を大切に守り続けています。

    以下は、一関・平泉で行われる季節ごとのもちにまつわる行事の一部です。


    1月

    年末の「アメもち」

    年末、ついたもちを焼き、麦芽アメに浸してきなこをまぶした「アメもち」を食べる習慣があります。これは、寒い季節に心温まるおやつとして親しまれています。

    七草粥とお粥もち

    1月7日の七草の日には、七草粥にもちを入れて食べます。この日は1年を健康に過ごすため、七草を食べる風習があります。

    農始めの「ふくとりもち」

    1月11日には、農作業の始まりを祝う行事として、神棚から下げたお供えもちやきなこもち(ふくとりもち)を食べます。


    3月

    桃の節句と「よもぎもち」

    3月3日のひな祭りでは、よもぎもちや菱もちを神様に供え、食べることが習慣となっています。

    春彼岸の「牡丹餅」

    春彼岸には、赤飯や牡丹餅を祖先に供え、家族の健康を願う行事が行われます。


    5月

    菖蒲湯と「よもぎもち」

    5月4日には、菖蒲湯に浸かりながら、よもぎもちを食べて、心身のけがれをはらう風習があります。

    端午の節句と「かしわもち」

    5月5日の端午の節句では、男の子の成長と健康を願い、かしわもちや草もちを食べます。


    12月

    川上がりもち

    12月1日には、川魚獲りの終わりを祝う「川上がりもち」を作ります。地域ごとの風物詩として、この日にももちが食べられます。

    お年越しと「お供えもち」

    12月31日には、新しい年を迎える準備として、お供えもちを作り、神々に感謝の気持ちを込めてお供えします。


    まとめ

    一関・平泉のもち食文化は、季節の移ろいや行事を通じて、家族や地域の絆を深める大切な役割を果たしています。また、その豊かな種類や独自の調理法は、食文化としての魅力を再確認させてくれます。これからも、この伝統を守りながら、新しい風味を取り入れていくことで、もち食文化はさらに豊かに発展していくことでしょう。

  • 群馬県藤岡市「ラーメン銀華亭」の101歳現役店主、天川ふくさん

    101歳の現役ラーメン店員、天川ふくさんの生きる力とは?

    群馬県藤岡市にある「ラーメン銀華亭」。ここに、101歳という驚異的な年齢を誇りながらも、現役で厨房に立ち続ける天川ふくさんがいます。彼女は、週に6回、12時から13時のランチタイムに店に出て、まさに「生涯現役」を体現している存在です。その姿は、ただ働き続けるというだけでなく、まるで職人のような熟練の技と精神力で、客に美味しいラーメンを届けているのです。

    「ラーメン屋を開いたのは42歳から」

    ふくさんがラーメン屋を始めたのは42歳の時でした。それから長い年月が経ち、現在101歳。人生の半ばで新たな挑戦を始め、ここまで続けてこられた理由は一体何なのでしょうか。番組やメディアでも取り上げられる彼女の物語には、多くの人々が魅了され、世界中から客が訪れるようになっています。

    厨房での見事な手際と元気な姿

    毎日の開店準備に、ふくさんは欠かさず厨房に立っています。午前11時半の開店前、白いエプロンを締め、背筋を伸ばし、厨房に入っていく姿は、101歳の年齢を感じさせません。その手際の良さは、まさにプロフェッショナルそのもの。ラーメンの具材を軽やかに切り分け、絶妙なタイミングで麺を湯切りする。どの動きにも無駄がなく、まるで機械のように正確で、見ている者を驚かせます。

    忙しいランチタイムにもかかわらず、ふくさんは元気に厨房を駆け回り、時には客席までラーメンを運ぶこともあります。会計を担当する際には、使い込まれたそろばんをパチパチと弾き、素早く料金を伝えるなど、精力的に働いています。その姿勢は、周囲のスタッフや客にも大きなエネルギーを与えているようです。

    健康の秘訣と毎日の活動

    ふくさんが101歳にしてこんなにも元気でいられる理由は、単に「年齢を重ねているから」ではなく、日々の活動にあります。勤務中はほとんど立って動き続け、隙間時間にはスクワットやアキレス腱のストレッチを行うなど、身体のケアを欠かしません。たとえ仕事の合間であっても、体を動かし、健康を維持し続けているのです。実際、90代後半まで中華鍋を使ってチャーハンを作っていたというのですから、驚きです。

    彼女のその生き様は、後世に伝えるべき「生きる力」として、素晴らしいお手本になっています。仕事に対する情熱と誇りが、健康を支えているのでしょう。

    「後世に貴重な生きる姿を残したい」

    天川ふくさんがラーメン屋を始めた理由の一つは、「後世に貴重な生きる姿を残したい」という思いからだったと言います。その思いが、今もなお彼女を駆り立てているのでしょう。生涯現役を貫く姿勢は、年齢に関係なく、自分ができることを最大限に活かして社会に貢献するという力強いメッセージを伝えています。

    ふくさんが今もなお厨房に立ち続ける理由は、ただ食べ物を提供するためではなく、その背中を見ている多くの人々に「生きる力」を与えるためでもあるのです。

    まとめ

    「ラーメン銀華亭」の101歳現役店主、天川ふくさんの姿は、年齢に関わらず挑戦し続けることの大切さを教えてくれます。彼女の手際よく働く姿、健康を保つための積極的な努力、そして後世に残したいという強い意志は、多くの人々に感動を与え、勇気を与えています。

    群馬県藤岡市に訪れる際は、ぜひ「ラーメン銀華亭」に立ち寄り、ふくさんの元気な姿を目にして、その素晴らしい生き様を感じてみてください。

    news.yahoo.co.jp

  • 「令和ロマンの娯楽がたり」令和ロマン初冠番組 再放送

    「令和ロマンの娯楽がたり」初冠番組で若手芸人たちの熱い議論と分析が炸裂!

    2023年12月28日、テレビ朝日系で放送された「令和ロマンの娯楽がたり」は、令和ロマンがMCを務める初の地上波冠番組として注目を集めました。この番組では、令和ロマンとゲストたちがさまざまな娯楽やカルチャーをテーマに、疑問や謎をひたすら分析し語り尽くす1時間。新進気鋭の芸人たちの鋭い分析力とおもしろトークが展開され、視聴者に新たな発見と笑いを提供しました。今回1月3日 金曜 1:40の放送は1年前の初回放送のおさらいとの事です。

    「未完成のアイドル好き」の謎に迫る

    番組の一つのテーマは、「なぜ日本人は未完成のアイドルが好きなのか?」というもの。令和ロマンの髙比良くるまはこの問いに対して「昔はソロアイドルが多く、みんなが憧れる存在だったが、今では親しみやすさや共感性の方が重要視されている」と鋭い分析を展開しました。アイドルとの距離感がどんどん近づいている今、ファンとの関わり方やアイドル像が大きく変化していることが伺えます。

    また、アイドルの話題からはくるまが相方・松井ケムリの学生時代に、あるタレントのSNSで絡んでいたというエピソードも飛び出し、笑いを誘いました。この話は番組全体にリラックスした雰囲気を与え、出演者たちの個性が光りました。

    「5年後天下を獲る芸人は?」の激論

    次のテーマは「5年後天下を獲る芸人は?」ということで、番組は芸人たちの未来に迫る議論へ。Aマッソの加納は、「芸人の天下は今やネットの力を無視できない」とし、ネットがどれだけ芸人の影響力を拡大させているのかについて言及しました。これに続いて永野も自分の考えを述べ、「リアル天下はどんな形なのか」と真剣に語ります。

    さらに、ケムリが「プラットフォームの外からぶっ壊せる永野さんは強い」と“永野最強説”を唱える場面も。これに対してくるまが反論し、トークが過熱します。結果的に、くるまと永野の間で激しい論争が勃発。「あなたは正しいことを言っているけど、人気は出ないと思うよ!」という永野の鋭い指摘に、くるまがどのように反応するのか、視聴者はドキドキしながら見守りました。

    漫才理論とその魅力に迫る

    番組では、令和ロマンの漫才理論にも触れられました。特にM-1グランプリ2023で王者に輝いたばかりの令和ロマンが、どのような視点でネタ作りをしているのかを語るシーンは必見でした。くるまとケムリの関係性や、漫才に対するこだわり、また他の芸人との違いをどう感じているかという点にも焦点が当たりました。

    出演者たちの感想

    収録後、髙比良くるまは「この番組で生まれた全演者の忌憚なき意見が良かった」と振り返り、同年代であるゲストたちとの議論が非常に実りあるものであったことを語りました。さらに「永野さんが先生のような立場で、みんなが同級生だったらいい生徒会みたいだった」と感想を述べ、番組の楽しさを表現しました。

    一方、松井ケムリは収録時間の長さに驚きつつ、「永野さんが語った『天下を獲る芸人』の話にはビックリした」と、その独特な視点に驚きの声を上げました。

    まとめ

    「令和ロマンの娯楽がたり」は、ただのトーク番組ではなく、娯楽やカルチャーについて深く掘り下げ、芸人たちの本音が炸裂する非常に面白い番組でした。令和ロマンがMCを務め、Aマッソ加納や永野、ケムリらがゲストとして参加することで、若手芸人たちの切磋琢磨した議論が繰り広げられました。

    特に、アイドル文化や芸人の未来に関する鋭い分析、さらには漫才理論の深堀りなど、視聴者にとって新たな発見や考えさせられることが多かったことでしょう。令和ロマンが初めてMCを務める冠番組として、今後もこのような鋭い議論を交えながら、多くの視聴者に新しい視点を提供してくれることが楽しみです。

     

    出演者
    ・MC 令和ロマン 
    ・ゲスト 加納(Aマッソ)、新内眞衣、TaiTan(Dos Monos)、永野、蓮見翔(ダウ90000)、平沢あくび、山崎怜奈

  • 高島城(長野県)温泉&浮城 湯築城(愛媛県)道後温泉

    冬の温泉と歴史が融合!「高島城」と「湯築城」の魅力を深掘り

    2024年1月3日放送の『日本最強の城スペシャル』では、冬に行きたくなる城を特集し、その中で紹介されたのが高島城(長野県)と湯築城(愛媛県)。両城とも温泉と深い関わりがあり、歴史とともに温泉地の魅力を堪能できるスポットとして注目を集めています。それぞれの城がどのように温泉と結びついているのか、その魅力を紹介します。

    エントリーナンバー7:温泉完備!諏訪の浮城 高島城

    高島城は、長野県の諏訪湖のほとりに位置し、まさに「浮城」とも言える美しい景観を誇ります。特に冬の季節には、氷点下10℃以下の日々が続くと、諏訪湖に現れる御神渡りという自然現象が見られ、幻想的な風景が広がります。高島城の大きな特徴は、なんといっても温泉とのつながりです。城内には温泉が完備されており、その温度はかなり熱いとのこと。温泉地としても知られる諏訪湖周辺ならではの魅力です。

    また、高島城の防御構造にも注目すべき点があります。天守は水堀と石垣に守られ、周囲には丸太を使って組み上げられた石垣が特徴的です。屋根は軽くするためにこけら葺きが使用され、建物の軽量化が計られたそうです。温泉とともに、この城の歴史を感じながら、温かい湯につかることができるのは、まさに「ほっこり」できるひとときです。

    エントリーナンバー8:名湯のそばに名城あり 湯築城

    続いて紹介されたのは、湯築城(愛媛県)です。湯築城は、道後温泉という名湯のそばに位置しており、ここも温泉と城が融合したユニークなスポットです。道後温泉は、古くから湯治場として知られ、湯築城の周辺にはその歴史が色濃く残っています。

    城内には、水堀高井土塁など、戦国時代の城の姿が色濃く残り、その中でQRコードを読み取ることで、土塁の断面や城門の堂々たる姿を目の前に見ることができます。また、湯築城には武家屋敷の復元もあり、城主の屋敷周辺の様子を体感できるエリアもあります。さらに、城の北側には温泉の源泉を集めて分配する装置が設置されており、まさに温泉と城が密接に関わっていたことが伺えます。

    温泉ゆかりの城:ゲストの見解

    番組内でのトークでは、ゲストたちが温泉とお城の関係についても触れました。春風亭昇太さんは、「当時、病院がない時代に温泉は湯治場として重要な役割を果たしており、まるでお城の中に病院があるようなものだった」と話し、温泉と城がセットであることが多かったことを指摘しました。

    また、影山優佳さんは、「温泉がある城は友達を誘いやすい」というコメントをし、温泉というリラックスできる要素が、城に興味がない人でも訪れやすくするという点に触れました。温泉と歴史的な城の組み合わせが、訪れる人々にとって一層魅力的な理由となっています。

    最強の城:ゲストのおすすめ

    番組では、これまで紹介した城の中からゲストたちが選んだ「最強の城」も発表されました。高橋英樹さんは松本城を選び、「冬に行くべき場所として、冷たいお蕎麦を楽しむのにもぴったりだ」と話しました。松本城の黒い天守と雪景色のコントラストが美しく、四季折々に違った魅力を見せてくれることが評価されました。

    まとめ

    温泉と歴史が織りなす魅力的な城巡りは、特に冬にぴったりです。高島城湯築城のような温泉ゆかりの城は、歴史と温泉の両方を楽しむことができる貴重なスポットです。これらの城を訪れ、温泉に浸かりながら、古の時代の雰囲気を感じることができるのは、まさに贅沢なひとときです。2024年の城巡りは、ぜひこれらの名城を訪れて、心も体も温まる経験をしてみてください。

  • 岩殿城(山梨県)、伊豆長浜城&山中城(静岡県)冬の絶景と戦国の遺産

    冬の絶景と戦国の遺産を感じる!日本最強の城スペシャル 第4弾:岩殿城、伊豆長浜城、山中城

    2024年1月3日放送の『日本最強の城スペシャル』では、戦国時代から続く歴史的な城が特集されました。今回は、岩殿城伊豆長浜城、そして山中城という、いずれも戦国の舞台となった重要な城を紹介。各城には独自の魅力があり、冬に訪れるべきスポットとして大きな注目を集めています。これらの城がどんな風に過去の歴史を物語るのか、そしてその絶景をどう楽しめるのかを詳しく紹介します。

    エントリーナンバー4:岩殿城

    次に紹介されたのは、岩殿城(山梨県)。岩殿城はその名の通り、巨大な岩壁に建てられた城で、まさに圧倒的な存在感を放っています。約500万年前、ここは海だったとされていますが、地殻変動により隆起して岩山が形成されました。その壮大な自然の力を感じることができるのが、この城の魅力です。

    岩殿城は、周囲の絶景とのコントラストが美しく、季節ごとに異なる風景が堪能できます。特に冬の季節には、遠くに見える富士山とのコントラストが素晴らしく、その雄大な景色に圧倒されること間違いなしです。さらに、城の周辺には修験道の跡も見られ、戦国時代の要塞としての威圧的な役割を感じさせる遺構が残っています。

    エントリーナンバー5:伊豆長浜城

    次に紹介されたのは、伊豆長浜城(静岡県)。伊豆長浜城は、戦国時代に関東を支配した北条氏の水軍の拠点として知られています。この城の特徴は、駿河湾富士山を一望できる絶景です。城の周囲は湾内に広がる美しい景色が広がり、海上からの眺めはまさに圧巻です。

    また、伊豆長浜城は戦国時代における海上戦の要所でもあり、戦艦の整備やメンテナンスが行われる場所でもありました。これにより、敵勢力を牽制し、海を支配する力を誇示していました。城内からは、歴史を感じさせる船や戦艦の遺物も見られ、戦国時代の海上戦の激しさを感じることができます。

    エントリーナンバー6:山中城

    最後に紹介されたのは、山中城(静岡県)。この城は、箱根山の近くに位置しており、静岡県と神奈川県にまたがる巨大な土作りの城です。特に特徴的なのが、障子堀と呼ばれる防御機構で、これが山中城のシンボルとなっています。障子堀は、敵が足を取られて動けなくなったところを攻撃するという巧妙な仕掛けで、防御に非常に優れています。

    また、山中城のもう一つの魅力は、富士山を望むことができる景観です。障子堀を越えると、富士山の雄大な姿が目の前に広がり、その美しい風景を楽しむことができます。山中城は、豊臣秀吉の大軍が押し寄せる中で北条氏が防衛ラインの要として築いた城で、歴史的にも非常に重要な役割を果たしました。

    バーチャルお城ツアー

    番組の後半では、最新のVR技術を駆使したバーチャルお城ツアーも紹介されました。千田先生影山さんが、KAORIさんの案内で、肥前名護屋城和歌山城、そして福山城を巡る体験を行いました。VRを使うことで、現地に行かなくても天守や瓦の金箔、さらには空からの絶景を楽しむことができ、城巡りの新しい楽しみ方を提案していました。

    まとめ

    今回紹介された岩殿城伊豆長浜城山中城は、いずれも戦国時代の歴史を今に伝える重要な城です。冬の季節に訪れると、富士山とのコントラストや、自然の中での歴史を感じることができ、特別な体験が待っています。また、障子堀修験道の跡など、城に隠された工夫や秘密を解き明かすことも大きな魅力です。

    これらの城は、どれも戦国時代の戦略的な重要拠点として、その遺産が今も大切にされています。城巡りをするなら、ぜひ冬に訪れて、これらの城の美しい景色と歴史を堪能してみてください。